竜の魔女と騎士王と紛い物   作:3DS大将

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4話 約束

「うーん…」

 

ジャンヌは昨晩シロカと一緒に寝ていたが、既にシロカはベッドにいなかった

 

(よく寝た…)

眠ること自体はサーヴァントにとって不要だが、結局付き合ってくれるのはやはりジャンヌらしい

 

「あいつはどこに…」

下着姿でジャンヌはシロカとアルトリアを探す。しかし朝食を考えると下の階へ降りて食堂の方へ歩き出した

 

とそこには予想通りアルトリアとシロカが食事をしていた

 

「あ!ジャンジャンおはよう!もぐもぐ…」

「遅いぞ。マスターより後に起きるとはたるんでいるぞ突撃女。もっきゅもっきゅ…」

「う…うげえ……朝からジャンクフード?」

これ以上ない嫌悪感に襲われ、ジャンヌは口を抑える

 

「なんだ?嫌なのか?もっきゅもっきゅ」

「ダメだよジャンジャン!好き嫌いは!もぐもぐ…」

「いやそうゆうわけじゃなくて…」

2人はジャンヌを意に介さずハンバーガーやポテトを食していく。アルトリアとシロカは一緒に食事しているがアルトリアの食事の速度が異常でシロカがハンバーガー1個食べ終わるのに既に3個はなくなっている

 

「ちょ、ちょっと!私の分残してよ!!もぐもぐ…うっ…」

「フッそろそろ腹の限界かシロカ?もっきゅもっきゅ」

「違うよ!喉が詰まっただけだよ!それにジャンジャンの分を考えているんだよ!」

「私はいらないわ」

ジャンヌはあくびをしながら上の階の寝床へ戻る

 

「下着でうろちょろするな。シロカに悪影響が出たらどうするもっきゅもっきゅ」

「はいはい」

「ジャンジャン?うぇぇ…もうキツい…」

「小さい胃袋だな、まだ3個目じゃないか。もっきゅもっきゅ」

「あ〜チーズがこんなにもキツい…ジュース〜」

「ほら」

アルトリアは目の前のコーラを差し出す

 

「ジャンジャンは?」

「また寝たぞ」

「えぇ!?じゃあ私も寝る!うっぷ……その前にトイレ…」

「大丈夫か?」

「大丈夫…」

 

一方上の階では

 

「・・・」

ジャンヌは特に下着から着替えず、ベッドで寝っ転がっていた

 

「…立香」

前のマスターの容姿を思い出し、静かに目を瞑る

 

 

「ジャンジャン!!」

「きゃあ!?」

 

するとシロカが寝ているジャンヌに向かってダイブしてきた

 

「何してんのよ!」

「ジャンジャンもう朝だよ!朝ごはん食べよ!」

「朝ごはん(ジャンクフード)ねぇ…」

シロカに馬乗りにされながらジャンヌは冷めた目で見る

 

「ねぇ起きてえ!」

「揺れるな揺れるな…はぁ」

立香に上を取られるなんて普段のジャンヌなら認めない事だが、今のジャンヌはこれでもかというくらい無抵抗でシロカのされるがままだった

 

「…どうしたの?お腹痛い?」

「いえ特には」

「ご飯持ってこようか?」

「遠慮します」

心配するシロカにジャンヌは少し気持ちが変わったのかシロカの頬に手をあてる。ジャンヌに触れられた途端シロカは昔と変わらない笑顔で返す

 

「えへへ」

「…ふん」

「いだだだだ!!!!」

するとジャンヌはいきなりシロカのほっぺをつねりだした

 

「痛いよもう!」

「あははっ!やっぱり泣き顔の方が見てられるわ」

「ジャンジャンってS?」

「Sではありませんよ。ただ人が苦しんだり、悶絶している姿を見るのが楽しいんですよ」

「なにそれぇ!!怖いよ!」

「怖くてけっこう。ほらどっか遊んできてください」

ジャンヌは再び目を瞑るが、シロカはそれをよしとしなかった

 

「ジャンジャン約束をは〜?ねぇねぇ約束は〜?」

「あ…そうでしたね…」

遊ぶ約束を条件付きで出してそれをクリアされたならばジャンヌとて破りきれない。

 

すぐ身体を起こして馬乗りになっていたシロカは姿勢を崩してベッドに転がる

 

「遊んでくれるの!」

「約束ですからね。ですが今日限りですよ」

「なんで?」

「ふん、あんたは別に遊びたいとまでしか言っておらず、これからも遊びたいとは言ってない。だから私は今日しか遊ばないんですよ」

「えー!!!」

結論から言えば屁理屈なのだが、まだ小さいシロカはジャンヌの言葉に訳もわからず論破された

 

 

「そうか…しょうがないよね…」

(やっぱりバカねぇ〜こんぐらいの言い訳であっさり引くなんて愚かで無知な子…)

