赤の弟は白であり、歌姫達と世界に挑む。   作:剣崎雷太

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今回はヴァーリと希の戦闘をメインにします。

戦闘としては過去最長を目指してます

多分文が連続してないはず


白龍皇VS孤独の白雷

 一歩一歩が重く感じる。俺は後ろにいるにこに声をかけずに前に行く

 

「最強の白雷との戦闘か…ルシアも強かったが希が一番強いとはな」

 

白雷の能力については大体は把握しているが希がシンプルに厄介だな。雷神の刃による広範囲攻撃に高速移動、極めつけは漆黒のような性質を持つ雷…相性は最悪だな。

 

「俺の攻撃がどこまで効くのか…できれば覇龍は使いたくないな」

 

と言うのも覇龍を使いたくない理由は二つ…一つは体力の問題、今の俺でも三時間が限界だ二つ目に単純に的がでかくなる事だな。

 

「(となれば通常の禁手化で行くのがセオリーだが、相手は白雷最強…生半可な攻撃は通らないかと言って半減も恐らく通じない。打てる手がないな)」

 

無論俺も雷太との特訓やルシアのしごきを受けていたので実力は上がっているだろうが、希は規格外だしかも呪符も残っているしな。

 

「さて、どうやるか」

 

お互いが適切な距離をとる、にこは葉山が守ってくれるらしいな。俺は深呼吸をして

 

「行くぞ」

 

先手で仕掛ける、ここで後手に回ったら完全にペースをとられる。俺は禁手化して高速で向かっていく、希は会談の時のような恰好をして刀を構える

 

「食らえ」

 

魔力団を急停止して放つ、通常これでも奇襲になるのだが

 

「雷壁・鋼」

 

雷の壁!片手で出せるのか!流石に一撃は無理か

 

「なら」

 

俺は空間を利用して縦横無人に飛び回る、そして魔力団をいたる方向から飛ばす。これなら一方しかない壁でも守れないだろ

 

「雷撃消波」

 

「な…」

 

轟音がなったと同時に全方向に放たれる衝撃、俺はこの攻撃を受けたら死ぬと肌で感じて…

 

 

「終わったかな…案外早かった」

 

「ヴァーリ」

 

「(にこっちには悪いことをしたかな)」

 

「さて、あとは雷太君「をどうするつもりだ?」なんで」

 

「がはっ」

 

全方向からの雷の攻撃普通に考えれば防ぎようがない物だが、あいにくコカビエルの時に雷太が似たような攻撃をしてたおかげで対処法は知っていたが、俺は地面から起き上がり

 

「流石に吸収の能力だけを集中させるのは骨が折れた」

 

「なるほど…白龍皇の能力は、半減、吸収、反射、減少の四つで吸収だけに集中させたと、光翼から余剰分のエネルギーが出るから常に最大出力の攻撃ができる。けどまさか半減を使わずに吸収だけを使うなんてすごいやん」

 

「アルビオンの能力は相手の力を半減させて自身の力とする、この能力はいわば半減と吸収を同時に行っている、これは相手の力を下げると同時に自身の力を上げる物だが…相手の力を減少させずに技だけを吸収することだけならそう難しいことではない」

 

懸念点としては吸収の量領に光翼が耐え切れずオーバーロードしてしまう事ことだが、吸収しつつ常に放出状態にすれば少なくとも起きる可能性は少ないと判断した

 

「おかげで俺の底辺が底上げされた、だが簡単に倒せるわけではないな」

 

「当たり前だよ、ヴァーリ君は確かに強いけど雷太ほどじゃない」

 

「今はな」

 

希は黒刀をこっちに飛ばしてくる。背中の刀はあの時と同じ能力だと同じだと…漆黒と同じく切り裂きに雷かだったら

 

「アルビオン」

 

『なんだ』

 

「吸収の能力で得たものを全て鎧の強度に回せ」

 

