明日の光   作:スノーズ☆

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どうもこんにちは私です
ハッピーバレンタイン!!!
という訳でしてチョコ代わりの投稿ですね
ラビィ視点のお話です
本編に入ろうとするとどうしてもこの子達が出せなくなるから今のうち沢山出したい……でもストーリー的に難しい……ならば閑話だぁ!!!
という訳でバレンタインです
それでは本編どうぞ!


閑話2 ウァレンティヌス

おはようっピョン!みんなのアイドルラビィちゃんピョン待ってたかなっピョン!今日は2月14日!の前日っピョンだからチョコ作りするっピョン

 

「そろそろバレンタインピョン私たちも一応みんなにチョコ配るピョン」

 

「ふむ、バレンタインか...そんなものやったこと無かった...いや、1度だけ昔やったような気もするが、どちらにしよもう忘れてしまっている」

 

「ソルトが誰に渡したとかは気になるっピョンけどとりあえず今は手作りでチョコ作るっピョン!」

 

「ふっ我の手にかかればこんなもの...」

 

「やめるっピョン!」「...やめて」

 

この子ソルトは何故か料理が壊滅的にダメっピョン

 

この前もお昼を作るとか言ってこの世のものとは思わざるものを作ってたっピョン

 

今回わざわざソルトを呼んでチョコ作りをしようって言い出したのはソルトの作る生物兵器でケイが殺されないようにするためっピョン

 

マヤはついでっピョン

 

「せっかくのバレンタインだひとひねり入れてみてチョコ以外のものを作ってみるか」

 

「それいいっピョン!何にするピョン?」

 

「そうだな......!!マシュマロとか「絶対ダメっピョン!」「...やめて」そうか...何故だ」

 

「いいっピョンかバレンタインに渡すものには意味があるピョン。例えばキャンディなら「あなたが好き」って意味ピョン逆にマシュマロは「あなたが嫌い」という意味に捉えられることもあるっピョン。だからマシュマロ単体はダメっピョン。中にチョコを入れるとかなら別ピョンけど誤解されないように他のにするのがいいっピョン」

 

「...マシュマロだけじゃなくグミもダメ」

 

「そうなのか......すまない気をつける」

 

「分かればいいっピョン!ちなみにチョコの意味は「あなたと同じ気持ち」っピョン!チョコは用意してあるピョンからあとは溶かして固めたりするだけっピョン」

 

「...今回はそんなに凝ったものじゃなくて簡単なものを作る」

 

凝ったものを作らない。そうマヤは言ったピョン。でも本当は「作らない」じゃなくて「作れない」っピョンチョコは贅沢品。前世と違ってそう簡単に一般人が手に入れられるものじゃないっピョン

 

したがってお金持ち達のものになるピョンけどお金持ちでもその島の位置によっては手に入らないピョン

 

この世界飛行機などあるはずもなく、海での航海は命の危険が高いピョン。そんな中で贅沢品が沢山出回ることは無いピョン

 

このチョコは奇跡的に商船から買えたピョンけど普通は一定の島でしか売られないピョン。そんなもののレシピがそう多く出回ってないピョン

 

チョコの作り方を覚えていたら良かったピョンけどそこは私も多分マヤも覚えてないから凝ったものが作れないピョン

 

残念ピョン

 

無難に溶かして固めるっピョン

 

「というわけで無難に固め直すだけにするピョン!」

 

「...賛成」

 

「ふむ。いいだろう我としてはもっとやりたいがそっちの方がいいと言うなら断る義理はない」

 

「私は反対するぞぉ。フゥ〜ハッハッハッハ〜」

 

「なんかいるっピョン!?」「......」「何奴!?」

 

「ん?自己紹介か?私の名はゴル天才天才超天才っだ!」

 

「そんなこと知ってるっピョン!今は女子達でチョコ作りっピョン!違うのは出てけっピョン!」

 

「ふむ。女性ではないとチョコは作ってはいけないのか?そんなことを言い続けてると世間に怒られてしまうぞ?今はジェンダーレスとか言うだろ?別に誰が何しようといいじゃないか。それに私も個人的に渡しておきたい奴がいるのでな」

 

「そうピョンか...でもこれは」

 

「私ならチョコを固めるだけでなくチョコクッキーやチョコケーキは勿論チョコレイ島まで作れるぞ?」

 

「最後のだけ分からなかったピョンけどチョコのレシピ持ってるっピョン!?」

 

「勿論だ。この天才に抜かりはない。バレンタインのチョコレイトそれは元々ウァレンティヌスが...いや、そんなことは聞きたくないかチョコはとある国で私始めたのが始まりだなあいつが教えてくれた」

 

「チョコの歴史とかどうでもいいっピョン。それよりレシピっピョンこれでどんなものでもできるっピョン!ゴルも混ざっていいからやり方教えるっピョン」

 

「なんだ簡単な方が好まれるのではなく料理が出来なかっただけか」

 

「お前だけには言われたくないっピョン!」「...特大ブーメラン」 「ふむぅ」

 

これでチョコ作りの土台は完璧っピョン!さっさと作って渡すっピョン!

