ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート   作:EVOL2019

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(おばあちゃんが言っていたので)初投稿です


Part.16 師と弟子

 前回お嬢ルートに突入したEVOL2019でーす。

 規格外の大きさのお嬢の家に驚き、さらには案内された部屋も高価なものばかりでさらに驚く。これには俺もびっくりでした。んじゃゲームへGO!!

 

>荷物を置いて、ベランダに出る。

 

>『ここの景色いいな・・・・さて、何しようかな』

 

>『どうする?』

 

▶︎読書をする

 屋敷内をぶらつく

 休む

 

 鍛えることはやっぱりできませんかぁ、まぁ当たり前か。

 これはお嬢のストーリーですし、何かイベントが起きてもおかしくないように情報を集めておきましょう。

 

>屋敷内をぶらつくことにした。

 

>色々と回っていったが、人族が珍しいのか目線が痛い

 

「何で人族がこの屋敷に」

 

「なんでも、長女様のお客様らしいわよ」

 

「そうなの?百鬼家もこの世の中になってから堕ちたわね」

 

>あまり歓迎されてるような感じではなさそうだ。鬼人族は自分が鬼人であることに誇りを高く持ち、それ故に他の種族を見下すというのを噂で聞いてはいたが、本当のようだ。今では友好的な鬼人族が多くなってきていると聞いてはいる。戦争時代の時はかなり酷かったらしいが、陰口程度で済んでいるからマシになった方なのかもしれない。

 

>・・・・・帰って読書でもしよう。

 

 こ・れ・は・酷・い。

 先駆者たちの動画ではあまり鬼人族のことに触れられてなかったので、少し気になっていたんですが、まさかこんなことがあるとは。

 

>部屋で読書を嗜んでいると、あやめが部屋に入ってきた。

 

「幽真。夕餉を食べた後、余の師匠に会いに行くのだが、一緒についてきてくれんか?」

 

>少し疑問を持ったが、すぐに口を閉じた。

 

>『?・・・・いいよ。』

 

「本当か!?」

 

>『もちろん』

 

「じゃあ、夕餉を食べたら、余が迎えに行くから待っていてくれ!!」

 

>『了解』

 

「うん!それじゃあまた後でな!」

 

>そう言ってあやめは部屋から出ていった。

 

>あやめのあの表情からするに今から会う師匠?と言う人に恐怖しているように見えた。かすかに手が震えていた。

 

>≪あやめとの仲が深まった気がする≫

 

 お嬢の家庭内事情が複雑そうですね。それに、鬼人族とのいざこざも厄介そうです。

 

>夕食を食べ終えると、あやめがやってきた。その後ろにはミオとフブキの姿があった。

 

「幽真、ごめん。付き合わせてしまって」

 

>『全然大丈夫。俺も挨拶はしておきたいし』

 

>あやめにそう返す。そのあとあやめに聞こえない声でミオに声をかける。

 

>『ミオたちも誘われたのか?』

 

「ううん。うちたちが挨拶しに行きたいって言ったんだ。あんなあやめの顔を見たら・・・・」

 

>『ほっとけないか・・・・俺と一緒だな』

 

>あやめがあんな顔をする理由を知っておきたい。その考えは2人も一緒のようだ。

 

>『あやめ、今から会いに行く人って誰だ?』

 

「百鬼家現当主の百鬼レイ。・・・・余の師匠でもある人だ」

 

>あやめがそう言うと、大きな扉の前で止まる

 

>あやめが扉を叩くと中から低い声で「入れ」という声が聞こえてきた。中に入ると、そこには、細身の鬼の角が生えた男の姿があった。

 

「帰っていたのか。あやめ」

 

「はい、つい先程帰ってきました」

 

「お前の学園でのことはセバスチャンから聞いている」

 

「そうですか」

 

>あやめが急に敬語で話し出すため、驚くが、顔に出ないように抑える。なんとなくこれだけで2人の関係性が見えた気がする。

 

 想像以上に関係性が酷くないですか!?いや、まぁ、虐待とかよりかは遥かにマシですけど!!

