発狂より狂気行動優先のTRPGリプレイ   作:狼と月の間

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このリプレイには以下の内容が含まれています。
・身内卓
・ハウスルール使用
・KP若干のガバ(いつもの)
・頭の中は演技派
それでも大丈夫な狂人だけ見てください。


七刻キザミ #1

〜通話枠〜

 

ベター「はい、今此処にいる人全員集合」

 

幡幡「はい!」

 

狼「……」

 

ベター「狼、無言で退出しようとするんじゃない」

 

狼「何故バレた」

 

ベター「何故バレないと思った」

 

狼「やりたくねぇよぉぉぉ!色々と疲れてるからやりたくねぇよぉぉぉ!」

 

幡幡「諦めて下さいw」

 

ベター「そもそも狂人はお前やろw*1

 

狼「カエスコトバモゴサイマセン」

 

ベター「取り敢えず推奨技能ね」

 

 

 

推奨技能

三大技能、戦闘技能、心理学

 

 

 

ベター「あとは……兄弟関係兼継続とかかな?」

 

幡幡「兄妹関係のキャラシは持ってないです……」

 

狼「俺はある。貸すよ」

 

幡幡「申し訳ないです……ってこれ不味くないですか?」

 

狼「ん?どこが?」

 

幡幡「イヤイヤイヤイヤ」

 

ベター「……取り敢えず狼から」

 

狼「へーい。名は『七咲 白朝(シチサキ ハクチョウ)』事務所「白朝ノ記(シラアサノキ)」を経営している私立探偵で長男。普段は温厚で優しい性格だが、依頼や状況が悪化すると思いっきり変わる。幼い頃に父母、そして姉妹の家族5人で過ごしていたが、21歳の時、突如謎の放火により父母2人が焼死。絶望と対面しながらも父の元の仕事、探偵を受け継いでいる」

 

ベター「……<追跡>が高いねぇ。使う予定は無いと思いたいけど」

 

狼「仕方ねぇだろ。継続キャラなんだから」

 

幡幡「……」

 

ベター「で、幡幡のキャラシは……」

 

幡幡「えーと『七咲 深夜(シチサキ シンヨ)』って名前かな?」

 

狼「アッテルヨ」

 

幡幡「で、「亜都場(アトバ)大学」に通う教授で白朝の姉。幼い頃に家族5人で過ごしていたが、22歳の時、突如謎の放火により父母2人が焼死し、悲しみに暮れた深夜に座散乱木*2に励まされ、人を助ける為。社会に貢献する為に大学教授に就任し、家は白朝の事務所で過ごす事になった。って書いてある……」

 

ベター「1つ聞いていいかな狼?」

 

狼「はい」

 

ベター「何故……クトゥルフ神話技能が67も有るん?

 

狼「あ〜……魔道書4冊読んだり、クトゥルフと戦ったり、ミゴに頼み込んでシアエガを帰らせてもらったり色々……

 

幡幡「だからSAN値がピンチ(32)しかないんですね……」

 

狼「ソウナンダヨ。始めは『何コレ?』で始まって興味本位で読んだらゴリッと減った()」

 

ベター「何か……苦だな」

 

狼「ソウ」

 

幡幡「ま、まぁ気を取り直していきましょうよ!」

 

ベター「……えー、オリジナルシナリオ『七刻キザミ』始めます」

 

 

 

季節は夏。商店街の路地裏にある『白朝ノ記』にて探索者達は最近依頼が来ない事なのか事務所でまったりしてます。

 

深夜「んんっ……くぁぁぁ……」

 

白朝「ん、おはようさん」

 

深夜「おはよう白朝……今何時……?」

 

白朝「午前9時。休みだからって寝過ぎじゃねぇか?」

 

深夜「今日休みでしょ……長く寝てても良いじゃん……」

 

白朝「そうだな……目覚めの珈琲は如何?」

 

深夜「貰う……くぁぁぁ……」

 

では、そこにカランカランと音が鳴り扉が開く。どうやら君達の妹『七咲 正葉(シチサキ ショウハ)』だ。

 

正葉「ただいま〜。あ、姉さん、おはようございます」

 

白朝「おかえり、正葉」

 

深夜「おかえりぃ……」

 

正葉「今起きたんですか……?」

 

白朝「休日だから寝かせて良いさ、休日だから」

 

正葉「え?どういう事ですか?」

 

白朝「後で仕事を手伝って貰えれば良い話」

 

深夜「ヒエッ」

 

正葉はクスクス笑いながら荷物を置いて、2人に言う。

 

正葉「取り敢えず私は仕事が有るので、午後10時位には戻ります」

 

白朝「分かった。気をつけなよ」

 

正葉「はい」

 

カランカランと音が鳴り、正葉は出て行った。

 

深夜「さて……と、珈琲飲んで頑張りますか」

 

白朝「燃やすなよ?」

 

深夜「燃やさないよ!?」

 

 

 

30分後。カランカランと音が鳴る。

 

深夜「……お客さんかな?」

 

白朝「俺が出る。深夜も来い」

 

深夜「わ、分かった……」

 

では白朝は事務所の扉を開けると、そこに立っていたのは女子高生だった。

 

???「す、すみません……さ、白朝ノ記探偵事務所は……こ、此処でしょうか……?」

 

身体は若干震えており、怯えた声で小さく言う。

 

白朝「そうだが……」

 

???「し、七咲……白朝さんは……い、いらっしゃいますか……?」

 

