その頃まなつ達の世界では、ローラを助ける為に動いたサマー達だったが、あとまわしの魔女の配下達のヌメリーとカニの襲来の為にローラの捜索が出来ずにいた。
「「「「ローラ待ってて今行くから」」」」
「オラオラプリキュアいつもの元気はどうした?」
「そりゃ無理でしょカニ、プリキュアだけではゼンゼンヤラネーダからやる気も取り戻せないんだから」
「はは、そうかそうだったな。やれゼンゼンヤラネーダ」
「ヤラネーダヤラネーダ」
「「「くっ」」」
「悔しいけどヌメリーの言う通りよ」
「「「「だけど私達も諦めない」」」」
その頃まなつ達の世界に着いた飛鳥と新生帝国華撃団は・・・
「おい、助けに行かなくて良いのかよ?」
「ええ、行く必要ありませんよ。このタイミングで行くなんてそんな野暮な事出来ませんよ」
「どういう事だよ?」
「まあ初穂さんには口で言うより見てください直接」
そして場面はプリキュア達に切り替わる。
「その意気よサマー皆」
「「「「その声はローラ?」」」」
「プリキュア!トロピカルチェンジ!」
「レッツメイク!キャッチ!」
「フェイス!」
「ネイル!」
「ドレス!」
「ゆらめく大海原!キュアラメール!」
「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」
その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。
「何だと――初穂も驚きを隠せないでいた。
「「「「「初穂本当に気づかなかったんだ」」」」」
「初穂さんわかりました?貴女が出て行くと5人目のプリキュアの出番を奪う所だったんですよ」
「う、だったら何で私達がここに来たんだよ」
「え、それはこのイベントが行わるかを見る為ですよ。別に直接介入する為ではありませんよ」
「そんな戦えないのかよ」
「はい戦う必要ありませんよ」
飛鳥の言葉にショックを受ける。
「そういう事なので、あそろそろ決着つきそうですよ」
「オーライ」
「マーメイドアクアポットサーチ」
「赤と紫」
「やる気パワーカムバック」
そして2体のヤラネーダからやる気を取り返した。
「ハートカルテットリング!」
「とびだせ!元気なハート!」
「やさしいハート!」
「かしこいハート!」
「燃え立つハート!」
「ハートドキドキ!」
「「「ドッキング!」」」
「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」
「「「「ビクトリー!」」」」
「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」
「ビクトリー!」
「くそまたやられてちまったぜ」
「今回はここまでね」
そしてカニとヌメリーは撤退した。
「ふう、何とかなったわね」
「ローラがプリキュアになるなんて驚いたよ」
「離れなさいよまなつ」
「嫌だよ」
その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。
「久しぶりだねまなつちゃん」
「お久しぶりです皆さん」
「あ、さくらさんにクラリスさんとあざみちゃんと言う事は、隊長さんと初穂さんの謹慎が解けたんですか?」
「「ぐっは」」
「あはは一応そういう事になるのかな?クラリス」
「まなつちゃん。思ってても言わない方が良いよ」
「「・・・」」
「そう言うさんごちゃんも2人にダメージを与えてるけどね」
「あ、すみません」
「気にするな・・・ガク」
初穂は倒れた。
「それで、どうして新生帝国華撃団がここに来たのよ?」
「それはね、ローラがちゃんとまなつちゃん達の5人目のプリキュアになるのを直哉さん達に代わって見て欲しいと言われたからなの」
雨宮さくらがローラに言う。