特別編 これまでのx/ネタバレ注意
「原作三巻までようやく終わりを向かえた。正直またどっかで諦めるだろうと思っていたがこれは快挙だね」
「だな。でも実際は仮面ライダーwとこのすばの人気で取れてるもんだから作者の力はゼロに等しいだろ」
「それは否定しないけどもっと技量があれば話を回すことも出来ているはずだろうね」
「だって単純に考えて見ろよ。wへの変身は一回、サイクロンは二回、俺なんか繋ぎで一回だ」
「それは世界観のせいだと思う。それに僕達ばかりというのも向こう側のリスペクトにかける。」
「そうそう。俺達もそこそこコラボしてきてるけどそりゃヒヤヒヤもんだぜ。ぶっ壊れ性能とかになったらどうしようとか、そりゃめでたいことだけど向こうの都合もな」
「カズマ。他の奴らは?」
「知らね。俺は特に用事なかったから。このファンもリリースされてから二回コラボしてきた。【Re:ゼロ】に【ダンまち】、完結した俺達と違って未だ現役だぜ」
「それでも外伝合わせて二十巻以上、漫画は継続中。人気が伺えるじゃないか」
「そっちは放送終わって十年後に漫画になって、今度はアニメ化だろ?仮面ライダーっていうコンテンツ名が付いてるとはいえ人気度が高すぎる。現実のSNSにもたまにトレンドしてるって聞いてるし」
「それに関してはまた別の要因もあるけどあまり触れないでおこう」
「そうだな……っと、そういえば本題があるんだよ」
「今回の何でもあり時空に本題があるのか?」
「ああ。ずばり……伏線についてだ」
「伏線か……そりゃ回収されたらすげぇとはなるけど、基本何事もなかったかのように投げっぱなしじゃねぇの?」
「実はそうでもない。前回の終わりで『あの人』の流れが出てきたんだが、実はいることは【Uが欲したもの/苦労人の辛さ】で僅かに示唆されていた」
「嘘ぉ?!」
「まぁ、二次創作でそんなもの残したところで誰も気にも止めやしないと思うし、ある人物の一言だけだから気づくはずもない」
「もう一つ投げっぱなしのものもあるけど、それも近々拾うつもりらしいしな」
「ちなみに原作完走済が推奨されている」
「だったらタグ追加しとけって話だ。あとでしばきたおしにいくか」
「止めとけカズマ。露骨に出番減らされるぞ。ただでさえ主人公なのに」
「俺は気にしないし、描写されてないところで頑張ってる。俺だけじゃない。アクアもめぐみんもダクネスも、お前ら二人だってそうだろ?」
「まぁ……原作そのままというわけにもいくまい。それだったら原作買って読んでアニメ三期に貢献してくれとしか」
「その気持ちは嬉しいけど、このファンでもう一期分やってるから実質三期はやってるというか」
「実質論の使い手か……」
「んだよそれ。つーかもう終わっちまったけどどうする?あとなんかねーの?」
「そういえば翔太郎側はどうなるんだ?最終巻までいく予定なのか?」
「あー……多分、途中で終わりになるかもしれない。今のところは依頼の達成とメモリ回収だからな。つっても二十六本どうやって集めるかって話だけど」
「それこそ魔王軍との戦いに関与したら崩壊が始まる。そっち側の問題はそっちで何とかするべきだ」
「だよな……なぁ、話は変わるんだけどさ」
「なんだい?」
「この間のこのファンでダンまちとのコラボの時、アイズって女と知り合ったんだよ」
「ほう」
「ダクネスはガチガチに鎧を着込んでるだろ?でもアイズは一応着てるんだけど前側だけで背中なんてすげぇ露出しててさ……後ろからやられたら即死なのに意味なくね?って思って」
「動きやすいように軽量化した結果じゃねぇの?」
「それなら全体にして鎧そのものを軽くすりゃ良いだけじゃねぇか」
「確かに合理的かと言われるとそうではないね。特に死角になりやすい背後なんて削ったところで利点はない」
「ゲームでも踊り子の衣装とかいってほぼ布切れの衣装がある。一種のファンサービスなのは分かってんだけど、どうも意味ねぇよなってなって、ラスボスだと最強装備になっちまうし」
「軽量化を図ってクリスみたいな奴らもあるけど、この世界の服基準ってどうなってんだ?」
「……まぁ、フィクションだし」
「そっかぁ、フィクションだからか……虚しい」
「……終わろうか。特に意味もなさそうだ」
「だな。解散!」
Eの目覚めはまだ遠いーー