『なるほど、防御力を底上げするのか』

 

「ああ」

 

希の刀を籠手で受けるそのまま吸収して強度を増す。

 

「(刀は全部で十二本、一本で得られる強度は+50位と考えて…おれの鎧の強度は元々が三十として一本で得られる防御は合計で80か希の攻撃力は一撃で鎧を砕くほどの物だから…攻撃力は最低でも四十以上か)」

 

俺は刀をよけながらこれからの流れを設定する。刀の数は残り11本、五本を強度にして残りを攻撃力などに回すとしても希は刀を出す?いや、出さない恐らくこの刀は布石

 

「(となると…狙いはあの技…天の光柱かあれは漆黒で防げたもの、なら)」

 

俺は刀を全て吸収して、リソースに回すことは成功した。そして

 

「いまだ!」

 

高速で希に近づく、手に魔力を集中させて、(アルビオン、頼む)

 

「食らえ!」

 

回転する量領で魔力を希にぶつけ「雷神の刃」!来たか

 

「雷牙・無天」

 

突きの攻撃を上半身を倒してよけるが魔力は…上空に行ったか

 

「これで「アルビオン!」え?」

 

俺はそのまま回転してしっぽに貯めていた魔力を希にぶつけようとする。しかも

 

「(空間の圧縮も同時に行うことでとどまっていた空気な魔力などを全て混ぜてぶつける)」

 

「は!」

 

体が悲鳴を上げない、悪いなお前たちのおかげで体が柔らかくなったんだよ

 

「こいつでどうだ!龍の尾の砲撃(ドラゴンテール・キャノン)」

 

しっぽに貯められていたものが希に向かっていく、ほぼノーガードで受ける希は驚いた顔をして

 

「きゃあああ」

 

強烈な爆風が俺たちを襲う。クッソこの衝撃は辛い。俺は吹き飛ばされて岩にぶつかる、かなりのダメージが食らうがまだ大丈夫

 

「希は「はぁはぁ」まじかよ」

 

希の方を見てると煙がまだあるが、希はまだ立っていた。

 

「呪符か、」

 

「ええ、もうひと…つの」

 

「やはりか、」

 

「やはり?」

 

「雷太が言っていた、お前は雷神の刃を「使いこなせない」ああ」

 

希は顔を俯かせてこちらに言う。

 

「どうして?」

 

「お前の性格とあってない」

 

「なんで「さみしがり屋じゃないのか」え」

 

「これは俺の推測だが、お前もさみしがり屋だろう、だからセルの抱き着き癖にも寛大なんだよ。俺なら一発殴っている」

 

「……二発殴られたけど」

 

「セルのせいでしょ」

 

 

希は空気を換えるようにして

 

「禁手化しようか」

 

「来い」

 

希は手を掲げて言う

 

禁手化(バランス・ブレイク)

 

「アルビオン!魔力を半減、反射の準備」

 

『ああ』

 

希は空気を回して竜巻のようにして自身に纏う、その時に

 

「希!」「希ちゃん」「生きてるか白龍皇」「希」「皆」

 

穂乃果たちと

 

「大丈夫」「我々も来たぞ」「はぁーい」

 

ツバサ達も来たか、でもこの状況を見てわかる通り今は最悪

 

「禁手化か、まずいな」

 

「雷太君どゆことにゃ」

 

「今三大勢力もこっちに向かってきている、そいつらにあの力を見せる事になる」

 

「強いの」

 

「強さなら元からレベルが違う、あの神器の元々の禁手化は雷の鎧をまとう物だが…希のは亜種だ」

 

『亜種の禁手化だと…聞いた事ないぞ」

 

「だろうな…来るぞ」

 

風が激しくなり雷も轟音となる、その後に全て消え去った後に

 

「何?あれ」

 

穂乃果が戦慄する。

 

「あれは」

 

ことりが驚く

 

「そんな」

 

海未が現実から目を背ける

 

