うちの友希那さんがどこか違う   作:ちゃんある

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モチベがないっ!お陰で語彙力も無いっ!コンチクショウ

どうも最近スプラが出来なくてストレスマッハのMion_YSです

夏休み中は投稿できないと言ったな
あれは嘘だ

暇すぎて死ぬから筆を手に取ったらなんか進んでたよね
あっ、これ受験死んだわ


珈琲って落ち着く香りだよね

 

今日は早く起きてしまった。

 

朝日がまだ見えない時間

暗い部屋には細かく刻まれた秒針の音のみが響く。

 

「お米炊こ」

 

少し朝ご飯の用意を進めるため、台所へと足を進めた。

 

米をとぎ、炊飯器に入れるとまた眠気が襲ってきて、ベットに足を運んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチッと目が覚めた。

横にあったはずの温もりが消えていることに気づき

 

(またか)

 

と、有希の部屋に足を運んだ。

 

ドアを開けると2人は抱きしめ合うような形で眠っていた。

 

「...2人ともかわいいっ♪」

 

無意識に2人を写真に収め、思った。

 

(2人って瓜二つだよね)

 

白銀に煌めく長い髪を持つ友希那と、まるで雪のように白に輝く長い髪を持つ有希。

 

どちらも整いすぎているくらい整っているうえ、まるで瓜二つの顔立ち。

 

人を惹きつける様なあこの言うかっこいい声の友希那。

人を包み込む様な暖かい声の有希。

 

こんな2人を支えているのだろうか。と少し不安になる。

 

(アタシが居なくても...2人は大丈夫だよね...ちゃんと2人を支えているのかな...)

 

そんな呟きも暗い部屋の中に消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ、起きて!有希、友希那!」

「んっ....もう少し」

「だーめ!」

 

もう少しと駄々をこねる有希。

友希那はまず耳にすら入っていないのか、すやすやと寝ている。

 

「んっ...ふあぁぁぁ...おはようリサ」

「おはよう有希!全く、休みの朝は苦手なんだから」

「休む日と書いて休日なんだ。もう少し寝かせて」

「早起きは三文の徳!ほら、ご飯作ろ!」

「わかったわかった」

 

有希は起きてすぐに横で寝ている友希那に「起きて」と言いながら肩を揺らした。

 

「起きて、友希那」

「...やだ」

「起きないと...キスするぞ」

「...じゃぁ起きない」

 

といつも通りの親と子供のようなやり取り。

 

「じゃぁキスするね」

「...ん」

 

有希は友希那の頬にキスをした後、友希那を抱きしめて背中を等間隔でトントンと叩く。

 

「じゃ、先降りてるね。着替えて手伝ってね〜」

「分かった」

「....分かったわ」

 

2人の返事を聞き、階段を降りていく。

 

さて、今日の朝ごはんは何作ろうかな♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きた?」

「えぇ。おはよう、有希」

「おはよう友希那」

 

やっと目が覚めたのか、抱きしめている腕に少し力を入れる友希那。

 

「頬にキスしたのね。口にしても良かったのよ?」

 

と少し照れながら言う友希那。

 

「照れるんだったら言うなよ...」

「別にいいじゃない」

「とりあえず着替えてきたら?」

「そうするわ」

 

そう言って友希那は部屋を出た。

 

子供じゃないんだから....わがままも大概にして欲しい。いつものクールな友希那はどこなんだろう?

 

そんな疑問に誰も答えてくれなかった。

 

ピロン

 

「はえっ!?...なんだ通知か」

 

いきなりの音にびっくりし、某連絡用アプリの通知だと認識するのに5秒近くかかってしまった。

 

「えーっと...ひまりちゃん?」

 

ひまり

「今日、お茶しませんか?駅前の新しい喫茶店のスイーツが美味しいって有名なんです!」

 

お茶のお誘いだった。もちろん、二つ返事で了承した。

 

有希

「わかった。何時にする?」

 

送って2秒も経たないうちに既読が付き、すぐに返事が返ってきた。

 

ひまり

「10時に駅前の噴水でどうでしょう?」

 

有希

「分かった」

 

最初に通知が来てから約3分間の出来事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、有希!遅い、何してたの?」

 

僕に気付いたリサはすぐに話しかけてきた。

どうやらリサは既に友希那と料理を始めていたらしい。

 

「ごめんごめん、お茶のお誘いが来たからさ」

「へー!珍しい!誰から?」

「おい珍しいとは何だ!...ひまりちゃんだよ」

「あー、新しい喫茶店行ってみたいって言ってたね」

 

事を話したらすぐに納得してくれたようだった。

 

「何時から?」

「10時に駅前だって」

「なら後3時間。余裕あるね」

「だね」

「ま、ご飯できてるから食べよ!今日はトーストね」

「分かった。手伝うことは?」

「じゃぁこのスープテーブルに回してって〜」

「分かった」

 

