ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート   作:EVOL2019

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(同じ展開ばっかで悩むので)初投稿です


Part.37 少年のM/悲しき別れ

 人の日記を許可なく勝手に読むホロラバ実況はっじまるよぉ!!はい、皆さん、おはこんばんにちは!EVOL2019さんだよ!!

 前回は謎の部屋に置かれていた日記を読んでダンジョンの誕生経緯を知れましたね。

 まさか、ダンジョンができてしまったのはスカーレッドドラゴンがカースドラゴンになる際に起こった魔力の暴走による物だとは・・・。

 さて、今回はドラゴンの秘密に迫っていくかもしれないので!

 ゲームにlet's go!!

 

 

⭐︎月◯日

僕の家に、徴兵の手紙が届いた。これから、他種族との戦争が激化するとのことで、満15歳以上の男子は戦争に参加させられるようだ。

この戦争で僕は命を落とすかもしれない。そう考えると、キュウ太との別れはすぐそこなのかもしれない。

 

◇月×日

今日は、戦争へと向かう日の前夜。僕は洞窟へと訪れた。キュウ太はいつもの僕と違うことに気づいたのか少し不安そうな顔を僕に向ける。

目から涙が溢れそうなのを我慢して、僕はキュウ太に別れを告げた。

キュウ太の声に後ろ髪を引かれながらも僕は洞窟を去った。

 

 

>別れか・・・。カースドラゴンについては書かれてはなかったが、ダンジョンの誕生経緯について知ることができた。

 

 戦争による別れですか・・・。

 小さい時に親を亡くし、友だちができたと思ったら、唐突な別れを突きつけられる少年。

 お嬢の時もそうでしたが、やっぱり戦争は碌なことがないですね。はぁ・・辛いなぁ・・・・。

 

>最後のページを捲ると、何やら紋章らしき物が描かれてあった。

 

>『これは、一体・・・っ!?』

 

>突然の光に反応できず、目を瞑る。

 

 

>目を開けると、白い空間の中に立っていた。

 

>『ここは・・・』

 

「ここは、いわゆる精神空間的なところじゃよ」

 

>『あんたは、依頼人のじいさん。なんで、こんなところに・・・』

 

「それはじゃな・・・」

 

>そういうと、じいさんはローブを脱ぎ捨てた。そこにいたのは、先ほどの声とは似ても似つかない若い男性の姿があった。そして、その顔は何処かで見覚えのある顔だ。

 

「僕はバシル・エナン。聞いたことあるかな?」

 

>『『僕と小さな龍』の作者・・・あ・・・いや、待て。それはおかしい。バシル・エナンが生きていた時代は1000年前だ。人族であるあんたが生きているのはおかしい』

 

「うん、そうだよ。僕は死んでる身だ。でも、未練があってあの世に行けてないんだ」

 

 あいえぇぇぇぇぇ!?幽霊!幽霊じゃったの!?

 というか、作者がご登場!?一体何故ここで出てきたんでしょうか(すっとぼけ)

 

>『未練?』

 

「キュウ太のことだよ」

 

>『あの日記・・・あんたのなのか?』

 

「ああ、そうだよ。そして、『僕と小さな龍』はフィクションじゃなくて実話を元にして書いたんだ」

 

>『そうなのか・・・』

 

「あれ?驚かないの?」

 

>『所々話の展開が似てたしな』

 

「あれま・・・・」

 

>『それで、何のようなんだ。』

 

「カースドラゴンの誕生経緯を君に話そうと思ってね。それと、攻略方法」

 

>『なんだと!?』

 

「そうだね。あれは、徴兵された10年後だったかな。僕が病に侵され、戦場離脱を余儀なくされた時、僕は、おじさんの家に帰ったんだ。その後、僕は無理を承知でキュウ太に会いにいったよ。だけど、病に侵された体は洞窟まで辿り着くことが出来ず、僕は諦めた。それに、キュウ太が10年も洞窟にいるという確証もなかったからね。

だから、せめて、キュウ太との思い出を後世に残したいと考えた僕は『僕と小さな龍』を書いたんだ。まぁ、発行当初は全然売れなかったけどね。

そして、僕は病に負け、ぽっくり逝ってしまった。」

 

>『・・・』

 

「だけど、最後にキュウ太に会いたいと願ったら、幽霊の形で僕はこの世に残った。そして、あの洞窟に行ったんだ。そしたらね。そこにキュウ太がいたんだ・・・・。」

 

>『待ち続けたのか・・・10年も』

 

「そう。キュウ太はここにいれば僕が帰ってくると思ったんだろうね・・・・」

 

>『でも、あんたは死んでしまった』

 

「その時後悔したよ。あの時、僕が諦めずに会いに行けばキュウ太と再会できたんだ・・・。思い出せば出すほどあの時の自分が憎いよ」

 

>『・・・・』

 

「そんな矢先、キュウ太の前にネクロマンサーが現れた。そして、キュウ太の体を乗っ取り、カースドラゴンへと姿を変えた・・・」

 

>『それが、誕生の経緯・・・。?。ネクロマンサーが乗っ取ったなら、何故この洞窟に残ってるんだ?』

 

「キュウ太の意地だったんだろうね・・・・赤月幽真、君に頼みがある。キュウ太を救ってほしい。最初は討伐をお願いしたのに今度は救って欲しいだなんて無茶苦茶なことを言っているのは分かっている。それでも、僕はキュウ太が苦しむ様は見たくないんだ!」

 

>『・・・・・・』

 

>これは、報酬も何も発生しないクエストだ。救ったところで俺に利益なんて生まれることなんてない。ただ、それでも、

 

>『受けるよ。そのクエスト。あんたの友だち俺に救わせてくれ』

 

>知った。知ってしまった。

 

>そして、助けたいと、思ってしまった。

 

>なら、受けない道理はない。

 

>≪クエスト『怨念に染まった龍』が『緋色の龍を救え』に変化した≫

 

>≪受託しました≫

 

「ありがとう。・・・もしかしたら、これが使えるかもしれない」

 

>『これは?』

 

「僕とキュウ太の思い出の品だ。魔除けの効果が付与されている」

 

>そう言って渡されたのは、普通のハーモニカとは異なる形をしたハーモニカだった。

 

>『ハーモニカ・・・引いたことがないんだが・・・』

 

「このハーモニカは息を吹きかけるだけで音色を奏でる。ただ、それは優しき心の持ち主でしか無理みたいなんだ。この点は問題ないよ。」

 

>『俺が心優しいって言いたいのか?』

 

「うん。だって、こんなお願い心優しい人しか受けないよ・・・・時間だ。それじゃ、キュウ太をお願い」

 

>『・・・・任せてくれ』

 

>すると、白い空間からさっきの部屋に変わる。

 

>『さぁ、行こう』

 

>ハーモニカを握りしめて、戦場へと向かった。

 

 うちの子がちゃんと主人公しとるで(お母さん目線)。うーん、カッケェ!

 やっぱり主人公はこうでなくちゃぁね!!にしても、最後に出てきたハーモニカ・・・完全にオーブニカそっくりなんですが?

 え?あの曲が聞けるんです?これは次回が楽しみになってきましたぁ!!

 では、そろそろ終了のお時間となりましたので今宵はここまで。Ciao〜




(お嬢ストーリーと展開が似てる気がして頭を抱えるので)失踪します

ホロメンを敵役として出すのはあり?

  • あり
  • 仲間になるのならいい
  • なし

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