新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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特務支援課の異世界体験記1 初体験の嵐前編

「「「「成程」」」」

 

「わかったよ直哉君家が一時的にこういう形になったのはトワの意向なのね?」

 

「ええ、恐らく今は中心世界にあの家を置けないからですね」

 

「ああ、直哉がまだ死亡扱いだからですか?直哉」

 

「そうですよアスミさん」

 

「「それで直哉君達はこれからどうするんだい?」どうするの?」

 

花寺夫婦が直哉に聞く。

 

「そうですね、トワが連れて来た彼等が数日はすこやか市に滞在すると思うのでその間はのどかさん達と学生生活を送る予定ですよ」

 

「あら、意外トワさんの手伝いしないの?」

 

「ああ、場合によっては手伝いますけど基本は、静観ですね」

 

「そうなのね」

 

「それにトワの事ですから・・・もしかしたら彼等をのどかさん達の学校に先生として送り込んできそうですけど」

 

「「「ありそうだね」ありそうですね」ありそうね」

 

トワの事を知る花寺夫婦とアスミは直哉の言葉を聞いて納得する。

 

 

「そして翌日・・・

 

直哉はのどかとすこやか中学に行くと、校門で担任の円山先生に出会った。

 

「おはよう。花寺と紫藤。今日は臨時の朝礼が体育館で行うからそっちに行ってくれ」

 

「「はいわかりました」」

 

そしてのどかと直哉はそのまま体育館に行き、そこでちゆとひなたと合流した。

 

その後臨時朝礼が始まると・・・

 

「「「「ええ――これ良いの?」」」」

 

「トワまさか・・・まなつちゃん達を巻き込みましたね」

 

「それに特務支援課のティオちゃん以外を先生の役でに入れたようですね」

 

「じゃあ、まなつちゃん達のの転校は?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは、のどかさん達の為だと思いますよ」

 

「「「私達の為?」」」

 

「ええ、どうやらトワは特務支援課の4人には変身前の姿は知らせないようにする方向で行くみたいですね」

 

「「「成程」」」

 

「そうしたのは恐らく僕のせいでしょうけど」

 

「あ、そっか私達の変身を見られると、直哉君の存在を知られる事になるんだ」

 

「まあ、何でトワがそういう形にするのかと言う真意の所は僕にもわかりませんが」

 

「そうなのね、なら私達の物語を進めるの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「いえ、恐らく予定のないイベントをトワがキングビョーゲンに依頼をしているかもしれません」

 

「もしかすると・・・」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「以前もう一人ののどかさん達に言った別のプリキュアとの共演用のイベントをアレンジするかもですね」

 

「「「成程」」」

 

「奇しくもまなつちゃん達と共闘を既にしていますからね」

 

「「「そう言えばそうだった」」」

 

「まあ、普通の日常生活するだけでも、特務支援課の皆さんにとっては十分なイベントになるかも知れませんが・・・」

 

「確かに」

 

「あっ臨時朝礼終わったよ」

 

そして、臨時朝礼が終わり生徒は各教室に戻った。

 

 

先生としてすこやか市で過ごす事になったロイド達は・・・

 

「それでは、一年生のクラスにロイド先生お願いしますね」

 

「はい」

 

2年生のクラスにエリィ先生お願いします」

 

「わかりました」

 

最後のランディ先生は、3年生のクラスをお願いします」

 

「わかりました」

 

「そして転校生に関してはロイド先生達が副担任として入るクラスに入れますので」

 

「「「わかりました」」」

 

そして、ロイド達はそれぞれの教室にまなつ達を連れて行くのだった。

 

 

 


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