新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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今回は突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたに出ている話も出てきます。

ご了承ください



ブルーに会う前に・・・

「「「直哉君」」直哉っち」

 

そしてのどかが直哉にそっと抱きついた。

 

「直哉君大丈夫だから確かに体と力を奪われるのは嫌だよね」

 

!!

 

のどかのの言葉に直哉が小さく反応する。

 

「私もまさか話に聞いた佐谷直哉君が出て来るなんて思わなかったよ」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

「ねえ、直哉君ちゆちゃん達に佐谷直哉さんの世界の最後の時の事言って良い?」

 

「のどかさんそれは・・・」

 

「「のどか聞かせて」のどかっち聞かせて」

 

 

ちゆとひなたがそう言う。

 

「でも・・・」

 

直哉は渋る。

 

 

「直哉君私達も敵について知りたいの、お願い」

 

「わかりました」

 

そして直哉は、佐谷直哉の世界の事を話し出した。

 

「すまない二人とも私達も無茶な要望をしているのはわかっている。しかし、帝都市民を見殺しには出来ない。幸い君達2人が来れば、帝都破壊はしないと言ってきた」

 

「「・・・」」

 

「用は貴方は、私達を売ったんですね」

 

「ああ、そう思って構わない」

 

!!

 

「・・・」

 

米田健二の中にいる佐谷直哉は過去を思い出していた。

 

 

 

帝都東京

 

直哉とさくらは政府の重鎮達によって、大帝国劇場に連れてこられた。

 

「ご苦労首相、君達は戻りなさい」

 

「我々は約束を果たしたぞ、これ以上街を破壊するなよ」

 

「ああ、約束しよう。と言うよりもうこの世界に私の興味は無いがな」

 

そして叉丹は、二人を天海の所まで案内した。

 

 

「久しぶりじゃな二人とも」

 

「天海さん今回私達を呼んだのは、私と直哉君を処刑するためですか?」

 

さくらが天海に聞く。

 

「いや今回お前達を呼んだのは、ネウロを追いかけてほしいのじゃ」

 

「「ええーーどういう事ですか」」

 

「あやつは、魔装機兵黒龍を作り上げ、並行世界に行ったんじゃ、あやつはワシや、叉丹以上の悪魔じゃ、このままじゃと、あやつのせいで全ての世界が永遠の闇に包まれるじゃろう」

 

「それでやつが向かった世界は、お主達と会った事のある紫藤直哉の世界に向かった可能性があるのじゃ」

 

「「ええーーー紫藤直哉さんの世界にーー」」

 

 

「叉丹二人を並行世界紫藤直哉の世界へ送る準備は出来ておろうな」

 

「はっ天海様」

 

「よしそれならば、二人ともネウロのことを頼むぞ」

 

「ちょっと待って下さい天海さん何故僕達にこんな事をやらせるんですか?」

 

直哉は天海に聞く。

 

「これは不思議な事を聞くな、小僧お前達はわし達に負けたのじゃよ、敗者は勝者に従うこれは当たり前じゃと思うのじゃが」

 

「そ、それは・・・」

 

直哉とさくらは紫藤直哉の世界へ移動した。

 

「これが佐谷直哉さんが、自分の世界での最後の会話です」

 

 

「「そんな、帝国華撃団が負ける未来があるなんて」」

 

「そして、佐谷直哉さんは米田健二に取り込まれその後佐谷直哉さんの世界は米田健二によって最終的に崩壊されました」

 

 

「成程佐谷直哉さんの世界は、米田健二が動く前に世界としては瀕死状態だったのね」

 

「ええ、佐谷直哉さんの世界の黒之巣会によってですけど」

 

 

 


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