明日の光   作:スノーズ☆

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どーも私です2日くらい遅れましたがやっぱり今年のうちにあげたくてあげました
今年最後の回ですが、来年もドンドンあげていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします
それでは本編どうぞ!


シャス&ソルトVSマシクト

sideシャス&ソルト(シャス視点)

 

「行っくよー!」

 

マシクトがポケットから取り出した小瓶の中の水をまく

 

その水を自身の能力で渦にし周りにとどめる

 

渦の能力で1番厄介であろう海はソルトが凍らせたし凍ってないところの海には行けないように地面を盛り上がらせ行動できないようにした

 

これなら2人だし状態的にもいくら相手が格上だろうと倒せるはずだ

 

いくら状態が良くても油断はいけない。やるからにはこちらのペースにのせながら戦いたい

 

そのためにも速攻だ

俺は自身の武器の三角定規を取り出す。学校でよくある教師が使ってるでかいヤツだ

 

「“罰点”」

 

両手の三角定規をクロスさせ斬り掛かる

 

三角定規じゃ人は切れないって?そうやるために作ったものなんだから仕方がない

 

定規の先端部分がマシクトの腕にかするがあまりダメージが入ってないように見える

 

マシクトも反撃と言わんばかりに渦を飛ばしてくる

 

が、その渦をソルトが凍らせる

彼女の能力は遠距離のものでも凍らせることが出来るらしい

 

渦が凍ったことにより俺を止められるものが無くなる

 

「“減点”」

 

定規をマシクトに振るう

今度はさっきの技のよりも思い一撃を繰り出す

あの形の武器ではそんなにはやく攻撃を繰り出せないので、必然的に一撃一撃が重く、必殺の一撃となる

 

攻撃によりマシクトが後ろに吹っ飛ぶ

 

実はこの定規当たり前であるが定規で人は切れない

いや切れるんだけども一刀両断する火力はない

 

なので数メートル吹っ飛んで土の壁にぶつかったマシクトも死んではいないだろう

 

俺はこの意味のわからない集団の1人のこいつに手錠をかけるために近づく

 

「っシャス離れて」

 

「んお?」

 

俺がマシクトに近づき、あと数メートルという時マシクトが急に起き上がり俺にとびかかってきた

 

さっきの攻撃がかなり効いていたのか能力を使ってる様子がなく、ただこちらに飛びかかっただけである

 

もちろんそんな奴にどうこうされる俺ではないが今この人に攻撃を加えるのは流石にどうかと思うので1歩下がろうとするがマシクトの方がはやく俺の体に触れそうになる

 

「全くそういうのはやめて欲しいかな“フローズン”」

 

ソルトが間に割り込み能力で凍らせてしまう

 

「お、おおこれ大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だ問題ない」

 

「そうか。とりあえず手錠はつけられたが溶かせられるか?」

 

「無理我の能力は凍らせることしか出来ん」

 

「そうか。なら解けるように水にでもつけるか」

 

「そうだな」

 

 

──────────

 

sideケイ&ヨタ

 

 

ヨタの攻撃により周りの地形が変わり、キーンとした耳鳴りがやんできたころ

 

「あーあぁーーぁぁぁぁー⤴⤴」

 

「うるさいぞ!」

 

「いやだって耳がキーンってなってるんですよ殺す気ですか!?」

 

「まぁどんまい。そんなことよりも「そんなことよりも!?」俺を捕まえないでいいのか?お前今の俺大技うっちゃってうごけないぜ?」

 

「え?あ。うん。どうしよう。いや、一応仕事だし捕まえなきゃいけないのか」

 

「あーあ俺も甘ぇなこんなガキごと吹き飛ばしちゃえば捕まんなかったのによ」

 

「その割には悔しくなさそうですね」

 

「そうか?とても悔しいけどな」

 

「ごめんなさいこれも仕事だから。だから海賊ヨタあなたを逮捕します」

 

「あぁそうかよ。最後に一言いいか?」

 

「はい」

 

「お前はなんで海軍にいるんだ?」

 

「海軍が私を育ててくれたから。その恩返しです。それに“民の為”に戦えるのも誇らしいですから」

 

「お前ほんとにガキかよガキの言うことじゃねぇよ」

 

「失礼なこう見えても8歳ですよ」

 

「マジモンのガキじゃねぇか。なぁお前本当にそれはお前の本心なのか?本当に拾われたから。ただそれだけで命を賭けられるのか?」

 

「それは……でも海賊よりも」

 

「そうか?海賊は自由なんだ!なんだって出来る!それに海賊は歌うんだ」

 

「海賊以外も自由で歌うけど?」

 

「海賊だからいいんじゃねぇか。海軍と違って規則もクソもねぇ。いや、船にも掟くらいはあるが、階級やら成績やらなんやの軍よりマシだろ」

 

「そうか」

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「いや、友達と同じこと言ってるなって」

 

「海軍のお前に海賊の友人か」

 

「正確には海賊志望だけどね。だけど今の私には軍を抜けることは出来ないかな。今楽しいし」

 

「それならいい。せいぜい悔いがないように生きろよ」

 

「ありがとう。じゃあヨタさん……いやヨタあなたとそこで寝ているチウコを船まで連行します」

 

「おう。あ、そうだ一応あいつが持ってたでんでん虫であいつの仲間に電話かけとけば?」

 

「なんのために?例えばお前のことを捕まえたことにして合流したいとか言えば相手が何人いるかとかどこにいるかとか判断できるんじゃねぇか?」

 

「っそうだねやってみるよ。それにしてもあの攻撃の中ででんでん虫生きてるのかな?」

 

「でんでん虫の番号を探すんだ」

 

「はいはーい」




いかがでしたか?
今年はありがとうございました!
来年もまたよろしくお願いします!
それでは良いお年を!

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