フェフェ、そうか帝国華撃団この場所の事を知ったか」
「ああ、そのようだ破邪の血をせいでな。どうするじいさん」
「ウィル今回は手助け一切無用じゃ、それに黒乃巣会の役目はすでに終わってるのじゃろ?」
「ああ、終わっているじいさんには悪いがな」
「そうか・・・」
「ウィル、これだけは伝えておくこの世界は巨大な闇に呑み込まれるだろう。早く彼の元に6人の乙女が集結出来ればいいがな」
そう言って天海は帝国華撃団を迎え撃つ準備を始めた。
「おいおいじいさんそれはどういう意味だよ。紫藤直哉の元に立花響、花寺のどか、エステル・ブライト、そして融合世界に来ていない獅童光と、雨宮さくらの5人以外の人物の力がいるのか?」
「もし6人目の力が必要なら一体誰が不足してるんだ?」
そう言って紫藤隼人は黒乃巣会の本拠から姿を消した。
その頃黒乃巣会の本拠の場所を見つけた帝国華撃団は・・・
「うひゃあ、たくさんいるわ。大神はんどうするんや」
「紅蘭が大神に聞く。
「ああ、とりあえず帝国華撃団を分散させる。先ず俺と一緒に天海と先行して追い詰めるのは、すみれ君、カンナ、紅蘭、そしてアイリスの4人だ」
「わかりましたわ」
「よっしゃ」
「はいな」
「わーいお兄ちゃんと一緒だーー」
大神に呼ばれた四人がそれぞれの言葉を言う。
「そして俺達の援護にさくら君とマリアだ。頼むぞ」
「はい、大神さん」
「・・・納得出来ません隊長、何故副隊長の私が援護なんですか?」
「マリア、こういう時援護が重要なのはわかってる筈だろ?」
「ええ、わかりますが隊長は私とさくらに死ねと言うのですね」
!!
「マリア俺はそんなこと考えていない」
「口ではなんとでも言えますよ」
「実際、さくらと私だけで後方を守れると思ってますか?」
「それは・・・」
その頃米田達は・・・
「何してやがる大神達は、早く突入しろよ。」
「司令帝都全域に魔装機兵が続々出現しています」
「大神早くしろ。時間が無いぞ」
「わかってます司令しかし・・・」
「おやおやこんなところで、遊んでいるのかな、帝国華撃団」
!!
その時蒼き刹那が再び帝国華撃団の前に現れた。
「「「「「「「お前は蒼き刹那」」」」」」」
「どうしてお前が生きている」
「フフ、どうしてだろうね。それ」
ゴゴゴーー
刹那が地割れを起こした。
「「「「「「「うわーー」」」」」」」
そして天海と戦う5人と後方のマリアとさくらに見事に分断された。
「マリア、さくら君」
「はは、大神お前はさっさと天海を殺せよ」
!!
「何だと‼」
「僕は二人と遊ぶからさっさと行けよ」
「さあやろう、進化しろナノビョウゲーン」
「ぐあああ」
刹那が放ったナノビョウゲーンはマリアの載る光武に感染し、マリアはメガビョウゲーンの体内に囚われてしまった。