「ああ、それはナノビョーゲンに感染されるのは動物や植物だけではないんですよ。まずこちらの映像を見て下さい」
フォンテーヌが再生する。
「フォンテーヌ、ぺギタン」
「わかったわ」
「キュアスキャン!」
「見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」
「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」
「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」
「そんな事はさせんぞプリキュア」
そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。
「「「くっ」」」
「直哉君どうすればいい?」
「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」
「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」
「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」
「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」
「うん、わかるよ」
そしてグレース達は動き出した。
「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」
映像停止・・・
!!
「まじか、ナノビョーゲンに機械が感染するのかよ」
「ありえません」
「嘘でしょう」
「・・・まさかと思うが、ナノビョーゲンに降魔やノイズも感染するのかい?」
ロイド達がそれぞれ言う。
「とりあえずこの映像を見て下さい」
「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」
「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」
「いえ駄目です。まだその時では無いので」
「ちっわかった。俺様は帰るぞ」
「構いませんよ。さてそこにいる少年の為に出でよメガ降魔」
!!
「うわああああ。悪魔だーーー」
「「「しまった見られた――」」」
その後グワイワルは撤退しワイズマンが2体のメガ降魔を召喚し、益子道夫恐怖を与えた。
「さて、プリキュアの諸君その少年を守りながら、メガ降魔を浄化出来るかな?」
「うわああ」
「ちょっと落ち着いてよもう」
「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」
「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」
映像終了・・・
!!
「ロイド君達あれが、ワイズマンとメガ降魔よ」
「「こいつがワイズマン」」
「もはや本当に怪物ですね」
「これが元人間」
「もはや元人間て言われても信じられないでしょう?」
「「「「ああ」」ええ」ですね」
「エステルの言葉に納得する特務支援課の4人だった。
「まあ私達のクロスベルにおいての当面の行動は、ワイズマンが動きを見せた時でしょうね。勿論遊撃手としてロイド君達と共闘するかもだけどね」
「その時はよろしくエステル」
「ええ」
「後エステル質問なんだけど、君達が協力している部隊の責任者は来てないのか?」
「ああ、それならいるわよ。ロイド君達の後ろに」
エステルの言葉を聞き、ロイド達は後ろを向くとそこにトワがいた。
「「「「ええーー」」」」
「「「「いつの間に」」」」
「もう、エステル呼びつけるなんてどういう事よ?」
「あははごめんねトワ、特殊遊撃部隊の総責任者で融合世界の神様である貴女を呼んで」
!!
「「「「神様ーー」」」」
「ああ、何となく私が呼ばれた理由がわかったわ」
「ありがとう」
「たくっ直哉の仕事でしょこういうのは」
トワがそう文句を言う。