 ・・・・確かにこれは1人で行きたくないですね。なんなら、顔を合わせるのも辛いはずです。

 

>『初めまして、百鬼さん。俺はあやめの友達の赤月幽真です』

 

「あやめの友だちの大神ミオです」

 

「同じく、あやめちゃんの友だちの白上フブキです」

 

「霊狐の一族に、人狼族の末裔、・・・・そしてお前がそうか。よくここへ来たな」

 

>『あやめに誘われましたから』

 

「そうか・・・・もういい話は終わりだ。」

 

「っ!あなた!あやめのお師匠様じゃないの!?なんで、弟子にそんなことが言えるの!!」

 

「ミオ・・・・」

 

「ミオちゃん。いい。余なら大丈夫」

 

「でも!」

 

「大丈夫だから」

 

「分かったよ・・・・」

 

「次から気をつけろ。初めてだから多少の無礼は許すが次はない。そう友だちに言っておけ」

 

「っ・・・分かりました。それでは失礼します」

 

>『・・・・・・』

 

>仮にも弟子のはずなのにこの態度。一度も目を合わせようとしていない。あやめに対する態度に怒りを覚えるが今ここで感情に身を任せても意味がない。堪えよう。ただ少し気になるところがある。あやめと喋る時の声色が悲しそうに聞こえた。

 

 流石幽真くん。感情に身を任せずに堪えました。

 俺だったらミオちゃんと同じように怒ってますね。えぇ、間違いなく。

 さて、幽真くんの最後の言葉。これはスキル『状況把握』とスキル『悪意』による効果ですね。

 幽真くんは負の感情に対してかなり敏感になります。これが今後の重大なヒントになりそうですね。

 

「あやめになんであんなことが言えるかなぁ・・・」

 

>『いつもあんな感じなのか?』

 

>ご立腹のミオを見ながら、あやめに声をかける

 

「うん・・・レイさんは余が小さい頃からあんな感じなんだ。余はあの人に認められるように頑張ってきたのだが、今もこの調子だ」

 

>『親御さんはどうしたんだ?』

 

「余の両親は、幼い頃に戦争で亡くなってしまってな。引き取り手がいなかった余を引き取ってくれたんだ」

 

>『・・・・すまん。軽率なことを聞いたな』

 

「気にしなくていい。幽真は余を心配してくれてることは十分分かっている。それじゃ、余はこっちだから・・・・明日はみんなで出かけないか?少しみんなと遊びに出かけたい」

 

「白上は大丈夫ですよ」

 

「うちも問題ないよ」

 

>『俺も構わない』

 

「ありがとう。それじゃ、余達はこっちだから、幽真。また明日」

 

>『あぁ、おやすみ』

 

>あやめと分かれた。あやめのあんな顔初めて見た。・・・・・何故だ。何故あの悲しそうに笑うあやめの顔が頭から離れない。どうして何だ。何故俺はあやめを気にかける。俺はあやめのなんなのだ。

 

>分からない。

 

>≪あやめとの仲が深まった気がする≫

>≪迷い『あやめとの関係とは?』が生じた≫

 

 幽真くんに迷いが生じてしまいましたね。

 これは一種のデバフです。これが作られると、幽真くんがあまり行動しなくなってしまいます。

 早めにこれは解消しておきたい。

 では、時間も時間なので今宵はここまで




今宵も読んでいただきありがとうございます。
感想でホロメンの家族を悪役として出すのはいけないんじゃないのか?と言うご指摘があったので急遽書き換えました。以後このようなことがないようにしますので何卒よろしくお願いします。他にもいけないところがあればご指摘お願いします。
また次回お会いしましょう。
Ciao〜

ホロメンを敵役として出すのはあり?

  • あり
  • 仲間になるのならいい
  • なし

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