時を少し遡り・・・
太正128月31日のお昼頃
「成る程ここが中心世界か?」
「お兄ちゃんこちらの世界に来たけどどうするの?」
「シャーリィー取り合えず灰の騎士がいると言う大帝国劇場に言ってみる」
「了解お兄ちゃん」
ナオヤ・ブライトとシャーリィー・オルランドは大帝国劇場に向かった。
その頃ユウナ達は・・・
「さて、大帝国劇場の特別公演は夕方に開演だから少し時間があるけどどうする?」
ユウナがのどか達に聞いた。
「はいはい大帝国劇場の近くにある喫茶店のカレーが食べたいです」
「ひなたたら、さっき屋台のお菓子を食べたばかりなのに太るわよ」
「だって美味しいから仕方ないじゃん。」
「そうだよね、私達の世界では当たり前のようにあるものがこちらではないんだもん。無いから色んな人に声をかけられたりすることが多かったよね」
「確かに直哉さんの家は郊外に近いのにご近所づきあいはちゃんととれてたわね」
「それにしても直哉さんは何者なのかな」
「ひなたが呟く。
「そうね、中心世界が彼の世界なら。普通は私達の常識は知らない筈なのに・・・」
!!
その時ユウナが見つけた。こちらの世界にいない筈のシャーリー・オルランドを」
「嘘でしょ何で紅い星座と結社に入っている血染めのシャーリーがこちらの世界にいるのよ」
その頃シャーリィー達は・・・
「おい、シャーリィーさっきのピンクの女の子お前に対して驚いてたぞ?」
「ええーー私あの子と面識無いけどな」
「成る程こちらには面識はないが、向こうにはある。これがエステルとヨシュアが困惑した未来を知る者との出会いか」
「シャーリィー本当に手加減してやれよ」
「うん、わかってるよお兄ちゃん」
そしてユウナがシャーリィーに追いついた。
「ブラッディシャーリーどうしてここにいるのよ。結社が動いてるの?」
「結社ーなにそれ美味しいの?食べてみたいなあ。それは」
「どこまでおちょくる気よ」
「あはは、ごめんねさてやろうか、クロスベル出身のユウナ・クロフォードちゃん」
そう言ってシャーリーはテスタロッサを構える。
「くっやる気なのね」
「ふう、よかったよもう1つのゼムリア大陸の人にもお兄ちゃんの能力で名前がわかって」
内心少し安心したシャーリィーだった。
そして二人の戦いが始まった。
「あれユウナさんはどこに行ったのですか?」
ちゆがミリアムに聞く。
「ああ少し知った人を見つけたから、先に喫茶店で先に食べてと言ってたから先に言っておこう」
そう言ってミリアム達は大帝国劇場の近くにある喫茶店に向かった。
「はあ、はあ、」
「やるねユウナ。私とそれなりに戦ったのかな?
「それなりにはね」
「だけどまだまだたね」
「きゃああ」
ユウナはシャーリーィに後方に吹き飛ばされた。だがそんなユウナを救ったのは、彼女の元教官のリィン・シュバルツァーだった。