「グレースエステルさんがああ言ってるけど実際は偶然が多いよね」
スパークルがグレースに聞く。
「うんそうだけど」
「直哉君どうする?メガビョーゲンの事どこまで言えば良いかな?」
グレースが自分に体内の中にいる直哉に聞く。
「そうですねまず、スパークルさんかフォンテーヌさんのどちらかでもいいので、トワにここに来て貰うように連絡してください」
「え、トワさんに?」
「はい、恐らく特殊遊撃部隊の敵の事を話し終えたら僕達の部隊の異常性に気がつくと思うのでロイドさんが」
「そうか未成年者だけで特殊遊撃部隊を運営していると言う事に気がつくと言う事?」
「ええ、そういう事です。仮にも中心キャラですからね」
「わかったよ」
そしてグレースが、フォンテーヌとスパークルに直哉が言った事を伝え、スパークルが、トワに連絡をした。
暫くして・・・
「さて、ラストは鉱山街に出たメガビョーゲンについて教えてくれるかな」
「「「はい」」」
そう言ってグレース達がロイド達の前に出る。
「君達に聞くけどメガビョーゲンとはいったい何なんだい?」
「一体何なんだと言われたら分類はウイルスと言う事になりますね」
「「「「はっウイルスだって――」」」」
フォンテーヌの答えに驚くロイド達だった。
「本当だよ。ナノビョーゲンがこないだの魔獣に感染したからあの魔獣はメガビョーゲンになったんだよ」
スパークルが説明をする。
「成程、メガビョーゲンがウイルスに感染した者の姿になるんですね」
「ええ、感染ですので病気になっている状態と思ってください」
「じゃあ、大地が赤黒なったのは何?」
エリィがグレース達に聞く。
「「「それは元々メガビョーゲンは、星を病気にする性質のあるウイルスなんです」」」
「「「「ええーー」」」」
「じゃあ赤黒なったのは、ゼムリア大陸がウイルスに蝕んでいたの?」
「「「はいそういう事です」」」
「想像出来るかロイド?星を病気にするウイルスがいるなんてよ」
「ああ、すぐには信じられないが・・・皆あれを見ただろ」
そしてロイド達は、その時を思い出す。
「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」
「メガビョーゲン。メガビョーゲン」
「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」
「「「何だって――」」」
「どうすれば・・・」
その時彼女達が来た。
「ここは私達に任せて下さい」
!!
「アースウィンディハープ」
ハープをとり出すアース。
「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」
「ヒーリンググッパイ」
「お大事に」
「「「トリプルハートチャージ!」」」
「「届け!」」
「「癒やしの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」
「「ヒーリンググッパイ」」
「「「「お大事に」」」」
「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」
そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。
回想終了・・・
「確かにあの時は助かったよな」
「そうですね。ランディさん今までのパターンなら貴女達も協力者ですか?」
ティオがグレース達に聞く。
「「「えーとそんな感じです」」」
「何ですかね?その間は」
「すみませんこちらにも事情があって、言えないんです」
「そうなんですね。それなら先程エステルさん達が言っていた事の説明をお願いします」