と読みます。
我武者羅流=我流って事です。
技名は中二全快ですw
今回はSの始まりの裏sideみたいな感じに書いてみました。
「・・・・・」
休みの昼間、瞭太は睨み付けていた。
「・・・・・」ジー
「あ、あのお客さん。決まりましたか?」
「たこ焼き、お好み焼き・・・迷うな」
屋台のメニュー表を睨み付けていた瞭太だった。
「どっちも香ばしいソースの匂いが良い!迷うぜ!!」
迷いすぎて10分も経つので店主が進言した。
「あの・・・迷うなら
両方 買えばよろしいのでは?」
「おっちゃん・・・アンタ天才か!?」
「いやアンタ バカか!?」
【悲報】
瞭太は時と場合でハジケるのである。
「家は たこ焼きが300円とお好み焼きが400円だけど、兄さん面白いから両方セットで特別に500円にしてやるぜ」
本来は700円を払うのに特別に500円を払えば たこ焼きとお好み焼きが両方食えるとは何て最高なんだ!
「おお!おっちゃん太っ腹だな!どっちも買った!」
「毎度!」
瞭太が財布を取り出した瞬間・・・
「いっただきー!!」ブゥゥゥゥン!!
原付バイクに乗ったチンピラが瞭太の財布を引ったくった。
「ああ!?兄さん財布を盗られたぞ!!・・・おい?兄さん?」
瞭太は俯いて震えていた・・・そして・・・
「せっかく・・・せっかく・・・たこ焼きと お好み焼きをどっちも食べようとしたのに・・・」プルプル
店主は何とか慰めようとしたが瞭太の顔を見て止まった。
「ゆ、許さん」ゴゴゴゴゴゴ
「へ?」
「絶対に許さんぞ!ムシケラども!!ジワジワと殴り殺しにしてやる!!覚悟しやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
瞭太は原付バイクが逃げた方向に走り出した。
ブラアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
「あ、悪魔たん」
川神市の親不孝通り。ここは川神で治安が悪い場所である。
「さっきの原付バイクみーっけ」
瞭太の財布を引ったくった男が乗ってた原付バイクを見つけた。
「・・・複数の気配を感じるな。廃ビルにガードマンがいるなら あの引ったくり野郎・・・犯罪に慣れてやがるな・・・フッフッフ上等・・・だ!」
「ぶべ!?」
ガードマンを蹴散らして廃ビルに入る瞭太だった。
瞭太の言った通りこのチンピラ集団は犯罪をしていた。
「連絡があった!また新たな女が来るぞ!!」
このチンピラ集団は売春組織だった。
「お前 また財布を盗んできたな?」
「ハッ!盗まれる奴が悪いのさ」
そして瞭太の財布を引ったくった男も売春組織の仲間だったが・・・この売春組織が今日で潰される事は誰も知らなかった。
「そうだな?それじゃ人の財布を盗んだ奴は叩き潰しても文句は無いよな?」
「へ?・・・げっ!!?お前h ドオオオアアアアア!!?」
引ったくり男が振り向いたら瞭太が居たけど振り向いたと同時に殴り飛ばした瞭太だった。
「な、何だコイツ!!」
「おい!お前ら!!殺ってしまえ!!」
ゾロゾロとチンピラ集団がやって来るが・・・
「俺はな財布を盗まれて機嫌が悪いんだよ・・・」
「だからなんだ!!?この俺様を誰だと思ってる!!川神の群狼のボスだぞ!!」
「知らん」
「な、なんだと!?テメェ!!」
コイツら・・・もう一度 言ってやるか・・・
「もう一度 言うぞ?俺は今はな機嫌がメチャクチャ悪いんだよ?」
川神市には仲の良いグループがいた。
【風間ファミリー】
リーダーの風間翔一。
直江大和
島津岳人
師岡卓也
椎名 京
クリスティアーネ・フリードリヒ
黛 由紀江
川神 一子
そして武神の川神 百代である。
彼等は川神学園の2年S組の担任 宇佐美 巨人、通称ヒゲ先生。宇佐美は代行屋を経営していて今回は売春組織を潰す為に風間ファミリーに売春組織を潰す手伝いをお願いをしていたが・・・
「おいおい。どうなってんだ?こりゃ」
宇佐美が言うように売春組織のチンピラ集団は全員 倒れていた。
元々は風間ファミリーの師岡が女子に変装して相手のアジトを突き止める為に囮 作戦を実行していたがアジトの入口でガードマンが地面にめり込んで異常を感じた売春組織の仲間がアジトに入ろうとしたら 百代に攻撃されて気絶させたが、アジトに入ると売春組織のチンピラ全員が倒れていた。
風間ファミリーは とりあえず犯罪組織なので警察には連絡した。
「はあ・・・暴れれると思ったんだがな」
川神 百代は少し残念そうだった。
ーその頃 瞭太はー
「ガーッハッハッハ!クソ野郎達を ぶちのめした後の たこ焼きと お好み焼きは旨いな!!」モグモグモグ
瞭太は屋台に戻って、たこ焼きとお好み焼きを食べてた。
楽しいなマジ恋