ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート   作:EVOL2019

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(新生活が始まるので)初投稿です


Part.48 仲直り

 シリアス方面へと全力全開!!に進んでいるのに投稿が遅い投稿主いるぅ?いねぇよなぁ!!

 

 はい、ここにいます。いやぁ、やりたいことが多くなってしまうとつい(別のことを)やっちゃうんだ!!仕方ないよね?え?仕方なくない?

 投稿者ならちゃんと投稿しろ?はい、あなた方の仰る通りです。

 次回からはなるべく早くなるよう心がけるようにします。

 

 そして、前回は少しだけ問題解決の兆しが見えたかと思ったら幽真くんのシリアスな過去ですよ・・・。

 上げて落とすの好きだね、このシナリオ。俺と視聴者弄んで楽しいかぁ!?

 では、次行くゾォ!!

 

「ここは・・・・・」

 

目が覚めると知らない部屋だった。身体を起こすとはらりと額から湿っていたタオルが落ちた。

 

「そっか、僕はあの時・・・・」

 

身体の調子が悪くなって気を失ったことを思い出す。最後に感じたあの温かさは誰かが倒れそうになった僕を支えてくれたのだろう。

 

>『目が覚めたか?』

 

部屋の扉が開くとそこには、お皿の乗ったおぼんを持つ幽真の姿があった。

 

「幽真・・・・」

 

数時間前のことを思い出し、口を閉じて目線を落とした。

 

>『さっきのことか?・・・はぁ・・・とりあえず、食べてくれ』

 

そう言って幽真は僕の近くに来ておぼんをベット側のテーブルに乗せた。

 

「いらない・・・」

 

>『晩飯食ってないんだし、お腹空いてるだろ?』

 

「空いてないよ・・・・」

 

>『本当か?』

 

「空いてな・・・」

 

そう答えようとした瞬間僕のお腹から『くぅ〜』っと小さな音がなった。

 

>『強がらずに食えよ。話はその後だ』

 

「」こくり

 

僕は顔が熱くなるのを感じて、幽真から目を離し、視線を下に向けた。恥ずかしくて幽真の顔が見れない。

 

 良かったぁ。特に何もなくおかゆん目が覚めてくれましたね……。

 これで、しばらく目が覚めなかったらいろいろとやばかったですからね。主に視聴者の皆さんと私が……。

 にしても、空気が悪すぎて雰囲気が重いです。

 毎回言ってる気がしますけど、恋愛シュミレーションゲームですよね?ホロラバって。こんなシリアス全開ってあります?

 ブラックコーヒーでも緩和できないような甘々の恋愛パートを早くぅ!俺たちにくれよぉ!!(バンバン)

 

>この部屋の空気は悪くなってしまった。おかゆは静かに俺が作った卵の入ったお粥を食べている。食欲の方は十分にありそうで少しホッとした。

 

「ご馳走様………」

 

>『お粗末さま』

 

>おかゆからおぼんを受け取って机に戻す。そのまま沈黙し、部屋の中は静寂に包まれる。

 

「幽真って、料理出来たんだね……」

 

>『暇な時にやってみたりはしたからな』

 

「そっか……」

 

>会話が続かない……。いきなり本題を切り出すべきなのか。いやだが、ついさっきあんなことが起こってしまったのだ。ここは、黙っているのが得策なのか……分からない………。

 

>この状況に頭を悩ませていると……

 

「………」

 

>『!?大丈夫か!?おかゆ!?痛いところでもあるのか!?』

 

>こちらをみていたおかゆの目から涙がつーっと頬を伝っていた。急なことに驚いている

 

「え……あ、ううん、大丈夫。ちょっと自分が本当に馬鹿なんだなって、改めて分っちゃって……」

 

>おかゆも言われて気づいたのか。咄嗟に袖で涙を拭った。

 

>『?』

 

「僕が一方的に悪いのに、幽真は僕のことを気にかけてくれてる………ねぇ、なんで幽真はそんなに優しいの……?僕には分からないよ………」

 