もう僕は勝手に冷蔵庫を開けられている事にはツッコまないことにする。

 

 

 

 

「ご馳走様でした」

「「お粗末さまでした」」

「スープ、いつもと味が違ったね...もしかして友希那が作ったの?」

「えぇ。どうかしら?」

「美味しかったよ」

「それは良かったわ」

 

何気ない雑談をしながらニュース番組に目を向ける。

すると友希那食い入るようにテレビを見ていた。

ある程度察しながらテレビを見ると案の定、毎朝やっているニュース番組の猫のコーナーを食い入るように見ていた。

 

「.....」

 

僕は無言でスマホを構え、すぐに写真に収めた。

友希那は気付いていないようだった。

 

 

 

 

 

部屋を軽く掃除をしていたらもう1時間前だった。

 

「さて、僕はそろそろ着替えて行くよ」

「まだ1時間あるけど?」

「余裕を持って行きたいんだよ」

「なるほどね」

 

リサが納得したように頷いていた。

僕はそのまま階段を上り、普段着に着替えた。

 

「行ってきます。鍵は閉めてってね」

 

僕が出る前に声をかけると、2人はわざわざ玄関まで来てくれて

 

「分かったわ。行ってらっしゃい」

「行ってらっしゃーい」

 

と送り出してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(とりあえずここで待ってたらいいかな)

 

噴水前のベンチに座り、コンビニで買った珈琲を啜る。

 

「ねぇお姉さん、俺たちとお茶しない?」

 

さて、ひまりちゃんが来るまであと20分位か。

 

「ねぇお姉さん、聞いてる?」

「へ?僕?」

「そう君!これからお茶しない?」

 

どうやら変な輩に絡まれたらしい。

 

「嫌です。待ち合わせしてるし」

「別にいーじゃん、行こ?」

 

無理やり手を引こうとする輩にイラついて思い切り手を振り払った。

 

「もう一度言うぞ、断る」

「は?お前男かよ」

「勝手に勘違いしたのはそっちだろ」

「チッ...紛らわしいかっこしやがって」

「だから勘違いしたのはそっちだろ」

 

声を低くして言ったのが正解だった。輩はそのままどこかに行ってしまったようだ。

一息ついていると「だ、大丈夫ですか...?」と声が聞こえた。

 

「見てたんだったら助けてよ、ひまりちゃん」

 

と、声の主を見た。

 

 

 

 

 

 

 

「さっきはすみません、ナンパを返り討ちにする少し前に着いたので...」

「別にいいって。それより、何食べる?」

 

あれから喫茶店についてもずっと謝ってるひまりちゃん。話題を変えるために沢山パフェやケーキの載ったメニューを渡す。

するとわぁっ!と声を上げて目を輝かせた。

 

「このショートケーキ美味しそう!だけどこのチーズケーキも捨て難い...」

「まぁゆっくり選んでてね。あっ、すみません。このコーヒーとフルーツタルトお願いします」

「あっ!じゃぁ私はチーズケーキとこの紅茶で」

 

注文してすぐに雑談を始めていた。

 

「最近のRoseliaはどうですか?」

「最近ねぇ...特に変わらない...かな?強いて言うなら紗夜さんに少し違和感があるくらいかな?

アフグロはどうなの?」

「私達は変わりませんよ。変わりゆく毎日に変わらない物をって言うのが私達のコンセプトですからね」

 

とドヤ顔をして胸を張るひまりちゃん。

 

「先輩の方はどうなんですか?」

「先輩呼びはやめてって...特に無いかな。強いて言うなら友希那の甘え具合が最近酷くなったかな」

「へー!あの先輩が!どんな感じなんですか?」

「ただ座ってる時に後ろから抱きついてきたり、気付いたら僕のベットに潜り込んでたり、キスを強請ってきたり」

「え?先輩達って付き合ってましたっけ?」

「全く?ただの幼馴染だよ。付き合いがやたらと長いだけのね」

「それ恋人がやるような事ですよ...」

「なんて?」

「なんでもないです」

「そっか」

 

最後は聞こえなかったが聞き返すことでも無いので置いておいた。

それとこの事は友希那達には秘密ね?と少し照れながら言った。

 

そしたら何故かひまりちゃんが顔を赤くしていた。

何故。

 

 

 

 

その後喫茶店を出て、洋服を見たりまた買い食いをしていた。

帰りに寄った百貨店でお揃いで色違いの熊のストラップを買って帰った。

 

(鞄に着けとこう)

 

そう思いながら帰路を辿った。




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あまりにも投稿頻度遅い上に描きたい小説書いてしまったからもうストーリー編(笑)と描きたい小説編(甘々とギャグごっちゃ混ぜ)と分けようと思う

  • ええで(ニッコリ)
  • ダメに決まってんだろ

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