川神院での生活3日目で瞭太に大きな変化が起きた。
「瞭太よ・・・お主・・・」
「いや・・・マジで治りましたね」
「見よう見真似で会得するなんてネ・・・」
鉄心とルーは瞭太の右腕を見ていた。
ー変態大橋ー
今日も風間ファミリーが仲良く登校していた。
「おはよう皆!」
「う~っす」
「チッ!こんなに集まると組織に感づかれる!」
源氏3人組が風間ファミリーと合流してきた。与一に関しては相変わらず中二病が全開だ。
「いっただきぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
突然 引ったくりが義経の鞄を盗んだ。
「させません!!」
由紀江が咄嗟に刀で攻撃をしたが弾かれた。
「なっ!?刀に対する防刃加工!?」
「ほ~。主の鞄を盗むとは許せないな」
弁慶はその辺に落ちてた石をバイクに乗った盗人に投げた。
「オォラ!!」
「なに!?」
しかし男が裏拳で石を弾いた。
距離も離されてく最中 与一が動き出した。
「アイツ俺達から逃げれると思ってるな。ならば・・・その思い上がりを ぶち壊す!クラウディオ!ソドムを!」
「はい」
与一は自分の武器(ソドム)をクラウディオから受け取り構えた。
「奥義!
中二病が全開の技を放つ与一。しかし威力は本物だが・・・
「うおおおおおお!!?」
「なん・・・だと!?」
引ったくり犯はギリギリ回避した。
「姉さん!!」
大和は百代に取り返す手段しか無かった為に百代を呼ぶが百代は動こうとしなかった。
「いや・・・私が行くまでもない」
その言葉の意味は百代の視線の先にあった。
引ったくり犯のバイクが止まってたのだ。
「な、なんだ!?前に進まねぇ!」
止まっていたのではなく止められていたのだ・・・
「げぇ!?お、お、お前は!!?」
「あ?・・・お前オレの財布を引ったくりした野郎か?」
我武者羅の武人に・・・。
「・・・・・・」ガタガタガタガタガタガタ
義経の鞄を引ったくった男は以前 瞭太の財布を引ったくりした男で売春組織のメンバーだったが瞭太に殴り飛ばされた後で意識を取り戻し警察が来る前に逃げたのだった。
「久しぶりに学校に登校してたのに引ったくりを目撃して・・・しかも以前オレの財布を引ったくりした男と同一人物」
「・・・・・」ガタガタガタガタガタガタ
引ったくり男は以前に瞭太に殴り飛ばされた事を思い出して顔面蒼白になってた。
「おーい。瞭太ー」
百代が瞭太を呼んで瞭太は視線を向けると何処から持ってきたのか百代が岩盤をセットしていた
「なんなりとお使いください」
「よーし。そんじゃ遠慮なく」
「おおおお、お待ち下さい!チャンスを!お慈悲を!!」
引ったくり犯は悪足掻きに瞭太に許しを得ようとするが・・・
「岩盤ラリアットォォォォォォォ!!」
ドガァン!
許されなかった。
引ったくり犯は九鬼の従者部隊の人達に任されて義経の鞄を瞭太は取り返した。
「ところで瞭太。お前・・・右腕は?」
ラリアットした瞭太を見て百代は折れてるハズの右腕が完治されて疑問に思った。
「こういう事・・・我武者羅流 元気百倍」
そう言うと瞭太の左腕が光だして左腕が完治した。
その光景に皆は驚愕した。無理もない誰もが見た事があるからだ。
「おまっ!?それは瞬間回復じゃないか!!?」
「百代の見よう見真似でやったら出来たんだけど・・・まだ未完成で部分的にしか治せないんだよ」
瞭太は見よう見真似で瞬間回復みたいな回復技を覚えたが完全な技ではないために部分的にしか回復しか出来なかった。
右腕は鉄心とルーの目の前で治した。
「とは言えコイツは戦闘中には絶対に使わないけどな」
瞬間回復を正攻法で破った瞭太には回復技は不要のようだが長引くケガ限定に使うと決めた瞭太だった。
リハビリ程度にドラゴンボールネタだした。
コロナの忙しさ半端じゃないよ!
( ;∀;)