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「「「「さくらさん大丈夫ですか?」」」」
融合世界のちゆと原作世界ののどか達が気絶しているさくらを見つける。
「「「これは一体どういう事?この部屋だけがボロボロなのに、他の所は無傷なの?」」」
「ちゆ、ここで魔空空間を使った形跡があるペン」
融合世界のぺギタンが、ちゆに言う。
「「「魔空空間って何?」」」
「それはね・・・」
「「「成程降魔達が作り出す異空間なんだ」」なのね」
「ええ、その空間の名残があるのよこの部屋に」
「「「「「「そうなんだ」」」ラビ」ペン」ニャン」
「とりあえずさくらさんを違う場所に連れて行きましょう」
「そうだね、それにこの部屋の事もどうにかしないと」
そして4人は行動を開始した。
その頃中心世界の帝都の大帝国劇場では・・・
米田がその夜花組を集め説明を始めた。
「皆すまないこんな時間に、大神救出する為に必要な最後の魔神器の場所が判明した。それがこの場所だ」
「「「「「「「ええ―――嘘ーー」」」」」」」
「おいおい、まさかの武蔵の中かよ司令」
「そうだカンナ」
「でもおかしいでーす。空中要塞武蔵なら崩壊した筈です」
「織姫空中要塞武蔵も京極と共に、未来から来た敵によって復活させられたのだ」
「「「「「「「ええーー」」」」」」」未来からだってーー親父もそんな事を信じるのかよ」
「信じるも何もない。事実だからな」
「それにお前達も経験をしてるだろう?」
そう言って、米田司令はその時の映像を出した。
「健二お兄ちゃんん降魔全部倒したみたいだよ」
「ああ、わかったけど、まだ何かが起きる気がする警戒をしてくれ」
「「「「「「「了解」」」」」」」」
「へえ―やるねえ、だがこの空間の中ならどうかな?」
「魔空空間発動)
上級降魔朧の声により、魔空空間が芝公園を中心に発生し、魔空空間に取り込まれた地域は帝都とは、完全に遮断されていた。
「クク、さて第二幕の始まりだぜ帝国華撃団」
その頃大帝国劇場地下司令室では・・・
!!
「大変です。副司令花組との通信が途絶えました」
「何ですって、椿由利復旧はどうなってるの?」
「芝公園を中心に突然出来た空間が通信を受け付けなくしているようです」
「それって由利さん芝公園を中心に出来た空間の中は異世界と言う事ですか?」
映像停止・・・
「あの空間の名前は、魔空空間と呼ぶらしい」
「「「「「「「「魔空空間!!」」」」」」」」
「あの魔空空間内部では、降魔等を強化状態にした状態で戦わせることが出来るらしい。逆に光武改等の霊力関連の伝達を悪くさせる効果がある事がわかった」
「成程な、それで光武改がおかしかったんやな」
そういう事だ。紅蘭」
「しかし、親父良く、こんな情報を手に入れたな」
「ああ、それは全て特殊遊撃部隊の調査によって判明した事だからな」
「親父特殊遊撃部隊とは何なんだ?」
「すまん健二老人達によって特殊遊撃部隊についての情報開示は基本出来ないんだ」
「そうなのか」
「ああ、すまんな」
「しかし米田司令、あの空中要塞武蔵は以前現れた高度より高い所にいますけど?」
「ああ、あの高度では空宙戦艦ミカサでは届かん」
「「「「「「「ええーー」」」」」」」
「じゃあどうするの?」
「心配するなアイリス。ちゃんと対策はあるから。ただ急に決まった事だから最終調整に3日はかかるんだよな?紅蘭」
「せやね、うちも明日はそれの最終調整をする事になってるんや」
「そういう事だから、大神救出作戦の最終段階の作戦開始は3日後だ」
「「「「「「「「了解」」」」」」」」