 

──────

 

「完成っピョン!1時はどうなるかとおもってたっピョンけど以外にどうにかなるったっピョン」

 

「ふむふむ...これもこの天才のおかげだな。フゥ〜ハッハッハッハッハ~」

 

なんかうるさいっピョンけどこいつのおかげだから我慢するっピョン

 

早速味見してみるっピョンっ楽しみっピョン

 

──────

 

みんなで味見したっピョン

 

私のとマヤのそしてゴルのを食べたっピョン

 

「なんでゴルのが1番美味しいっピョン〜!?軽く落ち込むっピョン」

 

「フゥ〜ハッハッハッハッハ~料理も化学だ正しい分量正しいやり方でやればちゃんと美味しく作れるのは当たり前だ。まぁこの天才はその時の気温、湿度、気圧など全てを計算しているがなフゥ〜ハッハッハッハッハ~フゥ〜ハッハッハッハッハ~」

 

「...勝てない」

 

「こいつ...実はめちゃくちゃ有能っピョン!?」

 

「いつになったら我のを食べるんだ?」

 

「そういえば君達はソルトくんのは食べてないな。早く食べるがいい」

 

「嫌っピョン!てかゴルまだ誰のも食べてないっピョン!最初に食べるっピョン!」

 

「すまないが私はこのマスクを外せないのでな。感想を言ってくれる君達には感謝しかない」

 

こいつウザイっピョン!こいつ1発殴りたいっピョン!でもこれのおかげでここまで来れたっピョン...今回だけは許すっピョン...

 

「マヤ!覚悟決めるピョン!」

 

マヤも同じこと考えてたのか決断した目をしているっピョン

 

「早く味見してみるといい」

 

「いただきますピョン」

 

「ふむ固まったな...意識は...無いな」

 

「気絶するほど美味しいなんて...ゴルも食べてくれ」

 

「え?私はマスクを...」

 

「我はお前がどんな顔でも気にしない。さぁ早く食べてみろ」

 

「え?あっちょっ...能力使わないで...さすがに勝てな......グワァァァァァァ」

 

──────

 

「なんか...すまなかった」

 

「いいんだ...弱い私が悪い...だがこの顔の事は誰にも言わないでくれ」

 

「それは分かっている...本当にすまない...今度埋め合わせをしよう」

 

「それは助かる...それにしてもこの騒ぎで起きないとは...こいつらの料理耐性がないのか君の料理が劇薬なのか」

 

「我の料理がそんなに酷いなんて...ならば何故ゴルは平気なのだ?」

 

「私の体には毒への耐性がついているからな」

 

「ど、毒って...」

 

「それよりも早く手当しないと最悪死んでしまうかもしれない...喋る前に診察を開始するぞ」

 

──────

 

「命に別状はないようだ」

 

「当たり前だろうチョコで人が死んでたまるものか」

 

「仕方がないラビィ君達が起きる前にラッピングなどをしといてやるとするか」

 

「勝手にやっていいものか?」

 

「嫌なら自分のだけやるといい」

 

「そうかなら始めよう」

 

──────

 

おはようっピョン!みんなのアイドルラビィちゃんピョン!いつの間にか寝てたっピョン?何があったっけピョン......そうピョン劇薬食わされたっピョン。不味いピョンあれからどれだけ時間がたったピョン?ラッピングとかその他諸々しなきゃ不味いっピョン

 

まずは起きるっピョン

 

どうやらここはベッドの上らしいピョン

隣にはマヤも寝て...あっこれ起きてるっピョン

 

どうやらマヤも今起きたらしいっピョン

 

こっち見て助けを求めるなっピョンどうしようもないっピョン

 

「とりあえずチョコ見に行くっピョン」

 

 

 

ベッドから起きてその部屋を出てから気づいたけどここは医務室だったピョン

 

運んだのはおそらくソルトとゴルピョン

 

なんでソルトはあれ食べて平気っピョン?きっと舌も馬鹿なんだっピョン

 

 

 

医務室から出て調理場に行くと、そこにはゴルとソルトが座って話している最中っピョン

 

「おや、ラビィ君にマヤ君おはようございます。よく眠れましたか?」

 