 

内心笑っているジャンヌにシロカは話しかける

 

「じゃあ、また『じょーけん』クリアしたら…遊んでくれる?」

「え…?」

「だから、またジャンヌの言う事いい子に聞いたら遊んでくれる?」

 

ジャンヌは耳を疑った。あれだけいいように使ったのだからもう遊ばないとか見切りをつけられると思い込んでいたのだ

 

しかしこうもストレートに「言う事聞くから遊んで」はジャンヌにとって効果的面だった

 

「え…えぇ…そりゃそうです…」

「やたぁ!!じゃあ今日は何して遊ぼうかなぁ!遊園地行こう!」

「はぁ…もうそこはただの土地ですよ」

「あ…どうしよ」

 

落ち込んだシロカにジャンヌはすぐ新宿の服に着替え、シロカを抱き上げる

 

「それでは今日私が連れて行きます。かまいませんか?」

「ジャンジャン知ってるの?」

「知っているというよりかは…」

「デートみたいなものか?」

「そうそう…てっ!?」

 

後ろから声をかけてきたアルトリアに2人は思わず叫び声をあげる

 

「どうした?」

「あんたまだ食ってたんじゃないの!」

「察しの悪い奴だ。食べ終わったから来たのだろう」

「げぇ!?あの量を平らげたの!?」

 

アルトリアは口についたケチャップを舐める

 

「シロカもこのぐらいは食べれるようになれ」

「無理だって!」

 

「フッ…今日は突撃女とデートか。この戦車に燃やされないよう気を付けろ」

「誰が戦車よ!」

「ジャンジャンはそんな事しな…い…は…ず?」

「あんたも自信無くしてんじゃないわよ!マスターなんだから燃やすわけないでしょこのバカ!」

「バカじゃないもん!!」

「すぐヒートアップするから立香に機関車ジャンヌと言われるんだぞ」

「え、裏でそんな事言われてたの!?」

「今考えた」

「こいつ!!」

 

3人でうるさく喧嘩しながらも、今日はジャンヌメインで遊ぶことになった。

 

 

ーーーーーーー

 

そして3人の歩く道には

 

 

「クソッ!!なんでこんなことに!」

「無駄口を叩いている暇があるなら走れ突撃女」

「分かってるわよ!」

「ジャンジャン速い〜」

「黙ってなさい!!」

 

ジャンヌは安全も考えてなるべく人がいない所をと、人気のない公園で遊ばせるつもりだったのが、うっかり全員参加の聖杯戦争を忘れてしまっていた。どこに行こうと1人もいない公共施設なんてないためさっそく敵マスター達から狙われていた

 

「おい!セイバー!仕留めろ!!」

「了解だマスター」

 

セイバーは地面を強く踏み込み、一瞬で間合いを詰める

 

「っ!しまっ…」

(シロカがやられる…!!)

 

ーーガキン

 

シロカに振り下ろされる剣を間一髪でアルトリアが防いだ

 

「後ろを見るな!走れ!」

「よそ見をしてる場合かな?」

「チッ」

 

敵セイバーの攻撃を受け止め、相手を蹴り上げる

 

「ぐっ、やりますね。未熟なマスターを抱えていながらその動き」

「黙れ」

 

黒いオーラを纏った剣がセイバーを吹き飛ばす

 

「……っ…やはり魔力が…」

「アルトリア大丈夫?」

 

シロカがアルトリアの背中をさする

 

「なぜここに…?走れといっただろう」

「シロカがアルトリアを置いていったら令呪使う、なんて脅されたら戻るしかないでしょ?」

 

油断しているジャンヌにセイバーが一太刀浴びせる

 

「くっ…!」

「首を狙ったつもりだが、今のを避けたのは褒めよう」

「やったわね…まとめて燃やしてやるわ!!」

 

肩を切られたジャンヌは逆上して手に強大な炎を生み出す

 

「少しは魔力を抑えろ!消滅するぞ!」

「そりゃどうも…でも手加減できるほど相手は甘くないのよ!

 

ジャンヌはセイバーに向かって炎を浴びせようと構えるが、フェイクであり、セイバーが引いたところに合わせて

 

「そこ!」

「なっ…!」

 

着地の瞬間を狙われてセイバーは跡形もなく焼き尽くされた

 

「ふん、口程にもないセイバーね」

「終わったか」

 

セイバーの消滅を確認した後、3人は敵のマスターを探すが見当たらず…

 

「ジャンジャン強ーい!」

「あたりまえでしょ。なんだって私はーっ」

「サーヴァントにしては弱すぎる。あれは魔術回路がろくにない一般人がマスターだな。勝つのは必然だろう」

「ちょっと人が話してる最中になに割り込んでんのよ」

 

