新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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特殊遊撃部隊の単独行動1 行動前の説明中編

「そしてイシュメルガの当初の計画を変更として、紫の扉の世界に行かなかったグレースさんと自分を狙い攻撃してきたと思います」

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

「私達が来たからには3人に手は出させないよ」

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

 

「でも、直哉さんどうして今回は特殊遊撃部隊が単独で動くんですか?」

パパイヤが直哉に聞く。

 

「そう言われたらそうだ。直哉さんどうして動くと言うか捜索場所も決めてるんですか」

 

サマーがそう言う。

 

そして直哉は話し出す。

 

「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョーゲンに侵された光武だったんです」

 

「そう言う事があり、特殊遊撃部隊が本格的にイシュメルガと関わる切欠になったのが、日本橋での戦いでした」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

 


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