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「じゃあ大神さんが私以外の女性と一緒になると言いたいの?響さんは」
「ええ、そうですねそれに今回の事件は帝国華撃団全員にとってはチャンスですよ。これまで大神さんは、帝国華撃団の隊員の中で好意を持っているのかを知るには」
「でも私は・・・」
「さくらさんは大神さんを好きなのですよね?」
「それなのに、自分に素直になれないんですか?嫉妬だけはしっかりするのに」
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「まじか、響さくらってそう言う一面があるのかよ?」
「ええ、鬼嫁の資質はありますね確実に」
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「おいおい、さくら独占欲強いな」
「そんな事無いですよ。支配人」
「自覚無いのなら別にいいですけど、たださくらさんがしなければ平光ひなたちゃんがすることになりますけどいいんですね?大神さんを助ける役目を」
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「それは嫌ですけど、して起きなかったらショックじゃない」
「やっぱりさくらお前独占欲ありすぎだろう」
「もし、して起きなければ新たな恋を見つければいいんじゃないですか?」
「この世は大神さんだけが、男じゃないので普通はそう思いますよ。ちなみに私達の世界の考えでは、さくらさんのような方は、なかなか出来ませんよ」
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「どうして?」
「相手にとってさくらさんの愛が重すぎるからですね」
「ああ、成程な響達の時代では、互いの自由を尊重しているのか」
「ええ、あくまで結婚前なら互いに合わないなら、別れて新たな相手を探すと言うのが、一般的ですよ」
「成程な」
「とりあえずさくらさんは今から、まなつちゃん達ともう1つのすこやか市に行ってください。そこに最後の偽りの魔神器を破壊をしたら大神さん達が乗る船と新たな世界が、現れる筈なので」
「わかったわ」
そう言ってさくらはまなつ達と一緒にもう1つのすこやか市に向かった。
「さて漸く最後の偽りの魔神器の事を話せるな」
「そうですね。米田さんこの音声を聞いてください」
「どうしたの?グレ響」
おいおい太陽、どういう事だよまた帝都上空に空中要塞武蔵があるんだが」
「ええーーグレ響どういう事空中要塞武蔵が中心世界にあるの?」
「それを聞いているのは、わたしなんだが・・・まあいい、後15分くらいで紫藤直哉の家に着くからそれから、中心世界に起きた事を教えてくれ」
「太陽お前達は空中要塞武蔵が、復活している事は知らなかったんだな」
「うん全然知らなかった」
「なら私が見た空中要塞武蔵も京極が生き返った事による京極が希望した事か」
「多分ねそして偽りの魔神器の最後の1つは、空中要塞武蔵の中にあると思う。
音声終了・・・
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「おいおい、復活したのは京極だけでなく空中要塞武蔵もかよ」
「ええ、そうみたいです」
「しかし、最後の偽りの魔神器の保管されている場所が、空中要塞武蔵の中とは、ある意味盲点だったぜ」
「問題は空宙戦艦ミカサが武蔵の所まで行けるかどうかなんですよね」
「どういうこった?」
空中要塞武蔵の場所が、帝都上空なんですけど。宇宙空間に近い位置なんですよね」
「何だと!!」
米田は響の言葉を聞き驚いていた。