ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート 作:EVOL2019
スマホの前のみんな!!探検隊vs.カースドラゴンの戦いが繰り広げられているホロラバ実況はっじまるよー!!
前回は、おかゆ副隊長の危機を我らが主人公幽真くんが救うことでおかゆ副隊長を救うことが出来ました。
しかぁしぃ!!安心したのは束の間、そのままカースドラゴン戦に入った探検隊!!
何度も攻撃したのに、カースドラゴンに傷一つついておらず、ピンチに追いやられる!
そこで、幽真隊員が自分たちの攻撃がカースドラゴンの纏うオーラによって分散されていることに気づいたのだった!!
さぁ、どうなる!!第36話!!
では!ゲームへlet's go!!
>『これは、日記か?』
>机に広げられたノートのような物を手に取る。見てみると、日付けのような物に、簡易的な絵に文が綴られていた。どうやら、絵日記のようだ。
>『19〇△年×月◇日。って、これ、900年前の日記なのか・・・。』
>このダンジョン出来て900年近く経つのか?そんな前からあるというのに何故見つからなかったんだろうか?たしかに分かりにくいところに入り口はあったが、それだけじゃ、見つかるのも時間の問題のはずだ・・・。
>『そんなこと考えてる暇はないな。今はあの龍の攻略のヒントだ。』
>このダンジョンのできた経緯を知ることができれば、何かしらのヒントは得られるはずだ。
>そう思い、日記を最初から読み始める。
◇
◯月⭐︎日
お母さんが僕の誕生日に日記帳贈ってくれたから日記を書くことにしたよ。僕のために頑張ってお仕事をしているお母さんをいろいろなところに連れて行って楽しませてあげたいな。そしたら、この日記帳にいっぱいお母さんとの思い出を書くんだ。
◇
>この日記帳を書いたのは男の子のようだ。
◇
◯月◇日
お母さんが亡くなった。お医者さん曰く白血病って病気だったらしい。お父さんはお母さんと既に離婚しており、身寄りのない僕は親戚のおじさんの家に預けられることになった。
◇
>・・・・日記を書き始め、母親を喜ばせようとしたその矢先、母親は病気による急死か・・・。
この日記の持ち主の子は相当辛かったでしょうね・・・。
大好きだったお母さんが病気で亡くなって・・・読んでるだけでもこっちも辛くなってきました。
>次のページを開くと、前のページの日付と3ヶ月ほど時間が空いていた。
◇
◇月×日
天国のお母さんのために僕は叔父さんのところで小説家を目指すことにした。僕が書いた作品が天国のお母さんに知られるくらい有名な小説家になろうと思ったんだ。僕が幸せに生きているってことを母さんに知ってもらうために。
◇月◯日
小説のネタを探すために散歩に出かけた。今日はいい天気で、新しい出会いがあったらいいなと思って家を出たんだ。そしたらね。僕は卵を拾ったんだ。僕の半身くらいある大きな卵。色は白色で緑色のまだら模様が特徴的だったよ。家に持ち帰って叔父さんに聞いたら、龍の卵だって言っていたんだ。僕は龍種が好きだったからものすごく喜んだんだけど、龍は危険だから元あった場所に返せと怒られた。
◯月△日
昨日卵を元あった場所に戻したけど、やっぱり気になって今日卵の場所に訪れたんだ。そしたらね。龍の卵はまだそこにあったんだ。どうやら、母龍はこの卵を捨てたみたい。
僕は放っておけなくて、卵を一回家に持ち帰ったんだ。最初は家で隠れて育てようと思ったんだけど、龍種は成長すると個体によって大きさは変わるけどそれでも、家より大きくなることは変わりない。だから、僕は町外れの森にあった洞穴で育てることにしたんだ。
◇
>それからは卵の様子について書かれてあった。中で龍の赤ん坊が動いてるだとか、そんな成長の記録が記されている。
>数ページめぐると、龍が生まれたと書かれたページが書かれてあった。
◇
△月◯日
今日、洞窟を訪れてみると、卵の殻が少しヒビが入っていたんだ!生まれるのはすぐだと思った僕はずっと見守ることにしたんだ。数時間見守っていると卵がピキピキと音がなって、中から小さな龍が生まれたんだよ!龍って言ってもまだ赤ん坊で龍っていうよりどちらかと言うと鱗ではなく赤い毛が生えているのでフェレットのように見える。『キュぅ・・・』って泣いて雄だったから僕はこの子をキュウ太って名付けたよ!!
△月×日
今日はキュウ太が何を食べるのかを知るために、パンや肉、魚、色々なものを持っていってあげてみたんだ。キュウ太は魚を好んで食べてたよ。僕の好きな音楽を聞かせると目を細めて心地良さそうに聞いていた。
それと、キュウ太の種類を調べるとスカーレッドドラゴンって言う龍種で、凶暴なドラゴンらしいんだけど、ちっとも凶暴な素振りを見せないからきっと違うのかな?
◇
>スカーレッドドラゴンか・・・・
>『スカーレッドドラゴン!?』
>確か龍種の中に存在する希少種だったはず。全く姿を見せないせいで一部では絶滅説が上がっているが、真相は誰も知らないことで有名な種だ。
>その後も、ペラペラと読むがしばらくは龍の成長の記録のことで埋め尽くされていたが、どれも龍の好物などについてで、手掛かりになりそうなものはない。
◇
◇月×日
キュウ太とともに過ごし始めて5年が経った。僕は中学生になった。その頃には、キュウ太は僕より一回り大きくなっていて、赤い毛も抜け、スカーレッドドラゴンの名に相応しい緋色の鱗を持つようになっている。だけど、大きくなってもキュウ太はキュウ太で、いつも通り僕に甘えてきた。
最近はキュウ太の背に乗って森の中を散歩することが日課となっている。身体が大きくなった影響でキュウ太は窮屈そうなのだけど、近場にこれより大きな洞窟は見つからない。なんとかしないと・・・。
◇月◯日
叔父さんの元に届いた荷物の中に沢山の魔導石が入っていた。叔父さんは自分は必要ないからと言って魔導石を僕にくれた。もしかしたら、これで解決するかもしれない。
◇月♧日
魔導石を洞窟内に埋め込み、魔力を流し込んで空間を広げることに成功した。これで、キュウ太が窮屈にならずに済む。ついでに、魔導石を使って簡単な部屋を作り、寝泊まりできるようにした。
◇
>これがダンジョンができた経緯なのか?いや、だが、これには空間を広げただけと書いてある。
>『・・・・・カースドラゴンの放つ魔力によって、魔導石に魔力が行き渡った結果、空間が形を変えて、ダンジョンに変わった・・・のか?』
謎だったダンジョンができた経緯というのが、はっきりしましたね。
まあ、幽真くんの推測なんですけどね。
さて、おそらくこれを読み続けたらカースドラゴンの攻略方法が見えてくると思うので、読み続けたいのですが、そろそろお時間が。
では、今宵はここまで。またお会いしましょう
(早く水着回に行きたいので)失踪します
ホロメンを敵役として出すのはあり?
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あり
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仲間になるのならいい
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なし