バカテスポケット   作:野木雄大

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なんとか今日中に書き上げた………バタリ(ち~~ん…)


座談会

第一回…

 

「「バカテスポケット座談会~」」

 

いえーいっ!

 

「とゆー訳で始まりました、第一回バカテスポケット座談会。とりあえず作者さん、第一章完結お疲れ様でしたー」

 

ありがとうございます。

 

「まったく…八話目で挫折しかけた時はどうなるかと思ったが、よくまあ挫ける事なく更新出来たものだ」

 

ははは…自分でも驚いてますよ。あの時は何時間考えても何も思い浮かばずにいましたから。もうどうにでもなれと、当分サイトは見ないようにしてましたから。

 

「ふむふむ、それでー? 立ち直ったキッカケはあるんですかー?」

 

二十日くらい経って、やはり気になってしまい恐る恐るサイトを見たんです。そしたらこの小説にお気に入り登録してくれた人が増えてたんですよ。…まあ、あの時点でお気に入りはたったの三人でしたけど…。

 

それでも嬉しかったですし、一度投稿した以上最後までやろうと思えました。この作品にお気に入り登録してくれた人達の為にも頑張ろうかーー

 

「うんうん、よくできましたね。ナオっちは感激ですよー」

 

待って、まだ途中なんだけど!?

 

「作者。あなたの話だけで盛り上がるわけにはいかないだろう。他にも話すことはあるんじゃないのか?」

 

…そうでしたね。前々から一章終える毎に座談会を開くつもりではいましたが、いざ開いて見ると一人で何をすればいいのか、何を話せばいいのか分からずでして…。さて、そろそろ第一章を振り返ってみましょうか。その為の座談会ですしね。

 

「とは言っても序盤はバカテス原作と変わらない流れだな」

 

「原作との分岐はアキちん(明久)がユージン(雄二)に試召戦争を提案してたところですかねー?」

 

…その呼び方、本人達から許可をもらってるんですか? まあそうですね。そこに本作の主人公、一輝を介入させて原作と方向性を変えました。

 

「設備を取らず再振り分け試験を受ける、なんて他の作品でもやっているがな」

 

「でもクラス内の模擬試召戦争はあまり見ないですよー?」

 

バカテスの漫画を読んで…あっこのアイデアいただき! と思いやってやりました。そして点数で勝負が決まらない以上、操作の訓練として相手をBクラスからCクラスに変えました。

 

「そのお陰で登場しました、我等が生徒会長紫杏ちゃん! パワポケファンなら誰もが待ち望んだ事でしょうキャラが早くも登場しましたよ!」

 

「パワポケ10では自治会長だったがな。それにしてもスペック高すぎないか? 確かに文武両道でカリスマ性はあったが」

 

バカテス原作に生徒会があったかどうかわかりませんでしたから、強キャラ感を出したかったんですよ。紫杏だけじゃなく他の役員も。

 

「だからカズちんとアカりんを登場させたんですね!? でしたらあたしも?」

 

すいません、あなたの出番は少ないです。最悪本編で名前が出てくるかどうかも今は分かりません。

 

「そんなー! ならすずちんを差し出します。好きに使って良いですから私にも出番をください!」

 

「高科? さらりと私を生け贄に使うな」

 

…話を進めましょうか。さらに原作との分岐があったとすればそれは、Aクラス戦前日に雄二に日本史のテストをやらせたことですね。

 

「小波君、ですか? 彼っていろいろと立ち回ってますよね。アキちんも言ってましたけど、何が正しくて何が間違っているのかを冷静に見極められる。…彼って本当に高校生ですか?」

 

一輝は全国大会優勝を経験しました。ですが彼は当時リーダーとして足りないものが多い自分に悩み苦しみながらも仲間達の協力のもと栄光を手にしましたからね。だからこそリーダーとして悩まない雄二の事が心配だったのでしょう。後悔させない為に。

 

「で? Aクラス戦が始まったわけだが、吉井明久は原作同様負けるのだな」

 

本当は一輝を負かす予定だったんですけどね。生徒会長に勝てたのは上手く行き過ぎだったかな~っと。

 

「…主人公を負けさせる考えを持てるとは作者よ、お前は鬼畜か?」

 

失礼なっ! 私は聖人君子ですよ!

