欧州戦火隊〜仲間と紡ぐ未来〜   作:Uさんたちの部屋

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前回までのあらすじ
春香の口から明かされた真実。なんと優也が持っていこうとした本は、紫が未来で手に入れたとある本を元に書かれたものであり、その予言は本当に起きるものだった………その証拠にモンスター襲来のサイレンが鳴り響く………


第143話 残るモンスターの一角

司令室………

春香「………もう分かっていると思うけど、モンスターが襲来したわ。場所は欧州の最も西。ポルトガルよ。」

ミラー「まだモンスターが襲来するとは………」

ネール「でも僕達にやれる事はモンスターを倒す事だけ………だよね!」

優也「………そうだな。」

ユアリ「どうしたんだい、優也。いつもみたいな元気が無いねえ。」

優也「ちょっと仕事疲れが残ってるのかもしれねえ………でも大丈夫さ。」

ミュール「あまり無茶はしないで………!」

優也「わかっているよ。それより、出撃準備をしよう。こうしている間にも、モンスターは欧州の壊滅を目論んでいる。俺達は全力でこれを阻止するだけだ!」

デルカ「優也の言う通りだな!」

優也「よろしいですよね、春香さん。」

春香「ええ、優也君達に任せるわ。」

この時の優也は少し春香の事を疑っていたが、モンスター討伐が最優先だと考えた優也は、ハイパーアーマーMark-IIIの装着へと向かう。

優也「(総司令やUさん、春香さんが何をしようとしているのか俺にはわからない。でも、俺にはやらなければならない事がある。それを全力でやり遂げるまでだ!!)」

優也はそう心に決めた………

 

数分後………

準備の終えた優也達はヨーロッパトレインの前に集合した。

優也「じゃあ、行ってきます。」

春香「気をつけてね。」

優也「はい………欧州戦火隊出撃!」

隊員達「了解!」

優也達はそのやり取りの後、ヨーロッパトレインに乗り込み、出撃した………

 

ヨーロッパトレイン内………

優也「………」

優也は電車の内部の座席に座り、考え事をしていた。すると、ミラーが優也の隣に座り………

ミラー「………何考えてるの?」

優也「ミラー………」

ミラー「………最近単独の任務があったわね。確か、国連の調査だったかしら?」

優也「ああ。」

ミラー「………そこで何を知ったのかしら?」

優也「………思い知らされたよ。国連の現状を………もう、俺の憧れていた国連は無い。国連は………幻想郷という名の1つの独立世界への興味に取り込まれてしまっている………」

ミラー「そう………」

優也「でも、どっちみち俺は国連にいる必要は無かった。だって、俺の今帰る場所は………欧州戦火隊だからな。」

ミラー「………そうね。アンタの帰って来る場所は………私達の欧州戦火隊ね………って、何言わせてるのよ!!」

ミラーは顔を真っ赤にする。

優也「そ、そんな理不尽な!」

ミラー「う、うるさい!」

そして、2人のやり取りを見ていたミュールは………

ミュール「………なんだが最近ますますミラーさんが優也への好意を隠しきれなくなってきている………でも、優也は気づいていない………」

と、ミラーの恋心を分析していたのだった………

To be continued………




次回予告
ポルトガルに着いた優也達は、モンスターの討伐を目指す。先の戦いで大きな力を得た欧州戦火隊は、モンスター相手に善戦する………
次回「モンスターへの優勢」

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