「何だ何だ?」
「大変です米田司令格納庫の地下から、紅のミロクが攻めて来ました」
「何だってーー」
「あのおばはんまだ生きておったんかい」
「アイリスしつこいおばさん嫌いだよ」
「直哉どうする?」
「まだ帝国華撃団の上司は米田さんなので大神さん達はそちらに聞いてください。僕達は仲間と合流後帝都周辺の監視をしておきます。この襲撃に合わせて少なくともノイズを操る者達が動くかもしれませんし」
「確かにその方がいいか」
「帝国華撃団と寝食を共にしているリィンさんは大神さん達の援護をヴァリマールは使わないでください。もし使ったら大帝国劇場は倒壊しますから」
「ああ、わかった。」
そして直哉たちと帝国華撃団はそれぞれの行動に出たのだった。
その頃二人の響とユウナとミリアムの四人が直哉の連絡を受けて日比谷公園に行くとそこには、葵叉丹とノイズを操る者ウィルこと紫藤隼人がいた。
「フフ、流石だなお前達は紫藤直哉に言われここに来たのか?」
叉丹が明るい響に聞く。
「そうだよここが六覇星降魔陣の最後のポイントですよね」
「フフ、そこまで知っているのか?ならば私を倒すか?」
「いえ、葵叉丹。私達が倒すのは貴方の隣にいるウィルと名乗る者です」
「何だと‼お前達は六覇星降魔陣の阻止では無いのか?」
「そんなもの止めるなら、楔を取り出せばいいだけだろ?お前達が術を発動させる前にな」
「こちらには埋め込む場所全て知ってるからな」
「何だと‼」
叉丹がグレ響の発言に驚くのだった。
「そこまでいっていいのもう一人の私?」
響がグレ響に聞く。
「そんなものもう知られた所で奴等の目的は達成されるから別にいいと思うがな?」
「それもそうか」
「響さんそんなあっさり納得するんですか?」
ユウナが突っ込む。
ゴゴゴゴーー
その時帝都全域に地震が起きた。
「「「きゃあああなんなんですか」」」
「叉丹もう六覇星降魔陣が発動したのか?」
ウィルが聞く。
「いやまだのはずだ」
「フフ、いやー助かりましたねこちらの世界にも地底世界ラ・ギアスがあって」
そう言って、咒霊機ナグツァートが姿を現した。
「あ、ワカメ男の機体だ。
「誰がワカメ男ですか?」
ルオゾールは、丁寧に響達の前に姿を出すと、一斉に響が言ったことに納得した。
「「「「「「本当に頭がワカメだ」」」」」」」
「まだワカメ男というのならいでよ、デモンゴーレムよ」
そう言ってルオゾールは岩のような亡霊を20体以上を召喚し、ルオゾールはそのままナグツァートでどこかにとんでいった。
その頃ミロクと戦っている帝国華撃団は・・・
「今度こそわらわが地獄に落としてやるぞ帝国華撃団」
「けっそう簡単に行くと思うなよおばさん」
「きーーー誰がおばさんだとーー許さん」