ジャンヌがアルトリアの胸ぐらを掴み、2人はまたバチバチとした空気になる。

 

「まぁまぁ、ここは2人とも落ち着きなよ勝ったんだから」

「…ふん」

 

シロカが2人の間にたって喧嘩(戦争)は避けられた

 

「これで後…何人だろう…セイバー倒して…ランサー倒して…あとは5人だね!」

「はぁ?なに言ってんの?」

「…伝えてないのか?」

 

以前アルトリアはジャンヌに聖杯戦争のことをシロカに伝えることを頼んでいた。

 

理由は流石にサーヴァントだらけの世界を隠し切れないことと、戦える精神ぐらいは身につけてもらいたい願望からだった

 

…結果ジャンヌが『今回』の聖杯戦争を伝えてないせいでシロカは『本来』の聖杯しか知らないのだ

 

その事実をさりげなく伝える

 

「シロカ。それは別の聖杯戦争だ」

「今のは違うの?7人だけじゃないの?」

「あぁ」

「それじゃあ後何人?」

「・・・」

 

地球上の人口が約70億人…それが半分以上減少したとすると

 

「35億人だ」

「35億!?…ってどのくらい?ひゃくまんより多い?」

「多いわよ」

「???」

「…説明するわ」

億の単位が分からないシロカにジャンヌは地面に数字を書いて教える

 

「100万は0が6個でしょ」

「うんうん」

「そして1億は0が8個よ」

「うわぁ…すごい多いね。…待って35億?あんなのが後35億人?」

 

「そうよ」

「そうだ」

 

やっと数の多さに理解したのかシロカの表情は真っ青になる

 

「めちゃめちゃ多いじゃん!」

「やっと理解したか…」

 

周りを見渡せば多くの建物がセイバーとの戦闘により破壊され、道路もズタズタにされていた

 

一般人がマスターといえどサーヴァントの1人の力は侮れないのだ

 

「ねぇ!!こんなのがたくさんいたらジャンジャンとアルトリアもたないよ!やられるよ!」

「喚くな。何も35億人まとめて相手するわけじゃない」

「あ、そうか」

「はぁ〜馬鹿…(ボソッ)」

アルトリアとシロカの会話にジャンヌはつい本音が出る

 

「ジャンジャン何か言った?」

「いいえ何も。それよりも早くこんなとこ離れましょ」

「突撃女と言う通りだな。ひとまずここから離れ…っ!」

アルトリアは敵を感知し、いち早くシロカを抱えて伏せる

 

「え、あんた何やって…」

「伏せろ!」

立ったままのジャンヌにアルトリアは頭を掴んで無理やり伏せさせるが勢いあまって…

 

ーーガン(ジャンヌが地面にめり込む音)

 

ジャンヌが地面に叩きつけられた瞬間頭上には極太のビームが通り過ぎていった

 

「……ふぅ…ありがとうアルトリア」

「礼には及ばん」

ジャンヌがフラフラと流血している頭部を押さえて立ち上がる

 

「ちょっと…めっっちゃ…痛いんだけど…」

「なんだ貴様。私に助けられた分際で礼の一つもないのか?いや、腰を曲げ、頭を下げて感謝しろ」

「なんなのよその態度ムカつく!!」

「…静かにしろ。何かくるぞ」

 

アルトリアは襲撃者の前に出て、ジャンヌはシロカを自分の後ろに隠れさせる

 

「・・・やっぱりサーヴァント相手には直撃前に感知されて避けられますか」

「すいません隊長…もっと下を狙えば…」

「気にしないでください」

 

3人の前に出てきたのは背中に『誠』と描かれているのが印象的な青い半被を着ている女の剣士だった

 

「この国の治安を乱すものには私の手で直接排除します」

小柄な見た目に反して既に何人か仕留めた後なのがわかるほどの返り血で染まった身体、物言わぬ殺人の目をした女の剣士にアルトリアとジャンヌはともかく、シロカは圧倒される

 

「怖いのですか?」

「うん…」

「そのまま私の後ろにいなさい」

「うん」

 

歩いてくる女の剣士に2人は剣を向ける

 

「何者だ」

「…申し遅れましたね。私は機動隊一番隊隊長…沖田総司」

「沖田総司?」

アルトリアはその名前にピンときた

 

「日本の病気剣士か」

「なんでそこだけ覚えるんですか他にも印象あるでしょ!!」

先程と雰囲気がガラリと変わり、アルトリアの病気発言に沖田は抗議する

 

「それに機動隊一番隊…生前と所属が違うような気がするわね」

「あれから何年経ってると思ってるんですか。そりゃ組織名も変わりますよ」

「そんなのよりも一番隊とか言ってる割に人数少ないわね。2人だけ?」

「うっ…それは…」

ジャンヌの発言に沖田は痛いところを突かれたような顔をする

 

