Uはギャンブルマスへ進む。そこで、Uは持ち前の強運が炸裂しまくってしまい、100万以上の非現実的なイカサマを疑われる稼ぎを得てしまう。そして、勝負は勿論Uが優勝する事に………
U「えーと………1、2………」
Uは律儀にお金を稼いでいたが、最早数えなくとも優勝なのは、目で見てわかる事だった。
U「あっ、僕$1348000だわ。」
真子「いや、聞いた事ないんだけど、そんなお金………」
………理論上は、100万以上を稼ぐのは不可能では無いが、単純に運がいいなどでは稼げないような確率がいる為、果たして現実にいるかどうかを疑いたくなる。
U「………真子と春香はどうだい?」
春香「私は$257000ですね。」
U「真子は?」
真子「………っ!! 見りゃ分かるでしょ!!」
真子の所持金は$3000だった。ここで読者は、何故真子が$3000にまで減ってしまったのかが気になる事だろう。理由としては、ゴールの一マス手前にある月旅行のマスに止まってしまい、$250000を払わさせられたからだ。人生ゲーム定番の、最後のマスで頭おかしいくらいの金額を払う罠にまんまとハマってしまった。
U「じゃあ、負けた真子は罰ゲームだな。」
真子「な、何で罰ゲームなんか受けなきゃ行けないの!?」
困惑する真子。その理由は簡単。罰ゲームをやるなんて約束してないからだ。
U「………春香、あの時の十字架ってまだあるかい?」
春香「ありますよ?」
U「よし………ならばくっつけるぞ………未来の我が娘であり、美少女の白宮真子よ、覚悟なりー!」
真子「い、嫌ああああぁぁぁ!!」
真子は抵抗したが、どうする事も出来ずに磔にされてしまった。
真子「ううっ………お父さんの意地悪。」
U「なんとでも言え。この間のことは忘れてねーからな………!?」
真子「うぐっ………!」
心当たりがあった真子は、これはUの仕返しだと考えた………勿論、Uは気にしてないので殆ど口実だが。
U「さあ、負けた真子にはくすぐりの刑だ。」
Uは、真子の脇腹をくすぐり出した。
真子「あはははははは!!」
真子は笑いを耐えきれずに、笑ってしまっていた。やがて、Uのくすぐりは真子のお腹にまで移動した。
真子「ひゃう!? お、お父さんのバカぁ………痴漢で訴えてやるー!」
U「うふふ………やれるものならやってみなー!」
Uは楽しそうに真子の身体をくすぐり、真子は笑いを止められ無かった。
U「ほんと、こう見ると小学生高学年くらいの子をくすぐってる感じがする。」
真子「………!!」
真子には1つコンプレックスがあった。それは、高校生にも関わらず、父親は勿論、母親よりも身長が無いことである。フォローすると、戦いの方の世界では、その後、真子の身長は伸びて、春香を超える程にはなるのだが、この時の真子は、身長が低い事をいじられるのが嫌だった。その為………
真子「だーれーが………小学生高学年よー!!」
なんと磔を自力脱出し、Uを上手投げで投げた。
U「な、なんでー!?」
Uはそのまま地面に転がった。
U「に、人間じゃねえみたいだ………」
これによりUは、未来の娘はめちゃくちゃやばい馬鹿力を持っている事を知るのだった………
To be continued………
次回予告
Uと春香が付き合って1ヶ月が経とうとしていた。春香は冗談で求婚を申し込むと、Uは指輪を取りだし、春香の誕生日プレゼントとして渡し、求婚を今すぐは受けられないが、高校卒業したら受けると約束する。それを聞いた春香は何を思うのか………?
次回「Uの告白」