親友枠が欲しかったのはバッドの時の語り部が欲しかったからだったりする。
今回はヤンデレ成分少なめかも。
「はーい、じゃあ、体育祭の種目決めとけよー」
再来週に行うという体育祭。その種目決めをするみたいだ。····なんでか分からないけど、花咲川と合同でやるみたいだ。なんでも、日菜さんが花咲川に挑戦状をたたきつけたらしい。···って、有咲が言ってた。···俺、胃薬が欲しくなりそうだ。
「「「·····」」」ガタッ!!
「え? 何が始まんの?」
担任の雑振りによって立ち上がって俺を見る女子たち(親友の彼女除く)····まあ、何が起きるのか分からないんですけどね。いや、ヤンデレどもがいないだけマシなんだけどさ。
「いや、お前、わかんないの?女子は全員お前狙ってんだぞ?···気づいてないのか。鈍感ヤロー」
「え、ちょっ、どういうこと!?説明してくれよ大地!」
女子全員狙ってるってどういうことだ!意味わかんないよ!あ、大地ってのは今話してる親友の名前ね。広島のあの鯉の球団のエースじゃないよ?こいつ地雷バラマキマンだけど天才でなんだかんだいいやつなのが腹立つ。ついでに彼女持ち。ふざけてんのか。
「いや、お前さ、自分がどれだけ大物か分かってんの?」
「ふにゅ?」
そこ、可愛くないとか言うな。実際可愛くないけどさ。
「将来的に億稼ぎそうな奴に媚び売るの当たり前だろ?どのスポーツ界隈からも注目されてる変態はお前だけだよ」
うるせえと言いたいが、黙っとく。はえー、あほくさ。···最近は野球界隈に目をつけられた。はぐみの時に野球部くんとやってたキャッチボールをスカウトがタマタマ見たらしい。···謎の遭遇率。ヤンデレたちに遭遇するように他の人達にも遭遇しやすいみたいだ。なんでやねん。
「俺もなんか違うことやろっかなー?野球でキャッチャーやってバッテリー組む?」
重ねて言うがこいつは天才。腹立たしいがこれがすぐできるんだよ。ちな、俺は天才じゃない。悲しいね。···天才に追い抜かれるだけの人生なんだけどね。(ボソッ)
「組まねえよ。ってかさ、なんでこんな話になってんだよ」
ほんとに。話が変な方向に吹っ飛んでんだけど。訳が分からなくなってる。
「そうだな····全部俺のせいだな!うん!」
わかってんじゃねえかコノヤロウ。ぶっ飛ばしてやろうか。縄でしばりつけとかねーとこいつ色々やらかしかねないわ。
とりあえず縄でぐるぐる巻きにしておきました。別名地雷屋だからね、しょうがないよね。
「ところでお前さ、あいつらどうすんだよ」
なんでお前は平気で喋ってんだコノヤロウって言いたいけど、ちょっくら振り向いてみる。
「えっ、なにこれは···(困惑)」
俺が見たものは獣の目をした女子一同。ハアハア言ってて怖いんだけど。目がトロンとしてる子もいてマジで怖い。
「いや、さっきからお前のことずっと野獣の眼光で見てたぞ」
「野獣ってお前な···」
あの人を思い浮かべた人は†悔い改めて†
ってか、まじでどうしよう···
「って···あれなんだ?」
大地がそんなことを言った。···ってほんとにあれなんだよ。暴走族みたいって言うか、なんかすごい格好してるよあの人たち!
「ネエカイト、アタシタチノコトバカニシタデショ?」
例の集団から聞き覚えのある女の子の声が聞こえる。···あーもうめちゃくちゃだよ(絶望)ってかさ、
「何快斗に色目使ってんの?もしかして踏み潰されたいのかしら?」By友希那
「快斗がお前らなんかに目を向けてるわけねえだろうが!」By巴
あっちでさっきまで野獣の眼光で俺を見つめてた女子たちがいつものヤンデレたちにボコボコにされてんだけど···痛そうですね。(小並感)
「カイト?ナンデアノメス···イヤ、メスブタドモトハナシテタノ?」
あはは、目の前にいるリサさんが鬼の形相でこっちを見るから恐怖に飲み込まれそうだよ。コワスンギ。あと雌豚とか言ってるけど、やってることはあんたらの方がひどいと思うのは俺だけでしょうか。
「何言ってるの、快斗くん?」
「あっ、平和な人」
ちなみに平和な人。ってのはひまりのこと。何がとは言わないけど大きいよね。そこに顔埋めたい。そんでもってスーハーしたい(変態)何がとは言わないけど俺のアレも大きくなりそう。(ド変態)
「やっぱり快斗くんも大きいの好きなんだね。有咲とよく一緒にいるから当たり前だよね!そんなに好きなら結婚しよ!」
ちょっと何言ってるか分からない。やってることがもろ地雷女なんだよなこいつ。ていうか心を読むな。気持ち悪いわ。
「するわけねえだろ巨乳ピンク娘」
「ええー!?いいじゃん!唇奪っちゃおう···か···な」バタッ
え、ひまり?なんでぶっ倒れたの?
