新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますそれとサクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達が再びその作品の設定で出てきますのでよろしくお願いいたします。



融合世界誕生前の世界について知る3人3

「「「まさかと思うが7人世界の主人公にも世界を崩壊させる力があったのか?」」」

 

「いえ7人世界の主人公にはそう言う力は無いのですが、米田健二と出会い本来の物語を歩むことが出来なくなりました」

 

そして結果的には7人世界全体で異世界に跳ばされその世界で7人世界は消滅しました」

 

「ですが主人公達の魂は神達により回収されているので問題ないんです」

 

「「「成程」」」

 

「次に融合世界の中心世界の元となった幼馴染世界の説明をしますね」

 

 

そして響は別の映像を再生した。

 

 

「さくらさんちょっと、これから出かけるので一緒に来てくれますか?」

 

「ええ、私ですか?」

 

 

「一応護衛と言う事で」

 

「わかりました、着替えるので、待っててください」

 

そして、さくらと直哉は、帝劇から出て行った。

 

 

上野公園・・・

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

映像中断・・・

 

「これが幼馴染世界の紫藤直哉さんが7人世界の主人公との初の出会いでした」

 

「「「成程」」」

 

「なら、幼馴染世界の敵は、活動出来ずにいたのか?」

 

「7人世界の彼が来た事で?」

 

「ええ、そういう事になります。奏さん」

 

 

「迷惑な事だな」

 

「しかし彼等以外に、幼馴染世界のに来ていた敵もいますけど」

 

「「「何だと!!」」」

 

そして響は、少し早送りをした後再生した

 

 

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

 

「「「何――鬼がいたのかよ」」」

 

 

翼達は映像を見て驚いていた。

 

「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」

 

「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」

 

「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」

 

「まあそれもありますが、表のすこやか市とかも実際に融合世界に来たりしてるので、余計に原作世界のイベントには注意をしてますね」

 

「「「成程」」」

 

 

「まあ、ワイズマンやその他の敵がその世界のバランスを壊すならこちらも迅速に動きますよ」

 

 

「さてと、融合世界誕生前の世界についてはこれで終わりますね」

 

「「「ああ」」」

 

そして響達は、その日の夜まで帝都観光をしていた。

 

 

そして帝国華撃団による王子解放作戦の日が来た。

 

 

 

 


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