エステルとヨシュアが特務支援課のメンバーと出会った翌日
特務支援課・・・
「皆おはよう」
「あ、おはようロイド」
「おはようございます。ロイドさん」
「おはようさんロイド」
「さあ今日も、午前中の支援要請を見てみよう」
「ええ」
「はい」
「おう」
支援要請確認中・・・
「うん何だ?この支援要請は?」
「どうしたの?ロイド」
「いや、アルモリカ村の村長さんからなんだけど、人を炭に変える怪物が現れたから、村から逃げる間の護衛をお願いすると書いてるんだけど」
!!
「ロイドさんそれ本当ですか?」
「どうしたんだティオ」
「本当に人を炭に変える怪物が現れたんですね」
「ああ」
「ティオちゃん貴女その怪物の事を知ってるの?」
エリィがティオに聞く。
「ええ、人を炭に変える怪物いるのは存在します。具体的に言えばリベール事変の時に存在が確認された別次元の怪物とも噂されていますが、実際はまだわかりませんが、リベール側ではノイズと呼ばれているようです」
「「「ノイズ」」ノイズだと」
「わかったアルモリカ村の支援要請は最後にして他の要請からこなそう」
「「「了解」」」
そして特務支援課は行動を開始した。
その頃直哉達は・・・
「直哉大変よ。アルモリカ村の周辺にノイズが出て、アルモリカ村の村人が数人犠牲になったらしいわ」
「ええ――ノイズが自動的にクロスベルに出たの?レンちゃん」
のどかが代表してレンに聞く。
「いえ、今回のはもしかしたら、ワイズマンが出した可能性があるわ意図的に」
「「「「ええーー」」」」
「成程レンちゃんは、リベールの時は特殊遊撃部隊がとクローゼさんとの協力でノイズの事は諸外国には漏れないようにしたから、ワイズマンはノイズをゼムリア大陸の新たな脅威にするつもりと思ってるんだね」
「そうよ」
「確かに、ノイズの存在がゼムリア大陸に知れたら知れたで厄介な事になるわね」
「何とかエステルさんと響さん達に伝えないと」
ひなたが言う。
「ああ、それなら大丈夫よ。エステル達にはシャーリィが昨日の内に接触して伝えた筈だから」
「そうなんだ。それなら安心だね」
ただ、問題があるとすれば、特務支援課もノイズ関連の支援要請を受けたようなのよね」
「「「ええ――」」」
「特務支援課に知られたらまずくない?直哉っち」
「いや、ノイズを見られるのは方が無いですけど、発足したての特務支援課が、本来解決する筈の事件より優先されたら困りますけどね」
「「「「「確かに」」」」」
「今はエステルさん達と2人の響さんに任せましょう」
その頃2人の響とエステル達は・・・
「たくっ何であんたがついて来るのよ」
「情報提供者の義務だよ」
「そんな義務聞いた事無いわよ」
「別に良いじゃん。私も特殊遊撃部隊に入ってるんだし」
「あはは、シャーリィーちゃん良いの?特務支援課もこの件に関わって来るけど」
「ああ、その時はその装置を貸して響」
「成程ちゃんと考えてるんだね」
「当然よ」
「そう言えばエステルの兄さんはどうしてるの?」
「兄さんは結社側に行ってるわ。紫藤直哉とトワ達の介入する事を事前にね」
「成程」
!!
「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」
「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」
「「「了解」」」
「そして私が降魔をやります」
2人の響とエステル達はノイズと降魔と戦い始めた。