「出でよ黒之巣死天王よ」
「ハ、紅のミロクここに」
「蒼き刹那ここに」
「白銀の羅刹」
「黒き叉丹ここに」
「「「「我ら黒乃巣死天王天海様の命によりここに推参」」」」」
「「「ええーー」」」
「なっ馬鹿な!!黒之巣会首領天海と黒之巣死天王まで、紫の扉の世界は・・・」
「左様、紫藤直哉お前達が紫の扉の世界から出る為には、復活したワシらを倒す事じゃ」
「今回は生身での戦いじゃがな」
「じゃあ遠慮なく行くよおじいちゃん」
「へっ」
「ハートカルテットリング!」
「とびだせ!元気なハート!」
「やさしいハート!」
「かしこいハート!」
「燃え立つハート!」
「ハートドキドキ!」
「「「ドッキング!」」」
「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」
「「「「ビクトリー!」」」」
「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」
「ビクトリー!」
「「ギャアアア天海様お許しくださいーー」」
そして蒼き刹那と白銀の羅刹は兄弟揃って浄化された。
!!
「これはもしかして・・・だがその可能性があるとしてグレースさん達に伝えておくか」
「何をするんじゃ、小娘共ワシらは久しぶりの出番なんじゃぞ」
「それを先制攻撃をして一気に2人を浄化するとは卑怯じゃぞ」
「えー―おじいさんが準備終わるまで待っててあげたよ」
「それに天海さん。貴方はどういう経緯でも蘇った敵はすぐ倒されるのはすぐに倒されるのを知ってますか?」
「何じゃと」
「その油断が命取りよ」
!!
「アースウィンディハープ」
ハープをとり出すアース。
「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」
「「「トリプルハートチャージ!」」」
「「届け!」」
「「癒やしの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」
サマー達達と話していた天海に向けグレース達の浄化技を受けた。
「しまったおのれ――紫藤直哉お前も――こんな勝ち方で良いのかーー」
「ああ、構わない天海にお前は偽りの番人だからな」
!!
「「ヒーリンググッパイ」」
「「「「お大事に」」」」
そして紅のミロクはキュアアースの浄化技により浄化され、天海はキュアフォンテーヌとスパークルとグレースの3人の浄化技により浄化された。
「やった――おじいさんを倒したよ」
「うんサマー」
「ちょっと待てなら紫の扉の世界から私達は出れるのではなかったじゃないのか?」
「うんその筈それに、グレースさん達はあのおじいさん達を浄化したのにまだ警戒をしたままだから」
「そう言われたらそうね、あのおじいさんが本当の紫の扉の世界から私達を解放させる人物ではなかったようね」
「「そんな」」
「フフ、イシュメルガによって蘇った天海達を短時間で倒すとはな」
「そりゃそうですよ。黒き叉丹さんだって貴方がこの紫の扉の世界の真の番人なんですから」
「「「「「ええーー」」」」」
直哉の言葉にサマー達は驚いていた。