新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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新たな作戦行動の説明前編

中心世界紫藤家の自宅では・・・

 

全ての特殊遊撃部隊の関係者が集まっていた。

 

「直哉さんどうしたんですか?私達まで呼ぶなんて」

 

雨宮さくらが直哉に聞く。

 

「ああ、それはですね特務支援課の4人がゼムリア大陸に戻った日つまり4日前にトワから新たな指令が来ましたので、その発表をする為に全員ここに来て貰ったんですよ。さくらさん」

 

「けっどうせ私達が行く事ねえんだろ?」

 

初穂がそう言う。

 

そして直哉は全員に伝える。

 

 

「さてと今の内に言っておくわね。特務支援課の4人の帰還後、現状のメンバーで、獅童光を救出しに行って」

 

!!

 

「光ちゃんとレイアースのいるエリアが行けるようになったんですか?」

 

「ええ、ゼムリア大陸が今回の修復のお礼でね」

 

「何と言うか複雑ですね」

 

「まあ、そこは気にしないでいなさい。これで零の物語が改めて2章からスタートできるんだし」

 

「と言っても僕達もいないと駄目なんですよね、再スタートする時は?」

 

「当然よ」

 

「じゃあ、順番が変わるんですね?」

 

「ええ、そうね次が獅童光を救出で、次にイヨとヒミコの作り出した世界の調査で行くわよ。巴里に関してはその後進める予定だけど、どうなるかわからないわ」

 

「わかりました」

 

「獅童光を救出する際にもノヴァの邪魔があるかもだけどね」

 

「それにデボネアがもう一人のノヴァが出てくるとかも」

 

「成程、外部からの邪魔があるかも知れないんですね」

 

「それで獅童光ちゃんの居場所はどこですか?」

 

「中心世界よりの山の中にあるゲートの中よ。ゲートの中はこちらの世界では無くなるから連絡は出来なくなるわ」

 

「そしてその山の南側にイヨ達が作った世界があるのよ」

 

「そう言う理由でその順番なんですね」

 

「そういう事よ」

 

「あ、送別会が終わったようですトワ」

 

「あらそうなら転移させる為切るわ」

 

「後直哉達はお墓型戦艦を使いなさい」

 

!!

 

「何言ってやがるトワの奴あれは私達の世界に戻る為に使うのに降りろだとふざけんな」

 

「初穂さん文句は発言者に言ってくださいね」

 

「この内容が新たな指令で、行くメンバーは2人の響さんと、2組のプリキュアと追加で新生帝国華撃団隊長、神山誠十郎さんと、クラリスさん同行お願いしますね」

 

「「ええ――俺とクラリスがですか?」私もですか――」

 

「はい、神山さんとクラリスさんを選抜した理由としてまなつちゃん達との共闘した事があるからですね」

 

「後、本格的に特殊遊撃部隊の任務に参加するのは初めてなので、誰かの指揮下に入って貰った方が安心ですから」

 

「「成程」」

 

「おいおい、それなら私と隊長でもいいだろう?」

 

「初穂それは無理だ」

 

!!

 

「何でだよ隊長?」

 

「それは基本まなつちゃん達の戦闘スタイルが、近接攻撃なのが理由だ」

 

「そう言えばそうだった」

 

「今の俺達の中で後方支援が出来るのは、クラリスの機体だろ?」

 

「・・・ああそうだな」

 

「それにな初穂に仕事を与えられないのは、初穂自身のせいでもあるけどな」

 

「どういう事だよ、隊長それはーー」

 

「確かに、遠距離攻撃が出来るメンバーがほとんどいませんね」

 

「そういう事ですよね?直哉さん」

 

「ええ、そういう事ですよ神山さん。ただ、神山さんの代わりに天宮さくらさんを連れて行こうと考えたんですけど・・・前科がありまして」

 

「?前科ですか」

 

「はいそうです」

 

「「ああやめて――下さい」」

 

「「「「「ああ、あったねあざみちゃんの時」」」」時ね」

 

そして直哉の代わりにまなつ達が説明をしはじめた。

 

「「ああ」」

 

天宮さくらとクラリスが怖がっていた。

 

 


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