放課後にレナファレストの家を訪ねる。そこで、U達はレナファレストのコレクションを目にする。歴史好きのUも、これには興奮し………!
レナ「………そこに試着室があるので、少し着替えてくる。」
レナファレストはそう言うと、軍服を手にして試着室に入る………
天風「………しかし………これには驚いたぜ。レナがここまでのガチファンだとは思わなかった。」
春香「そうね………」
U「僕としては嬉しいけどね。レナがガチ勢の仲間だってのが嬉しくてしょうがないや………」
天風「お前だけおかしいぞ、おい。」
彼らが会話をしていると………
レナ「着替えたぞ。」
レナファレストがそう言うと、軍服に着替えた姿で出て来た。
レナ「どうだ、この姿は?」
U「すげぇー!」
春香「なんというか………可愛い〜!」
天風「………これのどこが凄いんだ?」
レナ「黙れ、非国民が!!」
天風「なんで俺に対して当たりが強いんだよー!?」
レナ「春香殿の意見ならまだしも………お前の意見は論外だ!」
レナはそう言うと、近くにあるモデルガンを手にして天風に向ける。
天風「や、やめろー!」
U「大佐殿! こんな小物を撃っては大佐殿の銃身が焦げてしまいます!」
天風「な、何ー!?」
レナ「………そうだな。流石大尉。小物に対して配慮するとはなんと心優しい。だが、戦場では………」
U「分かっております! その時は軍を引き連れて戦います!」
レナ「流石だ………そなたには、この軍服を着る資格があるようだ。」
U「た、大佐殿………この軍服はもしや………!?」
レナ「そうだ………U大尉、いや、U少佐。これからはその軍服に恥じないように努力するのだ!」
U「………はっ!」
Uはそう言うと、敬礼をした。
レナ「そこに、もう1つ試着室がある。そっちで着替えてくるがよかろう。」
Uは試着室に入り、着替える事に………
レナ「………春香殿、U殿は誰かに優しくする事が素晴らしい男だ。こんなバカと比べればな。」
天風「ば、バカー!?」
レナ「………U殿の事を気遣ってくれるのは貴公だけだ。よろしく頼むぞ。」
春香「………ええ。」
2人は楽しく会話していると………
U「着替え終わったぞー!」
Uはそう言って試着室から出てきた。
U「似合う………かな?」
春香「か、カッコいい〜!」
レナ「うむ、ピッタリだな。流石少佐だ。」
U「大佐………」
Uは恥ずかしながらも嬉しそうだった。
レナ「よし………少佐の昇進記念だ! 今から狩猟に出かけるぞー!」
レナはモデルガンを片手に外に出てしまった。
U「大佐ー! 無許可の狩猟は犯罪ですー!! 待ってくださーい!!」
Uが慌てて追いかけて行った。
天風「………アイツら、何やってんだか………?」
と、呆れてしまう天風だった………
To be continued………
次回予告
U達は家に帰ると何で遊ぶかを考え出した。すると春香が、遊戯王のカードゲームを持ってきて………!?
次回「家での決闘」