「エレメントチャージ!」
「キュン!キュン!キュン!」
ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。
「「ヒーリングゲージ上昇!」」
「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」
「そうだったな、キュアグレースお前だけだと、ヒーリングオアシスは打てなかったな」
「今の我にはその程度の技は効かんぞ」
「食らうがいい、ケルヴィンブリザード」
!!
イシュメルガが、ケルヴィンブリザードを放つと、イシュメルガマリアを中心にしたエリアが全て氷漬けとなった。
当然グレースが放った。「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」も氷漬けになり消失した。
「きゃああああ。直哉君ラビリン大丈夫?」
「グレースさんこの技はサイバスターとザムジードと同じ水の魔装機神の技です。可能な限り凍結しないようにして下さい」
「「わかった」わかったラビ」
「うううう」
「ほう、人間の分際でこの技を耐えるか」
イシュメルガはそう言うと、ケルヴィンブリザードを止めた。
「はあ、はあイシュメルガ貴女がどうしてその技を使えるのその技は・・・」
グレースが、イシュメルガに聞く。
「まあいいだろ。紫藤直哉は予測はしているだろうから教えよう、我は地底世界ラ・ギアスに行き水の魔装機神を取り込んだのだ」
「一体何の為に?」
「それはな、我の物であった漆黒のヴァリマールをワイズマンから奪い返す為だ。さあとどめと行くか、出でよダークガッテス。ハイドロプレッシャー発射」
イシュメルガマリアは、闇に染まった水の魔装機神ガッテスを呼び出しグレースにとどめをさす為の一撃を放った。
「グレースさん回避を」
「駄目、寒さで体が動かないよ」
!!
「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」
「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」
「おいおい、諦めるの早くないか?」
「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」
「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」
「うおおおおお。何のこれしき」
そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。
「私達が来たからには3人に手は出させないよ」
「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」
そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。
「あっ待て、イシュメルガ」
「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」
「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」
「なあ直哉あんた達の目的は、ここでイシュメルガを倒す事かい?」
「いえ、違います。獅童光を救出する事です」
「目的を間違えちゃいけないよ」
「とりあえず俺達の今やる事は紫の世界に行った連中を信じること事だけだろ」
「「はい」」
その頃紫の扉に入って行ったメンバー達は・・・
「「え、嘘」」
「あれここってもしかすると帝都なの?」
まなつがそう言う。
「そんなわけないじゃない。私達は紫の扉から出て来たのよ。扉から出てまた帝都だなんてありえないでしょ」
「「「そうだね」」そうだな」
「おい、太陽ここはもしかして・・・」
「うん、グレ響間違いないよ。ここは新生帝国華撃団の皆さんの時代の帝都だよ」
「やはりそうなのか?しかし何故」