「あーあ、抜け駆けしなきゃこうならなかったのにね。とりあえず快斗とこのメスは引っ張ってくよ」
と、ひまりが出てきたことで若干空気化してたリサさんが言う。ってかこの人、おれのことひっぱるっつった?やだよ。(断固拒否)
「引っ張りハンティング!モンス〇ースト〇イク!」
なんだ今の。そういや、作者が26の獄初クリアできてはしゃいでたわ。
「そういうのはいいわ。早く空いてる教室に向かいましょうか」
と言って友希那さんが俺の首元を持って引っ張る。正直やめて欲しい。ていうか何人いるんだ。えっと···蘭、巴、気絶したひまり、リサさん、友希那さん、日菜さんが居る。····なんでこんないるねん。クラスがめちゃくちゃだよ。
ってさ···
「いやだ!なんで空き教室なんかに行かなきゃいけないんだ!ってか、大地助けてくれ···っていねえ!」
親友くん、本名相原大地くんは何故か教室に居ない。ついでにあいつの彼女もいない。···トンズラしやがったなあの野郎。
「はーい、それじゃあ行こっか!···ニゲラレルトオモワナイデヨネ?」
あ、ハイライトがお亡くなりになりました。こうなっては詰みです。対戦ありがとうございました。快斗くんの来世にご期待ください。
「で、なんで連れてこられたんですかね?」
またしても何も知らされてない神代快斗(17)になってます。改めてだけど俺の苗字神代ってこと忘れてる人多そうだよね。覚えて帰ってくれたら嬉しいです。男泣きするわ。
「ああ、忘れてたわ。それは···」
「体育祭で学年も性別も関係ない種目ってあるじゃん?」
「ええ、まあ、ありますね」
日菜さんが好き勝手やった結果、こうなった。表向きは男女の積極的交流って意味合いだけど、この人の事だ。俺に対して何かやってくるんじゃないかって思うんだけど。 言っておくが、もう既に親友···大地と2人組の競技は出ることになってる。二人三脚とか。
「それを快斗くんと一緒にやりたいから快斗くんに選んでもらうことにしたんだ!」
「へ、へぇー···そうですか···」
俺の事情お構い無しにやってくれる生徒会長。それに同意するギャル、歌姫、ソイヤ、赤メッシュ。何してくれてんねん。
ピロン!!
「快斗のスマホ、鳴ってるわね」ポチポチ
おい、歌姫、なんで暗証番号知ってんだよ。ふざけやがって。
「えっと、なになにー?『快斗!連れてかれたけど大丈夫か?あ、種目は俺とやることになってるからな!』へー。そういうことするんだ」
「快斗、それはよくないと思うぞ?」
「あたしもそう思う。なんであんな野郎とやろうとしてんの?」
「快斗くん、これはるんっってこないなー?何してくれるの?」
「快斗、私という存在があるのになんで野郎と組んだのかしら?」
「いや、別に良くねさnいででででででででで!!」バタッ
「「「「「お仕置だね。快斗(クン)」」」」」
いつものように空き教室でなんかされた模様。目が覚めた頃には何故か女子の制服を着てるという意味不明なことも起きてました。親友は助けてくれなかったけど本番の時はなんとかなる···かも?
全話ちょっと整形しました。
ついでに親友くんの設定を追加しました。是非一読していただけたらと思います。
終わらせ方!
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バッドエンド←〇ぬ
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ビターエンド←〇ぬ
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ハッピーエンド←〇なない
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全部かけ!