Uは、未来のUに出会い、彼と会話をかわして、未来の自分の姿を知り、希望を感じるU。その中で真子の話もしており、真子に感動を与えてしまっていた………
U「………まあ、なんだ。目的は済んだんだ。現代に戻ろうよ。」
真子「………うん、そうだね。」
U「………あのさ。未来の僕との話で、真子は嘘なんかついていない事が分かった。本当に僕の娘なんだなって思ったよ………未来でこんないい子が産まれてくるなんて………僕はとても嬉しいよ。」
真子「お父さん………」
真子の涙は止まるばかりか、更に流れていくのだった………
その後、U達は現代に戻った。そして、これは2日経った日の事………
U「………僕は、死者蘇生を使ってマグネット・バルキリオンを蘇生!」
U達は遊戯王で遊んでいた。
真子「………(お父さんの場には、マグネット・バルキリオン………そして、私の場には伏せカードが一枚のみ………でも、伏せカードは聖なるバリア-ミラーフォース-。殴ってくれればお父さんの場のマグネット・バルキリオンは消える………!)」
真子はそう考えていた。だが………
U「………速攻魔法、サイクロンを発動! 相手の場の魔法、もしくは罠を1枚破壊だ。」
真子「み、ミラーフォースが………!!」
U「そして、マグネット・バルキリオンでダイレクトアタック!」
真子「あっ………負けたー!!」
真子は頭を抱える。
真子「またお父さんの勝ちなのー?」
U「まあ、ミラーフォースくらいは警戒するだろ。」
真子「ま、それはそうかもね。うーん………もう1回!」
U「仕方ないな………じゃあ、このデッキにするよ。」
Uは、別のデッキを手にし、シャッフルする。そして、真子もこれをシャッフルし、お互いにカードを5枚引く………
真子「さあ、先行はお父さんのターンだよ?」
U「………と言っても………揃ってるんだよなあ。」
真子「え………?」
U「参っちゃうなあ………こういうパターン。」
Uは手札を見せてくる。なんとUの手札の5枚は全てエクゾディアパーツだった。即ち………
U「封印されしエクゾディア、そしてその両手両足が手札にあるから僕の勝ちだ。エクゾードフレイム。」
真子「運が良すぎだよー!!」
U、真子相手にまさかの偶然のワンターンキル。これにはUも驚いていた。
U「あはは………こいつは参ったね。」
真子「お父さんずるい! そんな勝ち方なんてー!」
U「ごめんごめんって。代わりにシュークリームでもやるから。」
Uはそう言って、大きめの高値段のシュークリームを真子に渡す。
真子「お父さん大好きー!」
真子は、シュークリームをほうばり始めた。
U「ちょろ………まあいいや。」
Uはこの時、今まで以上にとても楽しく遊んでいたという………
To be continued………
次回予告
Uは春香とイチャイチャ過ごしていた。すると、春香は更に仲を深めたいのか、Uに食べ物を作る………
次回「春香の作戦」