VSK-94って言う巨乳美少女になったけど質問ある?   作:FMX

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皆さんお久しぶりです!今回は番外編です!女体化、TS系ではこのシーンはやっぱり外せないでしょ!と言うことでノリと勢いと深夜テンションで書き上げました。


番外編 女になって初めての風呂は色々と気になることが多い

厳しい訓練を終えて夜食を食べ終えた俺はタオルや着替えを持って廊下を歩いていた。向かう先は風呂場だ。激しい訓練で汚れた体のまま寝るのは嫌なので入ることにしたがその足取りはとても重い。理由はいくつかある。まだ自分の女の体に慣れていないから自分の裸を見てしまうだけでドギマギしてしまうからと言うのもあるが、それ以上に俺の理性を削りに来ているのが俺と一緒に風呂場に向かっている9A-91やティスなどの一緒に訓練を終えた面々だ。

 

誰が言い出したのか知らないがどうせなら皆んなで一緒に風呂に行こう!と言う話になってしまい今に至っている。風呂と言っても浴槽がある訳ではなくシャワー室があるだけで、シャワー室はお互いの姿が見えない様に壁で仕切ってある。なので彼女達の裸体は極力見ずに済む。美少女揃いの彼女達の裸を見てみたいと思う欲望も有るが恐らく実際に見てみると余りの衝撃に耐え切れない自信がある。特にブレンとFALさんとグリズリーさんはスタイルが良いのでその裸姿の破壊力は相当高いだろう。

 

色々考えていたら風呂場に来てしまった。シャワー室は分けてあるが脱衣所は仕切りも何も無い。さぁここからが正念場だ。深呼吸をしたりして心を落ち着かせようとしている間に他の人達はどんどん服を脱いで行く。何か覗きをしているみたいでドキドキするな・・・やっちゃ行けないことをしてしまっている感じが凄い。

 

うだうだしているとUziから「早く着替えれば?」と言われてしまったので俺は皆んなに背を向けてさっさと服を脱いだ。さて、ここからが第2関門だ。なるべく自分の体を見ない様にするのは良いが後ろを振り向けば嫌でも彼女達の裸を見ることになる。しかしこのままずっと壁を見ている訳にもいかない。俺は意を決して皆の方を向いた。

 

「っ!」

 

想像通りと言うか何と言うか、目の前にはエデンが広がっていた。男なら誰もがこの様な光景を一度は想像したもんだろう。予想通りブレン、FALさん、グリズリーさんはグラビアアイドルとしても生きていけるんじゃないかと思う程のナイスバディーだ。

 

「どうしたの?驚いたような顔して」

 

「あ、い、いやぁ〜皆んな綺麗な体してるなぁと思って」

 

「感想が男っぽいし、アンタだって馬鹿みたいにでっかい乳持ってるじゃない」

 

そうUziが言ってくるがアンタの乳も充分デケェだろうが。身長と乳の大きさが比例してねぇんだよ。栄養全部胸の方に吸われてんじゃねぇのか?

 

「そ、そう言う貴方もね」

 

「まぁね」

 

言い返してみたが当の本人は恥ずかしがったりする訳でもなく逆に誇らしげな表情だ。

 

「ほぼ同じ銃なのにこの差は一体・・・・」

 

俺の胸を見ながら自分の胸を触って絶望したような顔になる9A-91。あれ、今まで普通に接して来てくれたからそんなことないと思ったけどもしかして自分が貧n・・スレンダーってことを気にしているタイプだった?って言うかそんなマジマジと見ないでくれ。何か恥ずかしい。

 

「わっ⁉︎」

 

突然背後から胸を揉まれた。振り返ってみるとRFBだった。もにゅもにゅと何か嫌らしい手つきで胸を揉んでくる。俺は男ではあるが胸を揉まれるのは良い気はしないし、それに凄い恥ずかしい。揉んでいた手を掴んで強引に引き剥がした。

 

「いや〜Uziのもなかなか良かったけど94の方が揉み心地は良かったね。なんて言うか・・・こう、ふにふにしてて」

 

まるで揉み心地を思い出すかのようにワキワキと手を動かしながら感想を言うRFB。何か・・・スカートやタイツを履いた時に続いて男としてのプライドをまた一つ失った気がする。

 

「乳比べしてないでさっさと行くわよ」

 

今までのやり取りを見ていたFALさんが呆れた様子でそう言うと先に脱衣所から出てシャワー室に向かって行った。それに続いて皆もシャワー室に向かって行く。俺もなるべく皆んなの姿を見ない様に下を見つつシャワー室に入った。シャワー室は特に変わった所は無く普通のシャワー室だった。シャンプーやリンス、ボディーソープなどが横に置いてあり目の前には鏡があった。そして俺はその鏡で自分の裸姿を初めて見た。

 

服を着た状態でも充分その大きさは分かっていたが裸の状態で改めてみるとやっぱり大きいな・・・この胸。それに大きな胸ばかりに視線が向きがちだがこの太もももムチムチとしておりとても魅惑的だ。全体的に肉付きの良いグラマラスな身体。その体の持ち主が自分なのだと今だに信じられないし信じたく無い。男の俺がこんな男の要望を詰め込んだかの様な身体だと言うことにまたまた男としてのプライドと言うか大切な何かを失った気がする・・・もう俺の男としてのプライドとか残って無いんじゃないだろうか?

