東京湾での戦いから翌日・・・
米田健二も含む花組は米田司令の指示により地下司令室に集合していた。
「皆おはよう」
「「「「「「「「「おはようございます司令」」」」」」」」
「親父朝早くから集合かけるなんてどうしたんだ?」
「何、大神一郎を救出する方法を見つけたのでなその報告さ」
!!
「「「「「「「「米田司令それは本当ですか?」」」」」」」」
「親父それは本当かよ?」
「ああ、昨日の戦いによって確信した」
「「「「「「「「「え、昨日の戦いで?」」」」」」」」」
「そうだ、昨日お前達の戦いに乱入した謎の怪物が消滅後、大神一郎を救出する為の新たな条件が出現したのだ」
「「「「「「「ええーー」」」」」」」」
「それはまじかよ親父」
「ああ、帝国華撃団は、2日後王子に出撃をして貰う」
「何で今日じゃいけないんだ?」
「ああ、今王子では妖気の濃度が濃いからな、ある程度濃度を薄めないと人間が活動出来んからな」
「何せ昨日まで王子は閉鎖空間の中にあったからな」
「成程な」
その頃直哉達は・・・
「のどかさん。ちゆさん。ひなたさん。アスミさん昨日はお疲れ様でした」
「「「「お疲れ様直哉君」直哉」
「正直な所僕達の姿を見られないで鏡型メガビョーゲンの浄化が出来て良かったです」
「そうだね花組皆さんのおかげだね」
「でもどうして京極さんがナノビョーゲンを持ってたんだろう」
ひなたがそう言う。
「それは多分あの時と思いますよ」
「「「あの時?」」」
「此度の作戦は実験だ」
「「「「実験ですか」」」」
「そうだ。バテデモーダお前は、中心世界の暦で11月9日に人間共が大きな動きをする。その中でお前には黒鬼会と言う組織に潜入しろ」
「ええーーーおいらが人間共の組織に」
「その黒鬼会と組織は、帝国華撃団と戦っている。つまりバテデモーダお前の力も奴等と戦えるだろう」
「まあそうですね。それが今回の実験にどう繋がるんで?キングビョーゲン様」
「我等の目的は融合世界を蝕む事だが、邪魔な紫藤直哉とプリキュアだけでなく、帝国華撃団も奴等と共闘して、邪魔をしていたな」
「だが、我等には帝国華撃団と対抗する手駒が少ない」
「「「「確かに」」」」
「その戦力補給するのがバテデモーダお前の目的だ。ダルイゼンお前は今中心世界で黒鬼会が行動起こす時にメガビョーゲンを使い、黒鬼会を助けてやれいいな」
「「了解」了解す」
そしてバテデモーダとダルイゼンは、中心世界の帝都に向かった。
「京極はこのタイミングでナノビョーゲンを貰ったのでしょうね」
「「「「成程」」」」
「それで直哉君、特殊遊撃部隊としてどう動くの?」
ちゆが直哉に聞く。
「とりあえず帝国華撃団と歩調を合わせますよ。そして花組で対処できない場合こちらが動くと言う感じですね」
「成程ね」
その頃帝国華撃団は・・・
「親父解散前に質問良いか?」
「何だ健二?」
「東京湾での戦いの最後に出た。巨大な鏡の怪物は一体何なんだ?」
「ああ、あれかあれは正真正銘の謎の敵だな。帝都に数回現れては来てるから、調査が進まないのだ」
「ふーんそうなのか」
「他に、聞きたい事がなければ、皆劇場の仕事に戻って構わん」
そして帝国華撃団緊急ミーティングは終わった。
「おっとさくらすまないがおつかいを頼みたいから後で支配人室に来てくれ」
「わかりました。支配人」
支配人室・・・
「すまんが、今月の代金をいつもの所に届けて欲しい」
「わかりました支配人」
そしてさくらは、大帝国劇場をでて鶯谷に向かった。