ちょいと読んでみたがなんか小説書いてるし……ひどいwww
というわけで晒すwww
最後の2、3行は消えかけてたのでちょっと改変してます
ツッコミ所は多々ありますがお気になさらず
教室が笑い声に包まれていた
いつものことだった
ぽかーんとしていたやつも最初に笑ったやつにつられて笑う
最早鉄板と化しているその反応に口だけつりあげ応じ、笑い飛ばした
「お昼一緒に食べね?」
昼食の時間にクラスのリーダー的存在であろうやつ……いわゆるクラスのリーダー的存在ってやつだな
そいつがオレに話しかけてきた
転校生のオレにはありがたい誘いだが断る
「悪い、オレ一人飯好きなんだわ」
どこか良い場所はないかな~
とぶらぶらしているとさっきクラスで見た顔があった
多分クラスメートだ……多分……
「なぁなぁ、どっか飯食うのに良い場所知らない?えーと……「あっ、名音です」ナオトさん!」
名音についてって良い場所を紹介してもらう
名音と一緒にご飯を食べることになった
「あ、え、転校生の人ですよね……」
「そうだけど?」
「し、質問いいですか……?」
どもりながら高い声で喋る
「ど、どうしてそんなに堂々としていられるんですか……」
堂々とって……転校の時の自己紹介のことか
ま、なれてるしなぁ……
「どうしてっても、振り切っちまっただけだぜ。最初はそりゃあ緊張したけど……落ち着いてどーんと自分を出せば良いんだぜ」
「落ち着いて……自分を……?」
「おう!それでなんとかなる」
これからオレは昼は名音と一緒に食べるようになった
「風邪治ったー!!」
オレは転校1週間で風邪を引いて学校を休んだ
流石に4日も休むことになるとは思わなかったぜ
お昼になり、名音の所に向かう
「おーい!名音」
「ッ!」
オレを見るなり名音はいつもの場所に駆け出していった
そっちは行き止まりだぜ……?
「おい、名音。どうし……」
「何も!!何も変わらないじゃないですか!!結局こんな自分なんか!出しても!らしくしても!笑われるだけじゃないですか!!あなたは強くて良いですね!!ボクは……ボクは……!!」
「どーしたんだよ。何のこっちゃかさっぱりだぜ」
「あ……す、すいません……ちょっと……取り乱しました」
どうやら名音はオレのアドバイスどおりに自分を出して振り切ったら周りにバカにされたらしい
「変……ですよね。女の子になりたいだなんて」
「そうか?」
「そうですよ……」
しょげた様子の名音を見てため息をつく
「いいか。前のオレは間違っていた。オレが自分を出せてんのは自分を笑い飛ばせるからだ。自分からもう諦めちまってるんだよ、ありのままの自分を周りに認めてもらうことを。仮面つけちまってるんだ、自分に。だから自分に素直に素直になれて、自分を諦めてない名音はすごいと思うぜ、少なくとも今のオレよりかはな」
「どうすればいいんですかね……ボクは」
「さぁな。いつもどおりやればいいんじゃねぇの?ただちょっといつもより自分出してさ、適度に仮面つけてさ、んで自分出せる所で出してハメ外す。オレと名音はもう友達だ。オレの前でぐらい、お昼の時間ぐらいハメ外そうぜ」
「……!!」
「さ、飯食うか」
「ありがとうございます!」
翌日、そいつは朝早く、オレしかいない教室に入ってこう言った
「改めまして。志江田名音です。よろしくお願いします」
「お、やったな!」
「はい!ボク……やりましたよ!ちゃんとスカート持ってきましたよ!」
「というより持ってんのかい!」
「ボク……あっ、一人称直した方が良いですかね?」
「やめろー!今時ボクっ娘もリアル男の娘も絶滅危惧種なんだ」
「ふふっ、なんか色々ありがとうございました。奈桜さん」
「いい加減さんづけやめよーぜ」
「じゃあ君づけですか?」
「それも……なんかいやだな」
オレたちは仮面の下で笑いあった
因みにこの時のテーマは差別についてでした