 

「はぁ・・・さっさと洗おう」

 

ここで悩んだり悔やんだりしてもこの状況、と言うか状態が変わる訳では無いのでさっさと身体を洗うことにした。髪や身体を先にシャワーで簡単に洗い流した後、他の人達はどうか知らないが俺は髪から先に洗うタイプなのでシャンプーで綺麗な金色のショートカットの髪を洗い始める。

 

「そう言えば、貴方まだサブウェポンは持って無かったよね?」

 

隣のシャワー室からグリズリーさんの声が聞こえて来た。これは俺に対して聞いているんだろうか?俺は髪を洗いながら聞き返した。

 

「自分ですか?」

 

「貴方のことよ。まだ拳銃は持ってなかったでしょ?」

 

そう言えばそうだ。サブウェポンとなる拳銃などは俺は持っていない。

 

「そうですね」

 

「今貴方用の拳銃を用意しようと思っているんだけどどんなのが良いとか要望はある?」

 

「要望ですか・・・」

 

うーんどうな拳銃が良いかって言われてもパッとは思いつかないな。ゲームとかだったら迷わずマグナム弾を使用するリボルバーを選ぶが実際に使う拳銃となるともっと使い易い銃にしたいし。

 

「装弾数が多くて使い易いオートマチックだったら何でも良いですよ」

 

「装弾数が多くて使い易いオートマチックね。了解。こっちでその要望に合う拳銃を選ぶけどそれで良い?」

 

「はい。大丈夫です」

 

「分かった。ちょっと時間はかかると思うけどちゃんと用意するわ」

 

「よろしくお願いします」

 

グリズリーさんにそう言ってからシャンプーで洗い終わった髪をシャワーで洗い流した。今更だけど男の時と同じ様な感じで洗ったがこれで良かったんだろうか?まぁ良いや。次は身体だ。ボディタオルにボディソープを垂らして上半身から洗って行く。だがここでも問題発生。身体を洗うと言うことは当たり前だがこの眼下にある大きな胸も洗わなければいけない。いくら自分の胸とは言え女性の胸を触ると言うのは勇気がいるし変に興奮してしまう。自分の胸と鏡に映る自分の姿を見ない様にしながら胸を洗って行く。大きく柔らかい胸の感触と触られている感触を感じながらも、慌てず・急いで・迅速に洗い残りの腹や腕の部分も洗った。下半身の方もアレが有るので変に意識しそうになったので洗う時は同じ様に見ず意識せずを強く意識して洗った。

 

精神的にとても疲労したがなんとか全身を洗い終えることが出来た。良くやった俺!今日はぐっすり眠よう!体に付いていた泡をシャワーで流した俺は持って来ていたタオルで身体を拭いてからシャワー室を出た。身体を洗うのに苦戦していた内に9A-91やティスは先に上がっていた様で俺が脱衣所に入ると下着姿だった。その姿を見た俺は反射的に「すまん」と謝ってて顔を晒した。

 

「どうして謝るんですか?」

 

「い、いや、下着姿は見られたくなかったかなと思って」

 

「別に見られても大丈夫ですよ。同じ女性同士なんですし」

 

不思議そうに首を傾げる9A-91とティス。

 

「そ、そうだね。ははは・・・」

 

彼女達は俺が本当は男だと知ったらどの様な反応をするのだろうか?ティスは余りリアクションをしないかも知れないが9A-91は顔を真っ赤にして引っ叩いて来そうだな。罪悪感を抱きながらも俺はそそくさと着替えを始めた。因みに着替えの服は支給されたグリフィンのマークが刺繍された赤色のジャージだ。相変わらず上着は大きな胸によって押し上げられてぱっつんぱっつんになっているがこれはもう仕方ない。にしてもこの服装は落ち着くな。女っぽい服装って訳でも無いし俺が男だった頃も着たことがあるからだろうな。着替え終わった俺は同じく着替え終わった9A-91とティスと一緒に部屋に戻った。厳しい訓練による肉体的な疲労とシャワーでの精神的な疲労で俺はベッドに入ると秒で眠りについた。

 

 

 




そろそろVSK-94を何か任務に出したいなと思っているので次回か次次回でVSK-94の初めての任務を書くと思います。

次回も楽しみに!

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