「だって毎日暴れるサーヴァントを鎮圧する内に死者が絶えないので…今では機能してるのは一番隊のみ…じゃなくてあなたセイバーですね!?」

沖田は警察の実情に愚痴をこぼしつつも本来の任務に戻る

 

ジャンヌの方に指を指してクラスを確認する

 

「残念だけれど私のクラスはアヴェンジャーよ」

「セイバーはアルトリアだよ」

「え?そうなんですか?」

呆気取られた顔で沖田はジャンヌとシロカに説得される

 

「あー確かにこっちの方がセイバーって感じがしますね。アヴェンジャーの方だとすごい闇抱えてそうな顔してますし」

「ジャンジャン闇抱えてんの?」

「否定はしませんけど…」

 

沖田は手錠を取り出すと

 

「それじゃはいどうぞ」

アルトリアに手錠をかけた

 

「…これはどういう事だ?」

「あなたを器物破損、建造物破壊、誘拐罪、色々迷惑かけた罪の疑いで逮捕します」

「え…アルトリアって私とジャンジャンに隠れてそんなことしてたの?」

「罪深い女ね冷血女…くくっ…」

「ふざけるな!おい貴様一体何を言ってるんだ!」

駆けつけた警察2人がかりでアルトリアをパトカーに乗せようとする

 

「とぼけないで下さいよ。最近セイバーがこの地区で大暴れしてるんです」

「セイバー?」

シロカには心に当たりがあった

 

「それ倒したよ」

「え?本当ですか?」

「うん、ジャンジャンが燃やした」

「さ、流石ですね…逃げ足が早くて私達では捕まえられなくて…」

沖田は刀を納めてシロカに頭を下げた

 

「ありがとうございます」

「私がやったわけじゃないよ!ジャンジャンとアルトリアに言ってよ!」

「そうですか…ジャンジャンさんとアルトリアさん、よろしければ機動隊に入隊しませんか?」

 

 

しかしジャンヌとアルトリアは首を横に振る。

 

「そうですよね〜そりゃこんな危険な仕事誰も引き受けないですよねー」

「その前にさっさとこれを外せ」

「あ、その事なんですけどあなたの疑いが晴れたわけではないので署にご同行お願いできますか?」

「なんだと…?」

「ぶ…ふふ…」

ジャンヌは思わず笑ってしまった

 

「おいシロカ!突撃女!」

「まぁアルトリアいい人だからすぐ出れるよ」

「帰ってこなくていいわよ罪人さん…フフッ」

「貴様!!」

「落ち着いてください!!」

そこから暴れることもできたが事を大きくしないためにもアルトリアは仕方なく従うことにした

 

「アルトリアまたね。終わったら先に戻ってて」

「…了解だマスター。今日は突撃女で遊び尽くしてやれ」

「はーい!」

 

シロカの頭を撫でたあと、アルトリアは沖田と共に近くの警察署へ連行された

 

「…でも大丈夫かなアルトリア」

「まぁいざって時には警察署潰してでも戻ってくるでしょ。そんな奴は放っておいてさっさと行きましょ」

「行くってどこに?」

「…私と遊ぶのでしょう?行きたい所はありますか?」

「うーん…じゃあ!あそこ!」

 

ーー

 

 

「ふーんそれで行きたい場所は…なるほど」

「行こう!」

「いや無理でしょ」

「なんで!」

シロカはジャンヌに飛びつく

 

「っ!?離れなさい!」

「だってだってジャンジャンが遊んでくれるって!行きたい場所はって言ったじゃん!!」

「そうだけどアンタが行きたいところって海でしょ…ここ…新宿よ?」

ジャンヌオルタの言う通り、シロカはあろうことか海な行きたいと言い出したのだった。

 

まだ遊園地や動物園なら探してもいいと考えたジャンヌにとって非常に困る場所だ。海には行こうとすればいけるが新宿から海に行くまで割とダルい

 

「いーこーう!」

「いやよ!結局私が長い距離運ぶ事になるんだからお断りよ!」

「何言ってんの!ここにも海あるじゃん!」

「はぁ!?」

この子は何を言い出したのだろう…そう思った

 

「だから!ここに海あるんだよ!」

「あるわけないでしょ!」

「あるよ!疑うんだったらついてきて」

「いいわよ。それでアンタの諦めがつくんならね」

そう言ってシロカに手を握られたままジャンヌは連れて行かれた

 

 

 

 

 

 

 

■■■

 

「先輩……」

 

「あなたが…いなくなってからわたし…」

 

「……後悔しました」

 

「死ぬべきは…私…だったのに」

 

とあるシールダーは治療ポッドに手を添える。その治療ポッドに入っている人間にシールダーは涙を流す

 

「…大丈夫です…必ず…揃えますから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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