新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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亜種型メガビョーゲンが再び現れた理由2 

リディアンの地下にある二課の司令室では・・・

 

「響君久しぶりだな」

 

「そうですね。弦十郎さん」

 

 

「ああ、しかし君達に来て貰って助かった。響君今回突如現れたメガビョーゲンは一体?」

 

「あ、その件は彼女達に説明して貰いますよ」

 

響がそう言うと、グレース達4人が前に出た。

 

 

「「「「初めまして風鳴弦十郎さん」」」」

 

「私がキュアグレースです」

 

「キュアフォンテーヌです」

 

「キュアスパークルです」

 

「キュアアースです」

 

「ああ、4人共よろしく頼むよ」

 

「それであのメガビョーゲンは何なんだ?」

 

「あれはナノビョーゲンをこちらの世界の技術を使い誕生したメガビョーゲンと言う事になります。私達特殊遊撃部隊の中で、亜種型メガビョーゲンと分類しています」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

弦十郎と、翼、奏、クリスの4人はグレースの説明に驚いていた。

 

「亜種型メガビョーゲンの特徴は地球を蝕む事は出来ませんが、シンフォギア世界の状況からして増殖能力が発達しているみたいですね」

 

「成程、なら亜種型メガビョーゲンを完全に倒すには増殖元を探して倒すしかないのか」

 

「ええ、ここまで増殖すると全てを倒すのは無理ですから」

 

「そうだな」

 

「今回は亜種型メガビョーゲンなのでシンフォギア奏者の攻撃は効くはずなので」

 

「そう言えばこちらの技術が使われていると言ったが、亜種型メガビョーゲンを作り出したのは・・・フィーネなのか?」

 

「はいそうです」

 

グレースは、弦十郎達に説明を始めた。

 

 

「なんだあの光はノイズ以外の存在がいたのか?」

 

「わかりません司令未知のエネルギーを関知したものの詳細な情報はわかりません」

 

 

「司令何なんですか?あの光は?」

 

 

「わからんとりあえずノイズを倒すことに集中してくれ翼と奏君」

 

「「了解」」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

「さあ二人ともシンフォギア奏者達がノイズとまだ戦ってる間に皆さんと合流しましょう」

 

 

「「うん了解」」

 

 

そしてグレース達は急ぎエステル達のいる場所に向かった。

 

「一体あの光はなんなのだ?」

 

そしてグレース達が戦場から撤退した後シンフォギア奏者の二人は無事にコンサート会場付近に現れたノイズを撃退していた。

 

「お疲れ様二人とも」

 

「最初のシンフォギア世界でのメガビョーゲンをが出た時が切欠で・・・」

 

グレース話を続ける。

 

降魔蝶が3人のプリキュアから逃げようとした時、紫電不動の背後からこの世界に無い筈のナノビョーゲンが紫電不動に感染した。

 

 

「ナノビョーゲン」

 

 

「ああイヤ私が私で無くなるーー」

 

そして蝶は、紫電不動と共に疑似ナノビョーゲンに感染し全くの別の存在へと変わってしまった。

 

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

!!

 

 

「グレースさん気を付けてください。変異した紫電不動にはノイズの特性も持っているようです」

 

 

「ノイズの特性を?」

 

 

「そして巨大化したことで防御や攻撃力や機体の能力が強化されています」

 

「ただ、救いなのは疑似ナノビョーゲンなので、蝕む事は無いようですが」

 

 

 

「とういう事はどういう事?」

 

 

「つまり降魔蝶は新たな生物と言うか機械生物へと進化したという認識でいてください」

 

 

 

「ほう、これは意外な結果になったな。一年前に偶然手に入れた欠片にノイズを入れて研究培養を試しにしてみたが、なかなか面白い結果になったな」

 

 

「そして、亜種型メガビョーゲンをフィーネが使った事であの時の降魔蝶が最終実験をしていたんだと思います」

 

「成程、「だが、ルナ・アタックの時にフィーネが亜種型メガビョーゲンを使わなかったのは何故だ?」

 

「恐らくですけど弦十郎さん。フィーネが特殊遊撃部隊の目的を知ったからだと思います」

 

「何故そう言えるんだ?響君?」

 

「弦十郎さんは、忘れたんですか?フィーネは桜井了子さんだったじゃないですか」

 

!!

 

「ああ、そうだったな。だが我々は未だに信じられんよ。あの了子君がな」

 

「少し休憩しますか?本題からずれて来てますし」

 

「そうだなすまない」

 

そして響達と二課の話し合いは暫しの休憩を取る事になった。

 

 


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