「穂乃果ちゃんたちが最初に歌ってた時に着てた衣装です」

 

「確かにそうにゃ」

 

「でもなんで」

 

一年たちも受け止められないな、確かにあれは穂乃果たちの衣装

 

「雷太、あれは三人だけ「良く見ろアーサー違うぞ」え」

 

「正確には穂乃果たちの衣装に、ぼらららの衣装を合わせた奴だ。けど問題は」

 

姿を現した希を見てみると、決定的な違いがあった

 

「刀がない!」

 

「なんでないのよ」

 

絵里とにこが更に驚愕する。刀が消えた?なんで

 

「呆けるな白龍皇!ちゃんと見ろ」

 

白雷の嵐から声がかかり入れはしっかりみるこ「黒龍晩夏」なに!俺は後ろから来た雷太の攻撃をよける。希に

 

「ふふ」

 

指を動かして黒龍晩夏を打ち消す…なるほど

 

「見やすいようにしようか」

 

そしてそこには、希の身長はある

 

「雷神の刃」

 

「これが私の禁手化…白雷・雷神の大太刀、服は自分が気に入ってる服装になるのが玉に傷だけど」

 

「ことりちゃんが作った衣装になってるってことは」

 

「そういう事なんだろうが…これほどの力量なのか」

 

俺は目の前にいる存在をもう一度見る、そこには希がいるが放っている重圧は非ではないほどの物で勝てるビジョンが浮かばないほどである。

 

「(雷太と変わるか?いや俺がやるんだ)」

 

俺は禁手化を完全なものにして全身鎧をまとう、半減、吸収、反射すべてを使ってももって五分「遅いよ」

 

「このっ」

 

「白雷・魔槍」

 

希はこちらに追突の攻撃を仕掛けてきたので何とかかわしたと同時に雷の槍の攻撃が迫る。

 

「divide」

 

かわす時に触れていたので半減を仕掛けるが

 

「なに!」

 

雷の槍は半減しないでそのままこちらに来る

 

「くっ」

 

高速移動でなんと「白雷戦斧」

 

「がはっ!」

 

これは雷太の…大太刀になったことで技の威力と範囲が上がっているのか、俺は希の攻撃を魔力で防いで持ちこたえようとするが耐え切れずに受けてしまう…そして後方に吹き飛ばされる

 

「アルビオン…」

 

『鎧は半壊している、上半身に受けたからな一応背中にも鎧を張ったが焼け石に水だな」

 

「はぁ、はぁ、これほどか…白雷最強は」

 

一撃の攻撃力は確実に雷太以上になっている…しかもこれで全力じゃないなんてな、これは確かに各勢力で危険指定されるわけだ

 

「まだやるの?」

 

「なんだ戦いたくないのか?」

 

「だとしたら」

 

「戻れ」

 

「無理だよ」

 

やはりまだこっちに来ないか、けど希を取り戻すことが第一だから「雷太君を戦わせたくないよ」

 

「この山の事か」

 

「三大勢力は雷太君のせいにしてるけど…本当はウチが起こしたことだもん」

 

「それについて「そこまでだ!」!

 

俺は上空から来た攻撃を目視してその攻撃をよける。希も攻撃をよけたか

 

「ほほう、噂の雷神の刃かおいぼれにはきついのう」

 

『この声は』

 

俺たちは声をした方をみる、絵里達もある方向を見ている。

 

「魔王とその眷属か…北欧の主神様も来てるのかよ」

 

菊山が言う…冥界最強の悪魔たち、サーゼクス・ルシファー率いるルシファー眷属に主神オーディンと御つきのヴァルキリーか

 

「何様でしょうか?魔王様」

 

「やぁ絢瀬さん、僕たちは三つの目的を達成しに来た」

 

「目的とは?」

 

「まず君たちの保護…聞いてると思うが君たちの記憶の処置を施す」

 

「記憶の処置?」

 

