U達はクラスで劇をする事になった。だが、春香の裏工作で、Uは主役をやる羽目になり………?
※今回の話から仮面ライダーエグゼイドの名前や音声等が(開き直ったかのように)伏せ字無しで掲載されます。苦手な方は、U達の劇編を読まずに先の話を読む事をオススメします。なお、このシリーズが非公開になったら察してください。
2週間後、劇場会………
U「うーん、大丈夫かな………?」
春香「大丈夫ですよ。」
U「いや………色々とアウトな気がしたよ………」
Uがそんな事を言う理由。それは………
U「なんで仮面ライダーエグゼイドなんだよ。」
春香「ああ、それは彼女がそれの大ファンらしくて。」
彼女とは、今回の劇で脚本を務めた女子2の事であり、彼女は仮面ライダーエグゼイドのファンであった事が原因でこうなった。その為、Uはゲーマドライバーを装着していたのだ。
U「辛うじてエグゼイドの話じゃなくて良かったよ。というか、お姫様救う話ならブレイブの方が良いだろ………」
春香「うーん、それじゃ主役としてインパクトにかけるとか言ってましたよ?」
U「おいやめろ、ブレイブのファンに殺される。」
………諸君の中には仮面ライダーエグゼイドを知っている人もいる事だろう。なので、これからの話には変身音をそのまま載せさせてもらう。なお、今回の話にバン〇イは一切関係無い。
U「ああ! もうやけくそだ!」
Uは覚悟を決めると………
司会「続きまして………5班、タイトルは『世界を救うゲームのライダー』です。」
U「(タイトルからバカ丸出しすぎるだろ………)」
Uがそんな事を呟いたが、劇はそのままスタート。
春香「きゃあああ!! 怪人がこっちに………!!」
始まりはお姫様姿の春香がバグスターウイルスの戦闘員に襲われる所から始まる。
U「(………さて、行きますか!)」
Uは息を整え………
U「待て!!」
Uは声を上げるとキックを放ち、戦闘員達に攻撃していく。因みに3人いる戦闘員のうち、2人は女子。Uは寸止めして、恰も当たっているように見せていた。
U「大丈夫か、お嬢さん?」
Uは春香に声をかける。
春香「あ、貴方は………?」
U「僕はU………そして………仮面ライダーエグゼイドだ!」
Uはそう言うと、服の中からガシャットを取り出し、指先でクルクルと回し、正位置で持つと同時に起動させる。
マイティアクションX!
起動音が鳴った後、Uは変身ポーズを取り………
U「変身!」
Uの方から見て、右側の方にガシャットを装填する。それと同時に舞台が暗転、そして………?
レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!? アイム ア カメンライダー!
舞台の照明が戻ると同時にUはレベル1に変身していた。因みにレベル1形態のスーツは他のグループの男子に協力してもらい、声だけ予め録音したUの声を再生する。そしてその間にUはレベル2のスーツを急いで着る。
U「(変に完成度高いな………)」
Uは関心と困惑が入り交じりながらもスーツを着て、音声担当に合図を送る。
U「大変身!」
協力している男子が、レバーを動かす。
ガッチャーン! レベルアップ! マイティジャンプ! マイティキック! マイティ マイティアクションX!
Uは男子と入れ替わる形でエグゼイドレベル2に変身した………という形にした。
U「ノーコンティニューで………クリアしてやるぜ!(本当に色々大丈夫かコレ………!?)」
Uはカッコよく決めると同時に、内心は困惑によって泣いているような感じだった………
To be continued………
次回予告
Uのアクションシーンの後、魔王役の男子が仮面ライダーゲンムの姿へと変身。Uはエグゼイドとは違う設定とはいえ、やりすぎでは無いのかと頭を抱えながらも演技を続ける………
次回「U達の劇・第二話」