新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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新たな作戦行動の説明後編

スースー

 

 

「「はっいつの間に私達ねてたの」恥ずかしいです」

 

 

そして少しして・・・

 

 

「「「「ただいま」」」」

 

 

「「お帰りまなつちゃん」」

 

 

「「あれ貴女は?」

 

 

さくらとクラリスが知らないメンバーのあすかに聞く。

 

 

「私は滝沢あすかでまなつ達の4人目のプリキュアキュアフラミンゴです」

 

 

「「ええーー4人目のプリキュアが見つかったのまなつちゃん?」」

 

 

「ふっふそれだけではありませんよさくらさんとクラリスさん」

 

まなつが、そう言うと、みのりがあざみを連れてくる。

 

 

「「ええーーあざみちゃんどうして?」」

 

 

「ええ、さくらさん達が寝ている間に、メガ無限とブル―とメガ降魔が現れて大変でしたよ」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「あざみがここにいると言う事は勝ったんだよね」

 

 

「はい」

 

「しかし、どうやって?」

 

 

「まさか・・・」

 

「そうですよさくらさん」

 

 

まなつがその時の事をさくらとクラリスに話す。

 

「そういう事がありまして」

 

「あはは、面白いぜさくらにクラリス熟睡していてあざみ救出をまなつ達にやってもらうなんてな」

 

「でも実際あざみを助けてくれたのは、のどか達と直哉さんだよ。初穂」

 

「納得いかねえ」

 

「いい加減そのネタで不満をまき散らすのやめない?いい大人なんだから。特殊遊撃部隊の中では」

 

「納得出来ねえんだから仕方ないだろ」

 

「直哉さんさくらと初穂は放置していいので、話を進めて下さい」

 

「いいんですか?神山さん」

 

「はい、構いません。いつまでも初穂の我儘に付き合う必要ありません」

 

!!

 

「それに貴重な時間を無駄に出来ませんから」

 

わかりました。ここで改めてお墓型戦艦で出撃するメンバーを言います」

 

「行くメンバーは2人の響さんと、2組のプリキュアと追加で新生帝国華撃団隊長、神山誠十郎さんと、クラリスさん同行お願いしますね」

 

「「「「はい」」」」

 

「そしていかないメンバーはこの家を拠点にして、それぞれの世界と連携を取れるようにしておいてくださいね」

 

「何だよそんな事しなくても大丈夫だろ?」

 

「初穂さんそれは楽観的ですよ」

 

薫が言う。

 

「恐らくワイズマンが動くと見ているんですよね?」

 

「その通りだよ薫ちゃん。これから助けに行く獅童光ちゃんは、融合世界とは異なる異世界にいます。勿論融合世界とは違うので時間や時の流れが異なる場合、異世界の1日が融合世界の1ヶ月と言う感じかも知れませんから、当然その間にワイズマンが動かないとは考えにくいので」

 

「確かにそれが無いとは言い切れないですね」

 

雨宮さくらがそう言う。

 

「だから非常時には例の物を使っていいよ飛鳥ちゃん」

 

「わかりました兄さん」

 

「薫ちゃんはあの力を使っていいよ。恐らく僕達もその力を認識すると思うからね」

 

「わかったよ直哉さん」

 

さて、皆さん質問とかありますか?」

 

「・・・はい、救出作戦はいつ始めるの直哉君?」

 

「ちゆさん恐らく後2日後には準備が整う予定なのでそれ以降ですね」

 

「わかったわ」

 

「他に質問ありませんか?」

 

「はいはい」

 

「はいまなつちゃん」

 

「おやつは何百円までですか?」

 

「「「「はっまなつ何聞いてるのよ」」」」

 

「え、聞きたい事って言ってたし」

 

「あはは、確かにまなつちゃんおやつは五百円以内だよ。バナナはおやつには入らないからね」

 

「はーいわかりました」

 

そしてその後特殊遊撃部隊の今後の作戦についての話し合いは終わり、直哉は神山誠十郎と上野公園に来ていた。

 

 

「直哉さん俺だけに伝えたい事とは何ですか?」

 

「ええ、実は・・・」

 

そして直哉は神山に話した。

 

 

「「「ああ、また初穂さんですか」」」

 

「そうよ」

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「でもあれは・・・」

 

直哉が思い出す。

 

ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「なっ直哉さん。それは事実ですか?」

 

神山が直哉に聞く。

 

 


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