庭園でのイシュメルガマリアによる襲撃後・・・
直哉はのどかの治療が終わるまで離れた場所にいた。
「直哉すこしいいか?」
「マサキさん良いですよ」
「俺とリューネはトワの依頼でお前達を助けてくれと言われてお前達の力を感知したらここに来たんだが、お前達特殊遊撃部隊は何でここにいたんだ?」
「ああ、それはですね」
「さてと今の内に言っておくわね。特務支援課の4人の帰還後、現状のメンバーで、獅童光を救出しに行って」
!!
「光ちゃんとレイアースのいるエリアが行けるようになったんですか?」
「ええ、ゼムリア大陸が今回の修復のお礼でね」
「何と言うか複雑ですね」
「まあ、そこは気にしないでいなさい。これで零の物語が改めて2章からスタートできるんだし」
「と言っても僕達もいないと駄目なんですよね、再スタートする時は?」
「当然よ」
「じゃあ、順番が変わるんですね?」
「ええ、そうね次が獅童光を救出で、次にイヨとヒミコの作り出した世界の調査で行くわよ。巴里に関してはその後進める予定だけど、どうなるかわからないわ」
「わかりました」
「獅童光を救出する際にもノヴァの邪魔があるかもだけどね」
「それにデボネアがもう一人のノヴァが出てくるとかも」
「成程、外部からの邪魔があるかも知れないんですね」
「それで獅童光ちゃんの居場所はどこですか?」
「中心世界よりの山の中にあるゲートの中よ。ゲートの中はこちらの世界では無くなるから連絡は出来なくなるわ」
「そしてその山の南側にイヨ達が作った世界があるのよ」
「そう言う理由でその順番なんですね」
「そういう事よ」
「あ、送別会が終わったようですトワ」
「あらそうなら転移させる為切るわ」
「後直哉達はお墓型戦艦を使いなさい」
「わかりました」
「そう言う理由でここに来たんですよ」
「成程な特殊遊撃部隊としても、こういう形での妨害は想定して無かったんだな?」
「ええ、妨害があるとしたら獅童光ちゃんに関係するノヴァが来ると思っていたので」
「イシュメルガは以前大神とマリア・タチバナの体を奪った奴だろう?」
「はい、マサキさん達が来る前はマリアさんとして戦いをしてたので」
「そうか、しかしイシュメルガは獅童光を救出するのを妨害するんだ?」
「それは具体的にはわかりませんが、イシュメルガはこう言ってました」
「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」
「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」
「フフ、そうだったな」
そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。
「くっまだマリアさんの体を・・・」
「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」
!!
「何を考えてるの?イシュメルガ」
「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」
「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」
!!
「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」
「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」
「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」
「ああ、2つの扉の世界でな」
「成程な、そうすると・・・」
!!
「おい、どうした直哉体が消えかけてるぞ」
「僕にもわかりません」
そして直哉は謎の赤色の光に包まれ消えた直後・・・
「おいおい何で直哉の代わりに2人の響がここにいるんだよ?」
マサキは突然の事態に驚く。