幻想恋人録〜悪戦苦闘の恋愛〜   作:Uさんの部屋

22 / 45
前回までのあらすじ
U達は、春香の家に帰宅。そこで遊戯王のカードをやる事に。だが、春香の仕掛けにより、ダメージを受けたら、身体に電流を流される仕組みになっており………!?
※もしルールが間違っていたら、指摘してくださっても結構ですが、今回の話を直すつもりは今後ないと思いますのであしからず………


第22話 闇のゲーム

春香「私のターン! ドロー! ティマイオスの眼を発動!」

U「ティマイオス………!」

春香「それにより………竜騎士ブラック・マジシャン・ガールを召喚(攻2600)!(手札が心許ないのと、あの伏せカードが分からないのが欠点ですが………まあいいでしょう。)そして、私はレモン・マジシャン・ガールを生け贄とし、人造人間ーサイコショッカーー(攻2400)を召喚!」

U「サイコショッカー………!」

春香「それにより、お互いの罠は無効。そして、リバースカードオープン! 非常食!」

U「非常食………!?」

春香「私は伏せカード、神の宣告を破壊して、1000ポイントのライフを回復します!」

春香のライフは5000に増加。

春香「更に、強欲で謙虚な壺を使い、このカードを手札に加えて、残りを墓地に。」

U「(………これ以上はマズイ………!)」

春香「竜騎士ブラック・マジシャン・ガールで、デーモンの召喚を攻撃!」

デーモンの召喚は効果で攻撃力1250。対して竜騎士ブラック・マジシャン・ガールは攻撃力2600。1350を上回っている。

U「受ける………うわあああ!!」

Uのライフは1900。

半分までライフが減ると、Uの身体に流れる電流も強くなっていく………

春香「更に、サイコショッカーで、伏せカードを攻撃!」

U「甘いぜ! 僕の伏せカードは………ビッグ・シールド・ガードナー!」

守備力2600のビッグ・シールド・ガードナーが、サイコショッカーの攻撃を弾く。それにより、春香は200ダメージを受ける。

春香「きゃう!」

U「………効果でビッグ・シールド・ガードナーを攻撃表示(攻100)だ。」

だが、ビッグ・シールド・ガードナーは1度攻撃を防ぐと、攻撃表示に変わる弱点がある………

U「(もし春香に負けたら………何をされるか分かったものじゃない………ここは不本意ではあるが………やるしか無い!)」

Uは覚悟を決め………

U「僕のターン! ドロー! 僕は手札から、正義の味方カイバーマン(攻200)を召喚!」

春香「攻撃力200………?」

U「カイバーマンの能力を発動! こいつを生け贄とし て、手札から青眼の白龍(攻3000)を特殊召喚! 更に、ビッグ・シールド・ガードナーを守備表示に戻す!」

Uは手を進めていき………

U「更に、伏せカードオープン! 融合! 手札の青眼の白龍2枚と、場の青眼の白龍を手札融合………青眼の究極竜(攻4500)を召喚!」

Uは手札を全て失いながらも、切り札の青眼の究極竜を召喚する。

U「青眼の究極竜で、ブラック・マジシャン・ガールの方を攻撃! アルティメットバースト!」

攻撃力の差は1900。春香は大ダメージを受けてしまう。

春香「きゃあああああ!!」

春香のライフは2900にまで減る。

U「ターンエンド!」

春香「くっ………私のターン………ドロー!」

春香はカードを引き………

春香「私は………もう一度強欲で謙虚な壺を発動! 今度は………火炎地獄のカードを手札に加える! そして………私は、火炎地獄のカードを発動! Uさんに1000ダメージを与え、私に500ダメージを与えます!」

U「何!? うわあああ!!」

春香「きゃあああ!!」

2人は電流を浴びる。それにより、Uのライフは900で、春香は2400に減少。

春香「そして………私はカードを1枚伏せてターンを終了します。」

U「………気味が悪いが………まあいいや。僕のターン! ドロー! (………手札に来たのはデーモンの召喚か………)………ビッグ・シールド・ガードナーを生贄として、デーモンの召喚を呼び出すぜ!」

U「青眼の究極竜で、サイコショッカーを攻撃!」

この攻撃で、春香は2100ダメージを受けることに………

春香「きゃあああああ!!」

春香は強力な電流を浴びて倒れる。

U「春香!!」

春香「まだ………終わってませんよ………!?」

U「………確かに、まだ春香のライフは300残っている………だけど、僕の場にはデーモンの召喚が残っている。そして、春香の場にモンスターはいない………これでトドメだ! デーモンの召喚でダイレクトアタック!」

春香「罠カードオープン! 攻撃の無力化で、バトルフェイズを終わらせます。」

U「くそっ………だが、サイコショッカーが残っていなかったら、全くダメージを与えられなかったかもしれない………」

と、悔しいながらも安堵していた。

春香「私のターン! ドロー!」

春香はカードを引く。すると春香はカードを見て………

春香「………これが私の運命ですか。」

と、言う。

U「運命………?」

春香「私の手札の1枚は、先程引いた速攻魔法サイクロン。そしてもう1枚は………火炎地獄。」

U「火炎………地獄………!」

Uは恐怖を覚えた。そして春香は………

春香「負けて、Uさんに私の体を好きにされてしまうくらいなら………ここで撃つだけ!」

U「ふぇ? なんで僕が勝ったら、春香の体を好きにならなきゃいけないんだよ?」

天然のUには、春香の言っている事が分からなかったが、春香は火炎地獄を手にし………

春香「魔法カード、火炎地獄! この効果で………お互いにライフ0です!」

U「うわあああ!!」

春香「きゃあああ!!」

2人は気絶する程の電流を流され、倒れてしまう。

U「体が………動かない………意識も………朦朧とする………」

春香「ふふっ………引き分け………ですね………」

春香は何とか体を動かし、Uに抱きつく。

U「は、春香………!?」

春香「Uさんの体………暖かい………」

U「………よく言えるぜ………こんな状況で………」

こうして、U達は一晩中気絶していたという………

To be continued………




次回予告
U達は頭が混乱したまま学校に登校した。すると、転校生がやってきたという話になり………?
次回「衝撃の転校生」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。