白朝「私ですけど?」

 

???「あ、あの……実は……依頼の件で……ここに……

 

すると急に貴方の方へ倒れ込む。

 

白朝「抱えますよそりゃ。おい、大丈夫か!?」

 

どうやら気を失ってる様だ。

 

深夜「白朝……?どうかしたの……?」

 

白朝「分からん……急に気を失って……取り敢えず中に運ぶぞ。手伝ってくれ」

 

深夜「う、うん……」

 

では2人で運ぶんだけど、ここで<アイデア>の半分を振って貰おうかな。

 

 

白朝 <アイデア>1/2判定

成功率40% → 67失敗

 

深夜 <アイデア>1/2判定

成功率40% → 77失敗

 

 

分からなかったかな。

 

深夜「当たれば良かった……」

 

白朝「当たれば……?」

 

ダイスの運だから仕方ないよwでは、気付かずに事務所内に運んでソファに寝かせる。このまま時間飛ばすけど何か調べることある?

 

白朝「あ〜……近々の事件とか怪奇現象について調べたい」

 

では<図書館>ロール。

 

 

白朝 <図書館>判定

成功率65% → 87失敗

 

 

白朝「全く分かんなぁ」

 

深夜「手伝いますよ?」

 

 

深夜 <図書館>判定

成功率75% → 15成功

 

 

成功した深夜。そう言えば最近、正葉の病院で夢遊病を訴える人が多いと分かる。さらに<医学>判定どうぞ。

 

 

深夜 <医学>判定

成功率65% → 41成功

 

 

患者の大半は成人以下。例えば子供やら学生やらが多い。

 

深夜「子供や学生……」

 

白朝「ロリとかショタとか?」

 

おいやめろw

 

白朝「wwwww」

 

深夜「唐突にwネタかまさないでよw」

 

白朝「知るかァ!w」

 

 

そんな事もあって時間が経ち、気絶した女子高生は目を覚ます。

 

深夜「……あ、目が覚めましたか?」

 

???「あれ……私……ここは……?」

 

白朝「事務所ん中だ。体調は大丈夫か?」

 

???「はい……確か……事務所前で白朝さんに聞いて……急に眠気が来て……はっ!?す、すみません!はしたない姿を!」

 

白朝「大丈夫だ。深夜で慣れてる」

 

深夜「寝癖とか寝衣が(はだ)ける時とか有るから……って何言わせんの!?」

 

白朝「とまぁさて置いて、依頼とは何か聞こうじゃないか」

 

深夜「無視!?え、無視!?」

 

???「あの……触れてあげた方が良いんじゃないですか?」

 

白朝「分かった。良し来い深y」

 

 

深夜 <キック>判定

成功率69% → 66成功

ダメージロール1d6 → 6

 

 

深夜「うりゃぁぁぁぁぁ!

 

白朝「ノォォォォォ!」(残りHP5)

 

 

白朝 <ショックロール>判定

成功率50% → 67失敗

 

 

白朝「わ、我が生涯に……一片の……悔い……無し……」バタッ

 

深夜「や、やり過ぎた!?白朝、しっかりして!?」

 

???「だ、大丈夫ですか!?白朝さん!?」

 

幸先から悪い事しか起きねぇじゃねぇか!w

*1
とある卓で狼は戦闘狂と認定されている。

*2
ササクレのPC。薬学が脅威の92振り。




キャラ紹介
七咲 深夜 職業:大学教授
STR8 CON9 POW12 DEX12
APP15 SIZ10 INT16 EDU15
HP10 MP12 SAN60 IDE80
幸運60 知識75 DBなし

技能一覧
回避74 キック69 応急手当38 隠す16 隠れる72 聞き耳75
忍び歩き74精神分析41 図書館75 目星70 信用55 英語68
医学65 オカルト54 クトゥルフ神話67 心理学40 電子工学61
博物学50

武器
辞書 <こぶし> 1d4+db 射程距離タッチ 回数1 耐久1
装甲として扱う場合は1の装甲になるが、幸運に成功しなければならない。

持ち物
バック 医学本 電子工学本 携帯電話
管理の刻印*1 写真*2

プロフィール
「亜都場(アトバ)大学」に通う教授。白朝の姉。座散乱木 亜月とは仲が良く、情報提供役として役立っている。
幼い頃に家族5人で過ごしていたが、22歳の時、突如謎の放火により大学に居た深夜と依頼中の白朝。そして正葉を除く父母2人が焼死。悲しみに暮れた深夜に座散乱木(この時24歳)に励まされ、人を助ける為。社会に貢献する為に大学教授に就任し、家は白朝の事務所で過ごす事になった。

神話生物「クトゥルフ」に対して策略を練り、抹殺した事が有る。魔導書4冊に対して驚異の読解力により49のクトゥルフ神話と多くの呪文を獲得、しかもクリア報酬で10獲得してそして色々獲得し現在のクトゥルフ神話が67と言うヤバい方。

最近ではオカルトを学び、異様な物体等には興味を示す様になった。

白朝豆知識:お酒は滅法強い方。

*1
「楽しい食事」の報酬。心臓に刻まれた数字の刻印 効果:技能ポイント+100 ダメージボーナス+2 ステータス減少合計3 デメリット:シナリオ開始毎-5 SAN値報酬半減 シナリオ終了毎HP-1

*2
酒飲み仲間の写真。これを見ると暖かくなる。CON+1


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