「イヨさん貴女の言っている事が本当なら、立場的にトワさんとレイさんの敵ですよね?」
パパイヤがイヨに聞く。
「そうだよそれがどうしたの?」
「それが、今回協力したのは本当に大神一郎さんを助ける為だけですか?」
「それはどういう意味かな?」
「貴女にとって私達とグレースさん達の・・・いやプリキュアの力に興味を持っている事は知ってます」
「「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」
イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。
「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」
「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」
「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」
「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」
のどかがイヨに向けて言う。
「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」
「私達はトワさんからこういう話を聞いてるので」
「成程確かに、そういう時期もあったね」
「でもねこれも事実なのよ」
「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」
「「ええーー」」
「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」
「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」
「ふむ、そうなるとイシュメルガの可能性がありますね」
「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」
「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」
「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」
!!
「それはどういう事ですか?イヨさんは健二さんの仲間ですよね」
サマーがイヨに聞く。
「私は米田健二の家族でもあるけど、融合世界になった頃から米田健二のコントロールする為の仕事が多いけどね」
「まあとりあえず、貴女達はここから離れて紫藤直哉と合流しなさい」
「「「「はい」」」」
「貴女達を助けるのは今回限りと思うけどね」
そう言ってイヨは、健二と合流しまなつ達は直哉と合流しそのままお墓型戦艦の中に入った。
お墓型戦艦の中・・・
「「「「「ええーー」」」」」
「嘘でしょう。なんで中がこんなに広いのよ」
「あ、お帰り直哉君とまなつちゃん達」
「あ、のどかさん」
「このお墓どうなってるんですか?快適なんですけど」
「ああ、それは融合世界を行き来する為の戦艦だからだよ」
「「「「「ええーー」」」」」
「「「「「このお墓が戦艦」」」」ですって」
「うんこの戦艦を使えばまなつちゃん達の世界にも行けるんだけど、下手したらシンフォギア世界で起きた事が起きるのを避けたいの」
「「「「成程」」」」
「それに米田健二さんもいるからね」
時を少し戻して・・・
魔空空間が敗れた直後のシンフォギア奏者達は・・・