「そしてイシュメルガの当初の計画を変更として、紫の扉の世界に行かなかったグレースさんと自分を狙い攻撃してきたと思います」
「駄目、寒さで体が動かないよ」
!!
「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」
「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」
「おいおい、諦めるの早くないか?」
「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」
「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」
「うおおおおお。何のこれしき」
そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。
「私達が来たからには3人に手は出させないよ」
「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」
そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。
「「「「「「「成程」」」」」」」
「でも、直哉さんどうして今回は特殊遊撃部隊が単独で動くんですか?」
パパイヤが直哉に聞く。
「そう言われたらそうだ。直哉さんどうして動くと言うか捜索場所も決めてるんですか」
サマーがそう言う。
そして直哉は話し出す。
「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」
スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。
「やったかヴァリマール」
「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」
「そうか、それでは撤退するか」
「うわーーマリアーーーー」
「嘘ですよねマリアさーん」
予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。
「何をあわててるんだあの人達は」
「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」
「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」
そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・
「貴様ー」
バキッ
「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」
「ちょっと落ち着いてください大神さん」
直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。
そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。
「リィンさんどうしてここに?」
「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」
「それでイシュメルガはいたんですか?」
フォンティーヌがリィンに聞く。
「いや、逃げられたようだ」
「なら貴方は殺人を犯した人ですね」
「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」
!!
「どういう意味ですか?直哉さん」
「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」
!!
「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」
「あれはメガビョーゲンに侵された光武だったんです」
「そう言う事があり、特殊遊撃部隊が本格的にイシュメルガと関わる切欠になったのが、日本橋での戦いでした」
「「「「「そんな」」」」」