新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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響とマサキ

「ええ――何で私達がここにいるんですか?」

 

そして響は思い出す。

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そして16番目のプリキュア達の浄化技で倒されたヤラネーダは消えその後に、赤い半分に割れた宝石がその場に落ちていた。

 

「これなんだろ?」

 

「とりあえずそれは必要な物かも知れないからコーラル持っていた方が良いだろ」

 

「ええ――私でもいいじゃん。フラミンゴ」

 

「サマーだといろんな意味で危ないからな」

 

そしてグレ響とサマー達は響からの連絡を受けて赤坂に向かった。

 

回想終了・・・

 

「成程そう言う事か、響お前達2人は恐らくイシュメルガが紫の扉の世界に行った事によりその影響で、直哉とキュアグレースと交代いう形でこちらに戻った可能性があるな」

 

「そんなマサキさん。何とかして私達を紫の扉の世界に入れて下さい」

 

「・・・無理だな今俺達がいる庭園は、トワとレイが作ったと言ってたからな」

 

「ええ――」

 

「ええ、元々庭園は特殊遊撃部隊のベース基地として使う為に私とレイが密かに獅童光を救出する時以外にも使えるように準備してたのよ。シンフォギア世界の出来事が切欠で、管理者の神殿以外に緊急避難が出来るようにね」

 

「そうよ。ただそれをイシュメルガは、その場をくだらないゲームの場所として使ってるけどね」

 

「成程そう言う事なんですね。庭園は元々特殊遊撃部隊の為の異空間だったんだ」

 

「ああ、さっきからトワがサイバスターに通信でそう説明しろと言ってたからな」

 

「あはは」

 

「それじゃ私達が、直哉君とグレースと交代した理由は・・・」

 

響が思い出す。

 

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「もしかしてあれが原因かな?」

 

「まあ間違いないだろうな。紫の扉の世界だけをクリアするだけじゃこのゲームは終わらないみたいだしな」

 

「確かにそうだった。オレンジの扉の世界もゲームクリアしないといけないし」

 

「まったくイシュメルガは、面倒な事をするな」

 

「ああマサキさんは、イシュメルガを知ってるんですか?」

 

「ああ、直接見てないが幻獣騒動は知ってるからな」

 

 

 


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