幻想恋愛録〜悪戦苦闘の恋愛〜   作:Uさんたちの部屋

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前回までのあらすじ
麻雀勝負の二回戦。Uは点を稼いでいくも、レナファレストの大物手で逆転されてしまう。あと三十分も無い中で、Uはどう逆転するのか………?


第36話 故意なるミスの戦略

三回戦………

点数は、牙を見せたレナファレストがトップであったが、Uの方も1000〜3000の差を行ったり来たりしていたが、逆転はしなかった。普通の人間なら逆転できない事にストレスを抱えそうだが、Uは………

U「(………今のままならなんとかなりそうだ………)」

と、願っても無い状況だった。そして、残り時間8分の中、南一局。親は春香。

U「………手が弱過ぎる………」

Uは時計を見ると………

U「(もう時間が無い………!)」

Uとレナファレストの差は2000点。全局が1本場の流局出終わっている為、2役で上がれば確実に逆転出来るが、それは相手も同じ。安手で上がっても十分勝ちを得られる磐石の状態。そして、七巡目にして、レナファレスト聴牌。

レナ「おっ………リーチだ。」

U「(ここでリーチ?)」

レナファレストはリーチをかける。Uは首を傾げたが、それにより、天風が焦りを見せた。

U「(いや、そういう事か………! 天風に振り込ませてここで終わりにするつもりなのか………!?)」

Uはレナファレストの意図に気付いた。しかし、時間はもう1分と残されてはいない………

U「(こうなったら………マジの奥の手だ………!)」

Uはなんと、途端に手配を崩してしまった。

U「あ、ああ………やべぇ………!」

レナ「な、何やってるんだU殿………?」

U「焦ってやっちゃった………罰符払うから勘弁してくれ………」

レナ「まあ、構わないが………」

こうして、Uは満貫罰符を払う事に。春香が4000点で、ほかの2人が2000点を得る。

U「じゃあ、続行と行きますか………」

Uは麻雀勝負を再開させた。そして、山が賽の目が出た時、約束していた5分前になる。

レナ「(………あと5分か。思ったよりも早い時間の経ちだ………あと5分?)」

レナファレストは何かが引っかかった。

レナ「親は確かU殿だったか………? なんだ、この違和感は………!?」

レナファレストは必死に考える。そして、その答えは見つかった………

レナ「(あっ………!! そうか………わざと手牌を崩したのか………!? U殿は直感的に、このバカが振ってしまうと考えて、わざと手牌を崩す事で、5分前間近で、ラスト勝負に持っていく事に成功した。そして、親はU殿だからまさに一石二鳥………という訳か、U殿………!?)」

U「(………レナには気づかれてるかもしれないか………僕は8000点を払ってでも………このラストバトルのチケットが欲しかった。全ては………このラストバトルにかかっている………!)」

オーラスになった南二局。Uはここから逆転出来るのか………!?

To be continued………




次回予告
Uは、逆転の為にドラポンをする。そして、Uを絶対に振り込ませられない局面に追い詰められたレナファレストは、天風が振り込むように仕向けるも………!?
次回「運命のラストバトル」

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