「我のせいですまないことをした」

 

「大丈夫っピョンそれよりチョコは」

 

「安心しろ既にラッピングして冷やしてある」

 

「良かったっピョン...見ていいかっピョン」

 

「どうぞちなみにやったのは私だ」

 

「じゃ遠慮なくっピョン」

 

冷蔵庫の扉を開けると、そこに私とマヤが作ったであろうチョコが入っているピョン

 

ご丁寧に作ラビィと言う張り紙ついているっピョン

これを剥がすと綺麗にラッピングされたチョコとご対面っピョン

 

私の方は可愛いピンクのラッピングがされているピョン

 

可愛いっピョン

 

 

───翌日───

 

おはようっピョン!みんなのアイドルラビィちゃんピョン

 

今日はバレンタインピョンみんなにチョコ配るピョン

 

とりあえず1人づつ行くピョン。マヤとソルトとは別行動ピョン

 

ゴルはどっか行ったピョン

 

とりあえずそこら辺にいる人を...

 

あっだれかいるピョン

 

あれはシャスっピョン

 

「ハッピーバレンタインピョンチョコあげるっピョン」

 

「ん、あぁありがたく受け取っておこう」

 

全くシャスは反応が面白くないっピョン

 

 

まぁいいピョンシャスには期待してないっピョン

 

次行くピョン次

 

「ガクーチョコあげるっピョン」

 

「ありがとうな!休憩時間に食べるよ」

 

こいつはこいつで真面目すぎるっピョン。いつまで書類整理してるっピョン?私だったら頭破裂するっピョン

 

というか業務が時間で分けられてないのに休憩時間しっかり決めてるピョン?ほんと無理っピョン

 

そうだ私の仕事こっそりと混ぜとこっピョン

 

「見えてるぞ」

 

「しっしらないっピョン!」

 

逃げるが勝ちっピョン!スタコラサッサっピョン

 

 

 

「言ってくれればいいんだけどなぁ」

 

 

──────

 

次ピョン次

 

ウッズピョンあいつなら面白いリアクションを期待できるっピョン

 

「というわけでウッズチョコあげるっピョン!」

 

「ありがとうなw」

 

「あれれ意外と反応が普通っピョン」

 

「おいおいおいおい俺をなんだと思ってるんだよwまぁそう思われてても仕方がないがwもう2人分貰ってるんだよwだけどなあいつら渡し方が独特というかw......個性的でなwやっと普通な感じでくれたなとw」

 

「どんな感じっピョン?」

 

「「......貴方じゃない」と「ふっ我からの慈悲だ」だぞw?まとも枠はいないのかよ」

 

「それは私っピョン!あとゴルもチョコ作ってたけど貰ってないっピョン?」

 

「野郎からはいらねぇよwそれにしてもあのゴルがか...何かあったのかw?」

 

「知らないっピョン。まだみんなに渡しきってないからもう行くっピョン」

 

「おうw気をつけていけよw」

 

「はーいピョン」

 

────

 

あとはケイだけっピョン

 

お楽しみは最後にって言うピョン

 

じゃお邪魔しますっピョン!

 

────

 

私はケイの部屋になんて入ってない

 

見てもない

 

あんな狂気知らない

 

うん知らないっピョン

 

マヤ、それは無いっピョン

 

チョコは体に塗るものじゃないっピョン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────

 

あ〜疲れたぁ

 

こんな事務仕事でも長時間やってると疲れるもんだなぁ

 

この狭い部屋ではそんなに動くことも出来ないし久しぶりに散歩でも行くとするか

 

この部屋も紙類が増えてきてしまったしそろそろ片付けないとな

 

それにしてもこの前あいつがくれたこの金魂何に使うんだ

 

あいつが持ってきたものにハズレはないそれは事実だが使い方もわからん物なんてどうしようもないぞ?

 

ん?なんだこれ、転送した痕があるな

 

あいつからの贈り物か......

 

中身はチョコか......そういえば今日はバレンタインと言うやつだったな

 

俺には関係ないリア充共の日だと考えていたがついに俺にもチョコが来るのか

 

送り主があれなのは少し嫌だがチョコには変わりない

 

1つじゃなくて2つあるな

 

なになに?「仲間が作ったものだ食べてみてくれ」

 

面白そうだな先に食べてみるか

 

そうして1人の男は意識を手放すことになる

 

後日その男は呟いたという

 

「やっぱりあいつはクソ野郎だ」

 




いかがでしたか?
ちなみにラビィはその後ちゃんとケイにチョコを渡せました
ケイに渡した時にはげっそりとしていたらしいです(ラビィ談)
それではまた会いましょう!

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