Uは春香に監禁され、挙句、春香はUの両親に根回しし、やや強引に春香と同居をするハメになる………
U「ふわああああ………眠いや。」
Uは眠たそうな顔をする。そしてその腕には春香が抱きついていた。
春香「私のスタンガンで起こしてあげましょうか?」
U「もうスタンガンはゴメンだよ………それに、スタンガンって護身用の代物だろ!? それを武器のように扱うとか、ひぐらしのないているどっかの村を纏めている家の次期当主の妹か!」
春香「………遠回し過ぎて一瞬誰の例えかと思いましたよ………」
U「しかし………眠たくて仕方がない。」
春香「もしかして………枕が変わると寝れないタイプですか!?」
U「んな訳あるか! 昨日、スタンガンの恐怖で寝られなかったんだよ!! 昨日抱きついて来たのはどうだっていいさ。でも、スタンガン向けられたら溜まったもんじゃないわ!」
Uは朝から春香にマジギレしていた。するとそこに………
??「おっ、今日も朝からイチャついてるなあ。イチャイチャカップル!」
U「この声………天風か………」
Uの近くを通りがかったのは、この世界ではUの親友である神野天風。
天風「………それにしても驚いたぜ。お前がクラス一の美人、白宮さんと付き合うなんてなー! 先を越されたぜ、コンチクショー!」
春香「美人だなんてそんな………」
春香は顔を真っ赤にする。
U「………そういえば、今日はレナは一緒じゃないのかい?」
天風「れ、れ、れ、………レナって誰だったったったっけ!?」
U「動揺し過ぎて言動が支離滅裂になってるぞ?」
天風「アイツら見た目がガキみたいなのに、態度がでかいんだよ。」
U「天風………後ろ………」
天風「あ? 後ろ………? って、うわっ!?」
??「悪かったな、ガキで。」
天風の後ろには、天風やU達より遥かに背の低いレナファレスト・ナイタルトが立っていた。
天風「お、脅かすなよ………」
U「やあ、レナ。」
春香「おはよう、レナちゃん。」
レナ「U殿に春香殿か。今日も元気そうで何よりだ。」
U「いやいや、大佐殿には及ばないよ。」
天風「いや、どういう関係!?」
レナ「………私が戦車などの軍事モノを好きなのは知っているな? U殿が歴史好きなところから意気投合して、U殿は私の事陸軍を将校階級の第四位、大佐殿と呼んでくれているのだ。」
天風「いや、何言ってるか全然分かんない。」
レナ「この愚か者!!」
レナは天風に掴みかかる。
天風「は、離せ〜!! って言うか、Uも助けろよ!!」
U「………僕は陸軍将校階級第七位の大尉だから止められねえよ。」
天風「知るかーーー!!」
と、ドタバタ劇を繰り広げるU達。そんな中でも、春香はUの腕にがっちりと抱きついていた………
To be continued………
次回予告
Uとレナが戦争時に生き残る方法についてを議論していると、春香が会話に交じってくる。春香は二人の議論の中で、大胆な生き残り方を提案してくる………
次回「生き残りの会議」