人理焼却により日本地獄は前代未聞の混乱を極めていた。


この状況を打開するため一人の鬼神が立ち上がった。


彼は人理焼却を引き起こした元凶者の面を拝むためにカルデアへ足を運ぶ事となるのであった。

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まぁ…最初だからね、さらーと説明書きっぽく書いてあります。


始まり  奴が来る

人理崩壊&爆破テロから数カ月が経過した。爆破テロで職員のほとんどが犠牲となり生き残っている職員の負担が一気に加算され多忙を極めていたが概ね順調に物事を進めていた。

 

 

 

 

 

職員が減った事でカルデアは随分と寂しくなってしまったが、人類最後のマスターとなってしまった藤丸立香が召喚したサーヴァント達で活気を取り戻しつつある。

 

 

 

 

 

 そんなカルデアに一人サーヴァントが召喚された。

 

 

 

 

 

「初めまして私閻魔大王第一補佐官の鬼灯と申します。クラスはアヴェンジャー…復讐者ですね。私の仕事を増やした元凶の(ツラ)を拝みに来ました。どうぞよろしく。」

 

 

 

 

 

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日本のあの世には天国と地獄がある。地獄は八大地獄と八寒地獄の2つに分かれ、さらに272の細かい部署に分かれている。

 

 

 

 

 

戦後の人口爆発、悪霊の凶暴化、更に人理崩壊で前代未聞の混乱を極めていた。

 

 

 

 

 

この世でもあの世でも統治に必要とされるのは冷静な後始末係であるが…そういった影の傑物(けつぶつ)はただのカリスマよりずっと少ないのだ…

 

召喚に応じた彼もまた数少ない傑物一人なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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鬼灯がカルデアに来て数週間が経った。

 

 

 

 

 

鬼灯はどんなサーヴァントにも媚びを売らずいつもの調子で対応、応対をしていた。

 

 

 

 

 

「玉藻さん貴方は蝉に化けた事はありますか?」

 

 

 

 

 

「ブッー何ですかいきなり!?」

 

 

 

 

 

とか

 

 

 

 

 

「おや、義経さん」

 

 

 

 

「あ、……鬼灯様もいらっしていたのですね」

 

 

 

 

 

「美少年の次は女性ですか…ムキムキの道は遠いですね」

 

 

 

 

「なりたくてはなった訳ではありませんよ…グスンッ」

 

 

 

 

 

とか

 

 

 

 

 

 食堂ではカルデアのトラブルメーカー、信長がいつも通りに騒ぎを起こして…

 

 

 

 

 

「嫌じゃ儂は譲らn「うるさいですよ!!」ノッバァァッ!」

 

 

 

 

 

「ノッブ!?」

 

 

 

 

 

「ほ、鬼灯さん一体なにを!?」

 

 

 

 

 

「なにをってあのバカを金棒で仕留めただけですが?」

 

 

 

 

 

「何をする貴様!!新入…り…が………申し訳ございませんでした~~!!」

 

 

 

 

 

 

 

とか

 

 

 

 

 

 「分かったわ!貴方エイリアンね!政府はやっぱり隠していたのね!!」

 

 

 

 

 

「いえ、違います」

 

 

 

 

鬼灯のツノを見てエイリアンと断言するジャンヌオルタ…

 

どうやら彼女はアメリカン文化にのめり込んでいるようだ。

 

 

 

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鬼灯は随分とカルデアに馴染んでいた。

 

 

 

 

カルデアはこの男(鬼神)による新たな物語(日常)の幕を上げる。

 

 

 

 

「改めて、私は閻魔大王第一補佐官の鬼灯と申します…クラスはアヴェンジャーです」

 

 

 

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