「それで直哉君どうしてまなつちゃん達を連れて来たの?」
融合世界のちゆが直哉に聞く。
「ええ、当初は念の為に来て貰ったんですが、つい先ほど帝国華撃団が空中要塞武蔵のなかにある。最後の偽りの魔神器を破壊する作戦開始したと飛鳥から連絡を受けた時京極達の通史ウを受けたと聞いて聞くと・・・」
「ふっやはりそちらに、真宮寺さくらがいたか」
「ああ、だが俺の妖気をかなり飲んだからな。操る事は可能だ」
「そうか・・・なら予定通り俺が武蔵に来る帝国華撃団を倒す」
「そして朧お前が、真宮寺さくらとヌメリーとエルダを使い特殊遊撃部隊を倒せ」
「了解だぜ京極」
「京極と朧は、それぞれの場所で帝国華撃団と僕達特殊遊撃部隊を相手するみたいですね」
「「「「成程」」」」
「なら直哉君は飛鳥ちゃんて子から聞いたの?」
原作世界ののどかが直哉に聞く。
「いえ、違いますよのどかさん。僕達が最初に聞いたのは佐谷直哉からですよ」
「「「「ええ――」」」」
融合世界のちゆと原作世界の3人は、紫藤直哉の言葉に驚いていた。
そして直哉がその時の事を話し出す。
「とりあえずこの場にいる全員この映像を見て欲しい」
佐谷直哉直哉がそう言うと、アスミが再生した。
さくらが先手で、破邪剣征・桜花放神を放つ。
ぎゃああ。右足が」
「どんどん行くわよ破邪剣征・桜花放神」
「ぎゃああ。今度は俺様の両腕を切断しやがったな」
「朧貴方弱いじゃない」
「よくその強さで上級降魔と名乗れるわね」
「ふっ俺様が、お前斬られただけと本気で思ってるのか?」
!!
「何ですって」
「よく見ろ俺様の切断された殻を」
朧がそう言うと、朧の切断された部分が妖気の塊となり、さくらの口から体内に入って行った。
「がっおえええ」
「朧私に何を入れたの?」
「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」
!!
「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」
「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」
「きゃああああ」
朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。
!!
「「「「これは・・・」」」」
「これが紫藤直哉の仲間が向かう前に真宮寺さくらの身に起きた出来事さ」
その後映像は停止した。
「以上です」
その頃帝国華撃団と立花響は・・・
「フフ、2ヶ月ぶりだな帝国華撃団!!そして立花響」
「そうですね。貴方が軍事クーデターを起こす前以来ですね」
「そこで情報を流していた将校から得た情報で黒鬼会は、1週間後の11月9日に帝都を巻き込んだ大規模クーデターをするつもりらしい」
!!
「何ですって」
「京極陸軍大臣その情報を海軍には伝えたのですか?」
「いやまだだな。私の方でも数10分前に得た情報で、我々は君個人が運営している特殊遊撃部隊に伝える事を優先したのだよ」
「そうなんですね。ありがとうございました」
「確認ですが11月9日に起きるんですね」
「ああ、そういう事になるらしい」
「わかりました。その前日から僕達は帝都から離れておきます」
「ああ、そのほうがいい」
そして京極は直哉の自宅を出て止めている車に乗って陸ぐ総司令部に戻っていった。
「そうだったな思い出したぞ」
「京極さん戦いを始める前に一つだけ確認させてくださいね」
「何を確認するのだ?」
「それは勿論京極圭吾。貴方を生き返らせたのは未来から来た降魔軍団ですか?」
「・・・そうだこれで満足か?立花響」
「ええ、十分ですよ。京極さん」
「では、行くぞ帝国華撃団と立花響いでよ。超魔装機兵神王巨大ノイズ共よ」
京極は自分の手駒を出現させた。