「ああ、君たちは兵藤雷太に騙されている。彼によって学校が救われたようになっている、」

 

「理由がワカンナイだけど」

 

「西木野さん、考えてみてくれただの男子生徒が君たちのために働くかな?彼は君たちに信用を得る為にわざと学校を廃校に追い込んだんだよ」

 

「は?」

 

「じゃなきゃ、学校を救うなんて事できない」

 

「で、でも「安心してくれ、君たちの記憶が混乱しないように私たちが手を貸したことにする。それで学校も安全だ、最も男子生徒も受け入れて共学と言う形にするけど」ない…を」

 

「わからないか」

 

「アザゼル!生きてたのか」

 

「白雷は危険な存在だ、お前たちも利用して自分たちの有能さをアピールしている。お前たちを救うために必要なことだ、スクールアイドルはまぁ部活として活動していたことにするさ、大それた事をお前たちが背負う必要なんてない」

 

何を言っているんだ?何を…ラブライブは

 

「ラブライブはどうなるんですか?」

 

「なんだ小泉花陽、分かるだろ?部活の大会も俺たちが用意するさ、記憶の障害が起こらないように」

 

は?…部活?…できない…何を

 

「何を言ってるのよ!スクールアイドルは」

 

「全国にいるスクールアイドルには雷太の記憶は消す…危険な存在を世に放ってはいけないからな、ラブライブはまぁどっか会場を押さえてやればいいだろ?ただの部活の大会だ」

 

………………ふざけるな

 

「ふざけるな!なんで記憶を消されて学校を」

 

「元々白雷が起こした廃校だろ?じゃないと辻褄が合わない、いかに有名だろうと廃校から救うなんて超常の力がないと出来ねぇよ!安心しろ、また9人…おっと綺羅ツバサ達は3人だな、まそいつらで行動できる」

 

「あ「ご苦労だったなヴァーリ、こいつらはもう大丈夫だ」

 

何が大丈夫なんだ!こいつらは自分の意思でここまで来たんだぞ!それを

 

「あの…」

 

ことり

 

「なんだ?南ことり」

 

「雷太君は」

 

「ああ、化け物はちゃんと倒すぜ!封印なんて優しい物じゃないちゃんと冥府に送るさ」

 

 

雷太を

 

「他の白雷も同じくな!にしても学校を利用なんて考えたな、けどこいつ等だって馬鹿じゃねぇ歌だけでやってないんだよ」

 

どの口が

 

「じゃあ行く「いやです」高坂穂乃果?」

 

「なんで私たちの記憶を消されないといけないんですか!」

 

「お前たち「私達は操られてません」けどな」

 

「私たちは自分の意思でここまで来ました。自分たちの力で学校を救ったんです!そこにすごい力なんてない」

 

「なに言ってんだ?兵藤雷太が裏で」

 

「雷太君は私たちを助けてくれました!にこちゃんの時も、絵里ちゃんの時も私たちが喧嘩したときも「嘘言うな」…」

 

「お前達には悪いが、白雷は最悪の破壊者だ」

 

その瞬間に世界が光に包まれた、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう誰も、信じない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




確認しましたが、一応分は連続してませんね

それと和平会談の時のあああが候補に残ってて参っています(消して文字数稼ぎじゃないよ絶対だよ)

それと三大勢力の2つはまじで胸糞として書きました

次回は「夏色笑顔に激闘編」


「行くぜ!」

「ああ、最強を超える」

セルと嵐の戦闘描写を入れようかな

主人公チームの2番手(主人公の次に偉い、指示を出せる)

  • 高坂穂乃果
  • 園田海未
  • 南ことり
  • 星空凛
  • 西木野真姬
  • 小泉花陽
  • 矢澤にこ
  • 東条希
  • 絢瀬絵里
  • 綺羅ツバサ
  • 優木あんじゅ
  • 統党英玲奈
  • ヴァーリ・ルシファー

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