>『…………』

 

>そんなことを考えてたんだな。おかゆ

 

>『俺は…優しくなんかない……。怖いだけだ……。また、大切な人たちが消えていくのが………』

 

「………」

 

>『俺には俺を救ってくれた恩人たちがいた。その人たちは俺を我が子のように育ててくれた。今の俺がいるのはあの2人のおかげなんだ……でも、その2人は……殺されてしまった。名前も顔も知らない何者かに………。それ以来、俺はそいつを探して復讐すると心に決めたんだ……」

 

>おかゆは俺の話を静かに聞いている。下手に肯定されるよりかは断然心地よかった。

 

>『だから、怖いんだ。また失うのが………おかゆやころね、あやめに……そして、ミオ。学園で出会って友になってくれた………それを失いたくない。笑っていてほしい。だから、危険だと分かっていても首を突っ込むんだよ』

 

「そうだったんだ……」

 

>『ま、今は力が無さすぎて守るどころか守られたりしてるんだけどな』

 

「強いね。幽真。僕よりかはずっと強いよ」

 

>『それは違うな。おかゆは全然強い』

 

「え……?」

 

>『あんな嫌がらせを耐え続けてでも、夢を叶えようと足掻こうとしてる。だから、俺やあやめ、ころねは一緒に戦ってるんだ。だから、自分を卑下するな。よし、まだ意識を取り戻したばっかだ。もう少し寝てろ。次起きた時には状況を一転させとくからよ」

 

>俺はそういうと、おぼんを持って部屋を後にしようとする。

 

「ありがとう。幽真」

 

>『気にするな。俺たちは友達だろ?』

 

「うん」

 

>『じゃ、後でな』

 

>おかゆがベッドに入ったのを確認し、俺はそのまま部屋をでた。最後おかゆの顔が赤くなっていたが大丈夫だっただろうか………。

 

>一階におりキッチンに行くと、おぼんの上に乗っていたお皿たちをシンクの中にある水を貯めていた容器につけた。自室へと入ると、ポケットからスマホを取り出し、とある人物に電話をかけた。

 

>『もしもし……レイ。俺だ。頼みたいことがある……』

 

>あの笑顔を絶対に守る。もう涙なんて流させない。

 

>机の引き出しからバッタが描かれた分厚いカード型のデバイスを取り出して、握りしめたのだった……。

 

>≪おかゆとの仲がぐんと深まった気がする≫

 

 うぉぉぉおおおぉぉぉぉんんんん!感動じだぁぁぁぁぁ!!!(チケゾー風)

 こんなの涙線崩壊もんだろうがよぉ……。

 ちょっと失礼………(鼻をかむ音)。ズビッ、

 これで幽真くんの方も気合いバッチリ、そしてここから反撃の時間だぁ!!待っとれぃ!今ムッコロしてやるからな!黒薔薇ぁ!!

 

「胸が……ドキドキする……」

 

幽真がこっちを見て微笑んだ時、一瞬頭が真っ白になりかけた。顔を触ってみれば、さっきより熱を帯びていることが分かる。

今鏡を見ればきっと自分は顔が真っ赤になってるだろうと予測できてしまうほどに………

 

「もしかして……僕………幽真が好きになっちゃったかな…………」

 

それを言葉に出した瞬間、より一層顔が熱くなった。今周りに誰もいないが、何故かとんでもなく恥ずかしくなって、布団を頭まで被ったのだった………

 

 そして、やったぜ(コロンビア)。今までなかった恋愛要素ぉ!!

 照れるおかゆんがかわいいんじゃぁ!!シリアス全開の中の恋愛要素。乾き切ってしまった体が潤いそうだぁ!!

 では、今宵はここまで。では、また次回お会いしましょう!Ciao〜!!




(バイトが忙しいので)失踪します

ホロメンを敵役として出すのはあり?

  • あり
  • 仲間になるのならいい
  • なし

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