ありふれない名も無き英雄は世界最強(本編一応完結)   作:紅しげる

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あ、ちなみに密かに作っていたヤツ↓
https://syosetu.org/novel/277438/


番外編の迷宮で零達が戦っている間地上組は

零達が入っていった間、ミュウや、ミレディ達は何をしていたのか………

 

「何千年も外に出てなかったから知らなかったけど、こんなに色んな物が売ってるなんて!」

「ハムッ♪」

「屋台の物全部買えるほどお金あるから、心配せずに楽しんでってくれ!全部、(しげる/零)のお金だけども」

「それ大丈夫なの?」

 

神羅のお金ではなく、零のお金だと知ると、あまり買わなくなった。

 

「ここの下にオーくんの……」

「……やっぱり会いたい?」

「それはもちろん。……だけど、もう会えないから」

 

そんなミレディの目には少しだけ涙が溜まっていた。

 

「………いや、会えるよ」

「え?」

「主の事だから、会わせてくれる。あの人は約束は絶対に守る男だから……すべてを捨ててでもね」

「でも、会うとしたらアイツを倒したあと……かな、今は合わせる顔がないから」

 

そう言って、ミレディはミュウ達のところへ行った。

 

「合わせる顔がない………か、主は()()()に合わせる顔はあるのかな」

 

神羅は誰にも聞こえないような小声でそう言った。

 

「ねぇねぇ!ミレディお姉ちゃんは、パパのガールフレンド?」

 

突然ミュウがそんなことを言い始めた。

 

「違うよ〜?」

「じゃぁパパのガールフレンド?」

 

今度はミャミャがそう言った。この二人はどこでガールフレンドなんて言葉を覚えたのだろうか。

 

「「それじゃぁレイおじちゃんのガールフレンド?」」

「ま、まぁ〜……そうなるかな?」

「主よ…地上でも主の恋人が増えていきます」

 

そんな事をしていると、ティオがパンを買って帰ってきた。

 

「ティオお姉ちゃん、何食べてるの〜?」

「ムゥ〜?パンと言う食べ物じゃ、ミュウもミャミャも食べてみるかの?」

「「食べる〜!」」

 

ティオは買ってきたパンを少し千切ってミュウとミャミャに渡した。

 

「ティオが変態じゃなくてよかった……もし、変態だったらD4で消し炭にしてかもしれない……」

「D4って、零達が何か騒いでいたヤツ?」

「そう。そのD4だ」

「ふぅ〜ん、どんな物なの?」

 

ミレディにそう言われ、1から説明するか迷った神羅はこう言った。

 

「偽神を一発で消すほど」

「え、ナニソレ最高じゃん」

 

実際そうだろう。ウルトロイドゼロのD4は無理だったかも知れないが、デストルドスのD4では偽神に勝てるだろう。

 

「あと、主様なら神代魔法を手に入れずとも倒せるんだけどねぇ〜」

「そうなの?!じゃぁなんで倒さないの?!」

「……多分、神代魔法って言うのを全部集めたいんだと思う」

「ふぅ〜ん」

 

神羅は嘘は一つも教えてない。嘘は言っていないが、少しだけ隠している。その隠し事を言うのは別の話

原作だと香織一回死んで蘇ったけど……

  • 原作通り香織一回死んで蘇らせよう。
  • 雫に一回死んで蘇らせよう。
  • 二人共生存

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