 

「自分で言うな…」

 

「それでAクラス戦を通じてアキちんがハーレム作ってる事を皆が知るわけですねー。彼、本当に誰かに刺されたりしませんよね?」

 

そこは彼自身の問題でしょ。自分の身は自分で守らないと。

 

「それ言ってしまうんですかー?」

 

そして一輝の対戦相手はまたもや生徒会のメンバーです。彼も大変ですね。

 

「どの口が言う? まさか副会長に上守甲斐とは無難だな」

 

パワポケ原作でジャジメントの幹部になった紫杏の秘書ですからね。会計でも良かったんですが、そうなったら残った副会長の椅子をあのキャラに任せるのはダメかと思いまして。

 

「そーいえば、結局会計が分からず終いでしたね。誰なんですか?」

 

ネタバレになるので言えません。ヒントをあげるなら意外な所で紫杏と関わってるキャラです。

 

「そしてFクラス、勝ってしまいましたね」

 

「ああ。恐らく…いや間違いなくバカテス原作における最大の分岐だぞ?」

 

ええ、やってやりましたよ。これから先の展開はまだ未定ですが、完結目指してやってやりますよ!

 

「三週間も更新をサボってた人が何を言っている?」

 

ぐふっ…そこを突かれると胸が痛い。まあ、しばらく小説から離れていたお陰で気分転換出来たというのもあるんでしょうね。

 

「それでここまで続けるとは作者さん中々ですよ。それより作者さんに一つお願いがあります」

 

? なんです?

 

「妹を本編に出してくれませんか? それなら私は出番がなくてもいいですから」

 

妹さん? …ああ、出す予定ですから安心してください。

 

「ホントですかっ!? やったー!」

 

回想シーンでの登場になりますが。

 

「え、本編には出さないんですか?」

 

あの性格の子を野獣の巣窟である文月学園に入れられませんからね。ちなみに貴女方の出番が少ないのは二人が大学生だからです。

 

「む、何故大学生なんだ?」

 

パワポケ原作では貴女は南雲瑠璃花より二つ上ですから、この作品では貴女は大学生なんですよ。そしてパワポケ10で仲の良かったそちらも同じ年齢にしましたから…。

 

「意義アリです! それなら私達と同い年の紫杏ちゃんがルリっちと同じ学年なのは可笑しくないですか!?」

 

南雲さんと神条さんは11の裏サクセスでクラスメイトになりましたから。それがなければ

神条さんとその取り巻きを同学年にはしませんでしたよ。

 

「その11の裏サクセスに登場した何人かが三年生で登場していた気がしますが、それは何故ですか?」

 

あの二人は先輩キャラが似合っていると思ったので。三年生として登場させるキャラは他にもいますよ。もちろん、一・二年生にも。

 

「ぐぬぬ…要するにすずちんではなく紫杏ちゃんと親しければ私も出番はあったということですか!? すずちんではなく!」

 

「………」

 

「すずちん? 突然黙りこんでどーしたんですか?」

 

「…瑠璃ちゃんに会いたい」

 

「そういえばすずちんとルリっちは幼馴染みでしたね」

 

「…小学校の頃、私は瑠璃ちゃんがクラスで苛められていたなんて知らなかった。あの子が転校して初めてその事実を知った」

 

あー、パワポケ原作と違ってこの作品では貴女と南雲さんの関係は疎遠になってますからねえ。南雲さん自身、若干人間不信に陥ってますし…向こうが貴女を覚えているかどうか。

 

「あの頃、何もしてやれなかった私の事など忘れてくれて構わない。ただ私は…もう一度あの子に会いたい。この目で確かめたいんだ。瑠璃ちゃんが笑顔でいるのかどうかを…!」

 

「すずちん…」

 

………。(スッ…)

 

「…作者。これは?」

 

来月、文月学園で開かれる清涼祭の一般招待券です。これで学園に行って南雲さんに会いに行けばいい。

 

「作者…ありがとう」

 

ふう…これにて問題解決。

 

「してません! 清涼祭に行くって事はすずちんは本編に出れるかも知れないって事じゃないですか! あたしの分は? あたしも欲しいです!」

 

そういうと思って、招待券を二枚、あの人に渡しましたから。二人で行ってきなさい。

 

「わーい、これで問題解決ですねー」

 

チョロくないですか? さて、これ以上続けてもグダグダになるだけなので。まあ本作品最初の座談会ですし、これでお開きにしましょう。

 

読者の皆さん。誤字脱字の修正や見直しの為、次のページ更新は来週の日曜日になりまーす。

 

次回からはバカテス原作における短編集や各キャラの日常編をはさんでから二章に行こうと思っていまーす。

 

以上、第一回バカテスポケット座談会でした。今回のゲストは作者である私と

 

「天月 五十鈴(あまつき いすず)と」

 

「ナオっちこと高科 奈桜(たかしな なお)でしたー」




これにて第一章完結!

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